この記事は、ベストセラーとなった『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の著者で、ニューヨーク大学スターン経営大学院の経営学者であるスコット・ギャロウェイによる連載「デジタル経済の先にあるもの」です。月に4回お届けしています。 今週、私は由緒あるTEDの40周年記念イベント「TED 2024」で講演した。バンクーバーのステージで、ル・ポール、ケシャ、そして2人の宇宙物理学者とともに登壇したのだ。 持ち時間は15分だったが、17分使って47枚のスライドを矢継ぎ早に映し出しながら、私の考える「米国が直面する最大の課題」について語った。それは不平等でも気候変動でも中東での戦争でもなく、これらの脅威を結びつける問題、すなわち、「米国の若者に対する戦争」である。いわば「相互確証破壊」の戦いだ。 ある社会の成功度を測るための適切な指標は、「子供たちがどう扱われているか」である。個々の親た
悲劇かそれとも自業自得か。新宿タワマンの敷地内で、20代女性が50代の男に刺殺された事件は、被害者女性に対して同情的なマスコミ報道と裏腹に、日本社会の意外な“本音”を引き出している。 【関連】新宿タワマン刺殺「どっちもどっち説」のド正論。20代女性に同情できぬ理由、50代おぢが差別される訳…警視庁に忖度も? タワマン刺殺事件「26歳差」の衝撃 東京・新宿区のタワーマンション敷地内で8日未明、20代女性が50代の男にナイフで腹や首などを刺され、その後死亡した事件。 2人の年齢差や関係性、男の犯行動機、被害女性の「タワマン暮らし」という豪華な生活スタイルなど、謎が謎を呼ぶ展開が関心を集めている。 殺害されたのは、同マンションに住む無職の平沢俊乃さん(25)。凶行におよんだ和久井学容疑者(51)とは、2021年頃に働いていたガールズバーで知り合った。和久井容疑者はその後、平沢さんに対するストーカ
倉本圭造@新刊発売中です! @keizokuramoto 経済思想家・経営コンサルタント。大卒でマッキンゼー入社。その後日本らしさを活かす一貫した新しい戦略の探求を始め、社会の真のリアルを見るため時にはブラック企業や肉体労働現場等にまで潜入した後独立。コンサル業のかたわら「個人の奥底からの変革」を支援する”文通サービス”も。その他詳細や著作情報はホームページ↓へ keizokuramoto.com 倉本圭造@新刊発売中です! @keizokuramoto 史実では「坂本龍馬は大したことしてない」「実は織田信長は常識人」という話をSNSで時々見かけますが、最新の歴史学では実際はどういう説になっているのか気になって調べてみたので聞いてください。結論から言うといわゆる「司馬遼太郎史観」が「課長・島耕作」的世界観に立脚していたからこその歪みがこのギャップに繋がっているのだと私は感じました。 ・ 1
パプアニューギニアの高地に滞在するうち、サツマイモが主食でタンパク質摂取が少ない現地の人たちが筋骨隆々だと気づいた梅崎先生。 糞便サンプルを集めて分析し、窒素を固定する機能を持つ腸内細菌を探りあてました。 人類と腸内細菌との素敵な共生関係とは? たとえば、ライオンは地域が別でも肉食ですが、人類の食べ物は地域ごとにいろいろです。アフリカにいた頃にはまだ小さかった人類の多様性は、各地に広がって環境に適応するうちに拡大しました。そうした人類の多様性の解明を目指すのが、人類生態学です。 糞便から腸内細菌を調べる 人類生態学では調査地に長く滞在することが多く、私の場合はそれがパプアニューギニア高地でした。現場に入らないと見えないテーマを探すのがこの分野の醍醐味です。初めて現地に赴いたのは、博士1年だった1993年。通算2年超の滞在で感じたのは、現地の主食がサツマイモでタンパク質摂取が明らかに足りない
ソースフィルタモデル ソースフィルタモデルは参考文献 [1] の引用では以下のようなことです。 ソースフィルタモデルは音声を、声帯振動あるいは呼気流などによる音源を入力として、声道フィルタによる系を経た出力信号とみなす。 図は簡単な人の口の模式図ですが、声帯の振動を音源、声道による影響をフィルタとして考えるということです。このフィルタは声道フィルタと呼ばれています。 図:口の模式図 数式で説明すると、z変換された音声 Y は以下のように表せるということです。 $$ Y(z) = H(z) X(z) $$ ここで、Xは声帯振動で得られた音源をz変換したもの、Hは声道フィルタの伝達関数です。 音声合成の手順 ソースフィルタモデルによる音声合成手順は以下です。 今回は参考文献 [1] を基に以下のブロック図のように音声を合成しました。 図:母音合成のブロック図 声帯振動は周波数F0の周期波形でモ
電子機器に内蔵されている基板を見ていると、何やら構造物の建ち並ぶ街並みを上空から眺めているような気持ちになることがあります。この基板上空を空飛ぶ円盤に乗って飛行していると、突如前方から攻撃を仕掛けられ、また地上からは砲弾が狙って飛んでくる・・・しまった、ここは敵の要塞上空だったのか!生きて帰るには敵機を全滅させるしかない! そんな空想に耽りながら、PIC32MXマイコンによるオリジナルの本格的シューティングタイプのテレビゲームを作りました。タイトルは「VELUDDA」(ベルーダ)。マイコンチップだけでカラービデオ信号生成とサウンド出力、そして画面の回転とスクロールの処理をしながらシューティングゲームを実行するという無茶をしていますが、実に動きは滑らかです。PIC32MXの性能の高さを実感することができる作品に仕上がりました。 以前行った、拡大縮小回転機能付きビデオ出力実験の回路に、操作用の
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)発行の雑誌「子供の科学」は、2024年で創刊100周年を迎えることを記念して、創刊号から10年間のバックナンバーを電子書籍にて復刻いたしました。 ■子供の科学 電子復刻版 1924年(大正13年)10月号から1934年(昭和9年)9月号までの10年間のバックナンバーを電子書籍で復刻。一流の技術者や専門家の解説を通して、当時の最新技術を垣間見ることができる貴重な記録となっています。 ●関東大震災の翌年に、最先端の科学技術を取り入れて復興する東京で創刊。次々と登場する最新技術を豊富な写真と詳細な解説で紹介しています。 ●都市の交通や自動車、鉄道などの科学技術、欧米の建築技術、ラジオ放送の開始や電話、テレビなどの情報通信技術について、一流の技術者や専門家が詳しい図面をつけて解説しています。 ●1930年代に入ると航空機や空母が誌面を飾るようになり、戦争関連技術
革新的なP2Pファイル共有ソフト「Winny」を公開して京都府警察に逮捕・起訴され、一審で有罪判決。その後、最高裁まで争い無罪が確定したものの、心身の疲労がたたったか43歳の若さでこの世を去った日本人エンジニアの金子勇氏。後年、日本という国に潰された「不遇の天才」として高く評価され、ソフトウェア開発に捧げた人生は映画にもなりました。そんな金子氏が2009年の段階で、「AI分野において、今でも価値のある凄い発明」をしていたことをご存じでしょうか?メルマガ『週刊 Life is beautiful』著者でエンジニアの中島聡氏がわかりやすく解説します。 ※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:金子勇の死と共に失われた人工知能の超絶技法 プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大
追記:続きを書きました。 はじめに 先日以下の記事が投稿され、その斬新な考え方に個人的ながら衝撃を受けました。 内容をざっくり言うと、ニューラルネットワークの学習を現在の主流であるBP法(誤差逆伝播法)ではなく、ED法(誤差拡散法)という新しい学習手法を提案しているものです。 もし記事の内容が本当ならニューラルネットワークの学習がO(1)でできてしまう事になり、まさしく革命が起きてしまいます。 (結論からいうと速度面はそこまででもなかったです(それでも早くなる可能性あり)) (ただこの新手法のポテンシャルは革命を起こす可能性は秘めているといっても過言ではありません) ED法に関してネットを探すとインターネットアーカイブに情報が少し残っていました。 このページですがED法のサンプルプログラム(C言語)が残っており、このサンプルプログラムをベースにpythonで書き起こしたものが本記事となりま
グラフィック系の開発者であるニキータ・リシッツァ氏が、「自身のプロダクトのあらゆる場所で使用している」と述べるお気に入りのテクニックである「指数平滑法」について解説を投稿しました。 My favourite animation trick: exponential smoothing | lisyarus blog https://lisyarus.github.io/blog/programming/2023/02/21/exponential-smoothing.html リシッツァ氏は下図のようなトグルボタンを例に解説を行っています。クリックすると「オン」「オフ」が切り替わります。まだアニメーションを何も設置しておらず、トグルボタンは左端と右端を瞬間移動しています。 機能的にはアニメーションが設定されていなくとも問題はないのですが、アニメーションを設定することでユーザーは何が起こって
Nemat Shafik during a House committee hearing on antisemitism.Credit...Jose Luis Magana/Associated Press This article has been updated to include new information about the number of arrests at Columbia University on Thursday. Columbia’s exceptionally poised president, Nemat Shafik, clearly has no intention of going down like the former heads of Harvard and the University of Pennsylvania, both driv
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く