被災地から招待 移動費 CFで募る 金沢市を拠点とする社会人アメリカンフットボールチーム「金沢ワイセンベルグ」が30日、同市富樫の市営球技場で、アメフトに親しむイベント「百万石ボウル」(北陸中日新聞後援)を開く。今年は能登半島地震で被災した子どもたちを招く計画で、移動費への支援を募っている。(奥田哲平) ワイセンベルグは毎年、全国の社会人チームを招いてアメフトの楽しさを体験してもらう百万石ボウルを開催。今年は東日本大震災を経験した岩手県の「盛岡ラウディーズ」が駆けつける。招待試合の前には、接触を避けて腰に着けた旗を取り合うフラッグフットボールやチアダンスの体験がある。体験は30日正午から、試合は午後2時からで、いずれも無料。 能登半島から招待するのは、児童養護施設や里親家庭で暮らす子どもたち。県里親会を通じて参加者を募り、バスで送迎する。クラウドファンディング(CF)で招待にかかる費用への