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桜草 01. 第一章「僕」 僕は今日も主人に会いに行く。 高校では退屈な日々を送っていそうな僕だが、実際退屈ではない。かといって忙しい訳でもない。ゲームをしたり、音楽を聞いたり、万年筆を執ったり。ただ、普通の男子高校生と違うのは、いつも"小さな幸せ"を見つける冒険に出ているだけである。今日も"小さな幸せ"を見つけることが出来た。 主人の方へ向かう途中に長い道が1本あり、その中央に主人の店がある。今朝の風景とは一変して人通りが少ない、駅へと続く道。夕方はいつもこうだ。そんな道を今日も"歩く"。木がだんだん緑づいてきた。もうそろそろ夏の季節なのか。僕は自転車通学だから駅の方に行くのは主人に会いたい時だけ。後の店は…呉服屋さん、古びた弁護士事務所くらい。しかし、最近になって工事が進んでいる所がある。どうやらコンビニがやっと建つのだそう。その前にあったあの空き地は一体なんだったのだろうか。言ってい
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