ブックマーク / courrier.jp (19)

  • 米紙が報じる「日本の“軍隊式教育”がもたらす社会秩序とその代償」 | ドキュメンタリー映画監督・山崎エマに聞く

    人の母と英国人の父を持つ山崎エマは、程よい距離感で日社会を見つめ、ドキュメンタリー映画として記録してきた。彼女がカメラを向けるのは、教室の掃除に励む小学生や血のにじむような練習に耐える高校球児といった教育現場だ。 そうした日特有の厳しいしつけや伝統が社会に秩序をもたらす一方、そこには代償もあることにスポットライトを当てる山崎に、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が話を聞いた。 人間ピラミッドの思い出 ドキュメンタリー映画監督の山崎エマ(34)には幼少期の忘れられない経験がある。自分は膝にひどい擦り傷を負い、同級生は骨折する羽目になった人間ピラミッドだ。 大阪の小学校で6年生のころ、毎年恒例の運動会で組み体操を披露するため、同級生らと何週間も前から7段の人間ピラミッドをつくる練習をした。小さな体から血も涙も流れたが、番で成功させた達成感は計り知れず、それは「私が粘り強い努力家だと自負で

    米紙が報じる「日本の“軍隊式教育”がもたらす社会秩序とその代償」 | ドキュメンタリー映画監督・山崎エマに聞く
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    nakayossi 2024/05/14
  • ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ

    イスラエルは今後数日のうちに、歴史的な政策決定を下さなければならない。それは今後何世代にもわたってイスラエルの運命と地域全体の運命を左右しかねないものになるだろう。しかし、残念なことに、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の政治パートナーにそうした決断を下せる能力がないことは、すでに何度も示されてきた。 彼らが長年進めてきた政策によって、イスラエルは破滅の瀬戸際に追いやられている。しかし、彼らは過ちを悔いる様子も、方向を転換する様子も見せていない。このまま彼らが政権を握っていれば、イスラエルと中東地域全体は破綻するだろう。慌ててイランと新たな戦争を始めるのではなく、まずは過去半年の戦争における自分たちの失敗から学ぶべきだ。 戦争政治的目的を達成するための軍事的手段である。その成功を測るのは、目的が達成されたかどうかだ。10月7日の恐ろしい大虐殺の後、イスラエルは人質を取り戻し、ハマスの武装を解

    ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ
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    nakayossi 2024/05/01
  • ソーシャルメディアはいかにして「政治への信頼」を失墜させ、「不正と群集」に力を与えたのか | ドナルド・トランプ大統領の誕生は“必然”だった

    バイラル・ダイナミクスの時代へ 2008年以前、フェイスブックがユーザーに提示するタイムラインはシンプルだった。友達や関係各所が投稿したコンテンツが、新しいものから順に、いつまでも連なって流れてくる。量としては膨大になることも多かったが、タイムラインは他の人が投稿したものに逐一反応しているだけだった。 このシステムが2009年から変化し始める。フェイスブックが「いいね」ボタンを搭載し、ユーザーが他者の投稿を公に評価できるようになったのだ。同年、ツイッターもさらに強力な機能を導入した。「リツイート」ボタンである。ユーザーは特定の記事に対する支持を公にしつつ、フォロワーとその記事を共有できるようになった。 フェイスブックがすぐにこれを真似て「シェア」ボタンを開発し、スマホユーザーがこれを使えるようになったのが2012年のこと。「いいね」と「シェア」はすぐに、ほとんどのソーシャルメディアの基

    ソーシャルメディアはいかにして「政治への信頼」を失墜させ、「不正と群集」に力を与えたのか | ドナルド・トランプ大統領の誕生は“必然”だった
  • 【解説】ケニア「餓死」カルトの恐怖 「3月は子供が死ぬ月、4月は女が死ぬ月と決められていた」 | 「虐殺」された70人のほとんどが子供だった

    ケニア南東部シャカホラで森の中に埋められていた何十体もの遺体が発見された。「餓死すれば神に会える」と説いていたカルト教団の関与が疑われており、当局は教団指導者を逮捕して捜査を進めている。 いったい何人が「餓死」させられたのか? 地元警察が4月24日に「AP」通信に語ったところによると、73人の死亡が確認されている。さらに米紙「ワシントン・ポスト」は、シャカホラの森に近いマリンディの町の犯罪捜査当局の話として、死者のほとんどが子供だと伝えている。 マリンディの遺体安置所の職員は、同紙に匿名を条件にこう語っている。

    【解説】ケニア「餓死」カルトの恐怖 「3月は子供が死ぬ月、4月は女が死ぬ月と決められていた」 | 「虐殺」された70人のほとんどが子供だった
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    nakayossi 2023/04/26
    "生存者たちから聞いた話では、三兄弟は3月15日に教会から逃げようとして捕まり、首を絞められた
  • 「結婚祝いは弾丸」─ネオナチのリーダーに育てられた私の人生 | 父から受け継いだレイシズムを克服するまで

    自分たち以外の「家族」を選んだ父 ウエストバージニア州ミルポイントの切り立った崖の上で、ケルヴィン・ピアースはこの人里離れた地を見わたしていた。ここは、父親のウィリアムが骨を埋める場所として選んだ地だ。 父がなぜここを選んだのか、ある意味ではケルヴィンにも理解できた。ケルヴィンは熱烈なアウトドア好きだ。だから、雪が大地を覆い、肌を刺すような風が木々の間をびゅうびゅうと吹きつけてくる荒涼とした2月の日でも、アパラチア地方の神秘的な雄大さに心を打たれた。この土地に住みたくなる気持ちはよくわかる。 「ウエストバージニアは大好きです」。首都ワシントンのすぐ近くにある自宅からこの場所まで、車で4時間半の道中でケルヴィンは語った。「この地球でとりわけ好きな場所ですね」 しかしそこは、悲しみでいっぱいの場所でもあった。 1985年、父ウィリアムがミルポイントに約1.4平方キロの土地を買い、そこに完全に拠

    「結婚祝いは弾丸」─ネオナチのリーダーに育てられた私の人生 | 父から受け継いだレイシズムを克服するまで
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    nakayossi 2023/04/04
  • いま日本で消滅の危機に瀕している言語「ドゥナンムヌイ」を知っていますか | 歴史に翻弄され、抑圧されたり推奨されたりした結果…

    沖縄県与那国島で話されている「ドゥナンムヌイ」こと与那国語は、英語ドイツ語が違う言語であるように、日語とは明確に異なる言語だと言われている。しかし、与那国語を話す人は現在、わずか数百人しか残っていない。英誌「エコノミスト」が、この言語の厳しい現状を取材した。 サンゴ礁に囲まれた日の最西端、与那国島。池間龍一は、自身の母がこの地に建てた博物館、与那国民族資料館に立っていた。 大きな土器、手の込んだ籠、花柄の豪華な織物が陳列棚を埋め尽くしている。ある棚には、ボロボロになったが飾られている。「ドゥナン(渡難)」として知られる地元の言語を保存するため、池間の母親が作った辞書だ。 池間人も、この言語をいまなお話すことができる人間の一人だ。しかし、その数は減りつつある。 激動の歴史を生き延びてきた言語 与那国語は、琉球諸語と呼ばれる、琉球諸島で話される6つの言語のうちのひとつだ。沖縄を含む琉

    いま日本で消滅の危機に瀕している言語「ドゥナンムヌイ」を知っていますか | 歴史に翻弄され、抑圧されたり推奨されたりした結果…
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    nakayossi 2023/01/09
  • ロシアのプロパガンダメディアが戦勝記念日に「反戦記事」を1面に掲載した理由 | プーチン大統領は「痛々しい偏執症の独裁者」

    「私たちにできる唯一の正しいこと」 ソ連がナチス・ドイツに勝利したことを称える「戦勝記念日」を迎えた9日、ロシアの大手ニュースサイト「レンタ・ル」は、ウクライナ侵攻に異議を唱える異例の記事を1面に複数掲載した。 これらの記事では、プーチン大統領を「痛々しい偏執症の独裁者」と呼び、「21世紀で最も残虐な戦争」を始めたと糾弾している。記事を書いた2人のジャーナリストのうちの1人、30歳のイゴール・ポリアコフは、英紙「ガーディアン」にこう語った。 「今日という日に、この記事を掲載しなければならなかった。私たちは皆に、我々の先祖が当は何のために戦ったのか、平和のために戦ったのだということを、この素晴らしい戦勝記念日に思い出して欲しかったのだ」

    ロシアのプロパガンダメディアが戦勝記念日に「反戦記事」を1面に掲載した理由 | プーチン大統領は「痛々しい偏執症の独裁者」
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    nakayossi 2022/05/11
  • 小児性愛者同士のカップルに聞く「子供に惹かれるという終わらない苦悩」 | それはセクシュアリティなのか?

    ドイツではかつて、親と暮らすことができない子供たちを小児性愛者に預けるという、政府主導の恐ろしい「プログラム」が行われていた。ケントラー実験という名で知られるこのプログラムは同国の汚点であるが、小児性愛に対する国の認識は今、どうなっているのだろうか。 セックスのときは「赤ん坊のふり」 25歳のルビーはずっと、ドイツ北部の小さな村に隠れ住むようにして、苦悩に苛まれながら孤独な日々を送ってきた。彼女には秘密があるからだ。もし暴かれてしまったら、社会から排斥され、場合によっては殺されてしまうかもしれない恐ろしい秘密が。 ルビーは小児性愛者だ。 そのほとんどを男性が占めている小児性愛者の世界において、ルビーは特殊な例だろう。実際、小児性愛の治療にあたる、ある医師は、彼が診た約1万人の患者のうち、女性は3人しかいなかったと話す。 さらに珍しいことに、ルビーは同じ小児性愛者の男性と恋愛関係にある。昨年

    小児性愛者同士のカップルに聞く「子供に惹かれるという終わらない苦悩」 | それはセクシュアリティなのか?
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    nakayossi 2022/05/07
  • アダルト動画サイト「ポルノハブ」で数学を教える台湾の熱血先生がスゴい! | いっさい脱ぎません

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    nakayossi 2021/10/29
    "それに数学とポルノが無縁とは言い切れない。微分積分にエロティシズムを感じる人だっているかもしれないのだから。"
  • 「原爆の脅威」を隠蔽しようとした米軍のウソを暴き、歴史を変えた黒人記者 | 米軍に科学とファクトで立ち向かったチャールズ・ローブ

    戦後、米政府は原爆の放射線被害を否定し、名ばかりの調査団を広島へ送って隠ぺいに努めた。そんな大営発表を全米各紙が鵜呑みにするなか、ひとりの黒人記者だけは科学とファクトで当局の嘘を暴いた。彼の名はチャールズ・ローブ。歴史に埋もれたスクープ記事とその功績を振り返る。 日への原爆投下と人種の関係 「ローブが原爆投下地を考える」──。1945年10月5日付の「アトランタ・デイリー・ワールド」紙にそんな見出しの記事が載った。広島が焦土と化してから2ヵ月後のことである。 黒人新聞の世界ではローブという名前だけで読者を惹きつけるのに充分だった。 チャールズ・ローブは黒人の従軍記者だった。第二次世界大戦中に彼が書いた記事の数々は全米黒人新聞協会を通じて全米各地の新聞に配信されていた。 ローブが冒頭の記事で伝えたのは、原爆で放出された死の放射線が、いかに広島市民の身体を蝕み、殺したのか、ということだった

    「原爆の脅威」を隠蔽しようとした米軍のウソを暴き、歴史を変えた黒人記者 | 米軍に科学とファクトで立ち向かったチャールズ・ローブ
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    nakayossi 2021/08/15
  • 「最も醜い」言語は? グーグルの検索結果が回答してしまう | インド南部で話者数千人の「カンナダ語」

    想像してほしい。「日語は醜い言語だ」と決めつけられたらどう思うだろうか? 実際にそんな出来事がインドのある言語に降りかかった。 「言語に対する暴言は苦痛」 他言語国家のインドには、少なくとも30以上の言語があるとされる。そんな同国で、「インドで最も醜い言語は何か?」とグーグル検索したところ、アルゴリズムによって質問に対する回答を表示する強調スニペットにインド南部で数千万人に話されている「カンナダ語」と表示されたという。 インドの英字紙「タイムズ・オブ・インディア」によると、「インドで最も醜い言語」としてカンナダ語が表示された件について、話者が多く住むカルナータカ州政府はグーグルに対して法的通知を行う、と発表した。 Home to the great Vijayanagara Empire, #Kannada language has a rich heritage, a glorious

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    nakayossi 2021/06/12
  • 「マイム・マイム」の「マイム」って何? | ユダヤ人が驚愕する”ニッポンの不思議”

    ♫ マーイム、マーイム、マーイム、マーイム! マイム、ベッサッソン! このメロディー、みなさんわかります? きっと、ほとんどの人が歌えますよね。 なかには「踊れる」って人も多いでしょう。 でも、日人の大半がこの曲を歌えるってことが、海外の人々の目にはとっても奇異なものとして映るようです。 どういうことかって? こういうことなんです。 「大真面目に、なんと日では誰もが『マイム・マイム』を知っている」 そう驚きを隠さないのは、米「Tablet(タブレット)」の記者だ。 タブレットは、2009年に米国で設立されたウェブマガジンで、ユダヤ人向けのニュースを専門に配信している。 そんなウェブマガジンが、なぜ「日人とマイム・マイム」について報じているかといえば、「マイム・マイム」がイスラエルの歌だからだ。 ユダヤ教徒の歌がどうしてこんなに日でポピュラーになったのか、その歴史を追ってみよう。 「

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    nakayossi 2021/06/05
  • 中国政府にすり寄るアップルは、検閲に協力し、アプリも削除している | アップルはデータのセキュリティを売りにしているのに

    そこでは中国政府の職員がコンピュータを物理的に管理している。アップルが他国で使用していた暗号化技術は、中国政府が許可しないために使うのをやめた。さらに、コンピュータに保管されている情報を解除するための電子鍵は、データセンターに保管されている。 紙「ニューヨーク・タイムズ」は、アップルの内部文書を閲覧し、17人の同社の現役あるいは元社員と4人のセキュリティ専門家へインタビューを重ね、そして5月前半にアメリカで行われた不当解雇に関する裁判で提出された書類も閲覧した。それらはクックが中国でビジネスをするために行った妥協について、貴重な洞察を与えてくれる。 これらの資料には、中国当局からのエスカレートする要求にアップルがどのように屈してきたかについて、過去に報道されたことのない側面を多く含む、広範な内部情報が含まれていた。 約20年前、クックはアップルのオペレーション・チーフとして、アップルの中

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    nakayossi 2021/06/03
  • 中国の奇習「纏足」とは何か? 106歳「最後の纏足女性」が“素足”を晒して証言 | 中国ニュース拾い読み 

    女児の足を縛って、人為的にその発達を抑える中華民族特有の風習「纏足(てんそく)」。女性の性的魅力を高めるとして、20世紀中頃までおこなわれていた習慣だが、今、「最後の纏足世代」が急速に姿を消しつつある。高齢となった彼女たちが、自らの生涯と纏足について語り始めた。 そもそも纏足とは何か? 中国では一般に「小脚(シァオジァオ)」とも呼ばれる纏足は、幼女の足首から先を布できつく縛って足の成長を阻害し、故意に小さく変形させる奇習だ。纏足をされた女性は、生涯にわたり歩行困難を強いられる。 纏足するには、女児が4~5歳になると長さ約3mの帯状綿布で両足の足首から先をそれぞれきつく縛り、発育を故意に抑える。施術中の女児は高熱を発するため、纏足は秋におこなわれた。女児は麻酔代わりにアヘンを吸わされた上で寝台に固定され、親指を除く8の足指を内側に強く折り曲げられ、時には舟状骨や距骨など足の甲の骨を石で砕い

    中国の奇習「纏足」とは何か? 106歳「最後の纏足女性」が“素足”を晒して証言 | 中国ニュース拾い読み 
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    nakayossi 2021/05/28
    結構最近までつづいていたのか…。
  • 「人が右傾化するのは孤独だからです」人気経済学者が説く“右派政治家に利用される人々” | 右派政治家は孤独感に巧みにつけ入る

    イギリスの経済学者ノリーナ・ハーツは、各国の右派有権者へのインタビューを重ねた結果、右派の人々は強い孤独感を抱えていることに気づいた。そして、右派政治家は彼らの持つ孤独感を巧みに利用しているが、それに対抗する方法もあると言う。 右派の人々が持つ強い孤独感 数年前、イギリスの経済学者・作家のノリーナ・ハーツは、イギリス、フランス、アメリカにおける右派有権者へのインタビューを始めた。「そのなかで繰り返し聞いたのは、右派の人々が孤独を強く感じているということでした」とハーツは述べた。 これらのインタビューを元に、ハーツは『孤独の世紀─引き離された世界で人間のつながりを取り戻す方法』(未邦訳)という書籍を出版した。 「孤独とは、広義には、友人や家族との親密な関係を強く望んでいるのに断絶されていると感じること、そして雇用主や政府からも見放されたと考え、自分は誰からも関心を持たれず、サポートされていな

    「人が右傾化するのは孤独だからです」人気経済学者が説く“右派政治家に利用される人々” | 右派政治家は孤独感に巧みにつけ入る
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    nakayossi 2021/05/05
  • “ゾロアスター教”はなぜ滅びゆくのか─敬虔だった祖父が「地獄に落ちた」と言われて | 急激な信徒減少の背景に何が?

    インドのゾロアスター教の家庭で生まれ育った母と、異教徒の父のもとに生まれた筆者。一族で最後のゾロアスター教徒となった祖父の死をきっかけに、彼は自らのルーツを探るため、インドへと向かうことを決意する。 しかし、旅を通じて出会ったこの宗教の神官や信者の言葉に、彼は戸惑うことになる。神官たちの言うとおり、祖父は死後に地獄へ落ちてしまったのか。そして異教徒との間に生まれた自分は、永遠に神殿にすら入ることを許されないのか。 ゾロアスター教をめぐる筆者の旅の記録を、3回にわけてお届けする。

    “ゾロアスター教”はなぜ滅びゆくのか─敬虔だった祖父が「地獄に落ちた」と言われて | 急激な信徒減少の背景に何が?
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    nakayossi 2021/05/05
  • ピケティの弟子ガブリエル・ズックマンが語る「平等の国アメリカが『格差大国』に堕ちた理由」 | 米大統領選の鍵を握る気鋭の仏経済学者インタビュー

    『21世紀の資』で知られるトマ・ピケティに師事し、アメリカ富裕層が巨額の脱税を犯しているという実態を暴いたフランスの若手経済学者ガブリエル・ズックマンが、新著『不正の勝利』を11月に出版した。かつて世界で最も平等な国のひとつだったはずのアメリカで格差が拡大している理由や、それを改善する富裕税の論拠などについて仏紙に語った。 1930年代のアメリカの所得税は90% カリフォルニア大学バークレー校の経済学教授ガブリエル・ズックマン(32)は、いま世界で最も注目を集める経済学者のひとりだ。博士論文の指導教官は『21世紀の資』(みすず書房)で知られるトマ・ピケティ。 ズックマンは、2020年の米大統領選で民主党の候補者指名の獲得を目指すバーニー・サンダースやエリザベス・ウォーレンに経済政策面でアドバイスをしている。2019年10月、同僚のフランス人経済学者エマニュエル・サエズとの共著『不正の

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    nakayossi 2021/03/10
  • 「セルビア共和国」で物価安に驚く! | 日本から遠く離れた国に日本を大好きな人たちがいた

    ヨーロッパ旅行の超穴場「バルカン半島」の3ヵ国を、クーリエ・ジャポン特派記者がハードスケジュールで一気に回った。、絶景、歴史、そして人の尽きせぬ魅力を、前後編にて報告する。 「バルカン」をめぐるプレスツアーがあると知人から知らされて、反射的に「行きたい!」と手を挙げていた。 セルビア、モンテネグロ、アルバニアの3つの国。 いずれの国も日では単独で旅行ガイドが刊行されていない。旅行代理店催行のツアーもほとんどない。紙の刊行物では唯一『地球の歩き方 中欧』に、オーストリアなど15ヵ国と一緒に数ページ程度掲載されているだけ。 ほとんどの日人が行ったことのない“ディープ・ヨーロッパ”。それがバルカン半島だ。 私が参加したのは、3つの国を8日間かけてバスで訪れる、総移動距離1500km弾丸ツアー。 そこは、想像を超える景観と魅力に満ちていた──。

    「セルビア共和国」で物価安に驚く! | 日本から遠く離れた国に日本を大好きな人たちがいた
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    nakayossi 2020/01/20
  • アメリカの男たちが闘った「乳首解放」運動 | 「俺たちはトップレスで泳ぎたい!」

    男性がビーチやプールで上半身裸なのは当然と思うなかれ。アメリカでは1930年代半ばまで、男性のトップレスは禁止だったのだ。 だがタンクトップに嫌気がさした男たちは立ち上がり、胸をあらわにしはじめた。逮捕をも恐れず当局に抵抗した。それは、勇気ある男たちの「乳首解放」運動の歴史である。 「公共のビーチでトップレスになり逮捕」といったニュースの見出しが夏の始まりを告げるのは、毎年恒例のことだった。新聞各紙は公共の場で裸同然になる人々の記事を掲載し、当局者らは乳首をあらわにすることを非難した。 ニューヨーク州ロングアイランドのオーシャン・ビーチ・パークでは、トップレスで泳いだ3人が逮捕された。地元警察のフィリップ・コフート署長は、上半身裸で泳ぐことでこの地の「高い価値と品格ある景観を損なう」ことは許されないと毅然と語った。 実は逮捕された3人は女性ではない。全員男性だ。 今日では男性のトップレスは

    アメリカの男たちが闘った「乳首解放」運動 | 「俺たちはトップレスで泳ぎたい!」
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    nakayossi 2019/11/18
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