開発サイクルの終盤に近づくと「今回は優先順位の高いここまでを実装して、残りは優先順位が低いのでまたの機会にしましょう」という話になりがちだ。自分もこれまで何度もそうしてきたし、その場の判断としては正しい。が、このやり方に味をしめて常にこの調子で進めて、なんとなく上手く仕事をこなしている気になってしまうことには危機感がある。 以下、普段考えていることを自戒を込めてメモしておく。(なお、筆者の経験は toB ・Web 系・自社開発が中心なので読者の置かれている状況とは一致しないかもしれない) 優先度が低いタスクに着手する機会が一生訪れない 仮にあるタスクの優先度を下げたとする。バックログを眺めるとそのタスクに着手できそうなのは3ヶ月後だ。そして3ヶ月後、やっとそのタスクに着手できるかというと、そんなことは決してない。3ヶ月の間にそれよりも優先度の高いタスクが積まれているからだ。タスクを消化する
2024/05/31 こんにちは、Kyoです。 近頃、新規事業系のプロジェクトに関わることが多く、よく考えていることがあります。 それは、そのプロダクトやサービスに「”決定的な”一つの買う理由」はあるか?ということです。 色んな製品で溢れるこの時代です、やはり勝ち抜くためには「深くブッ刺さる強烈な何か」が必要です。この「深くブッ刺さる強烈な何か」を少し丁寧に言い直して「”決定的な”一つの買う理由」と僕は呼んでいます。巷ではカッコよく「コアバリュー」と呼ばれています。 本エントリでは僕が素晴らしいと感じているプロダクト、サントリーの「天然水スパークリング(公式ホームページ)」を例に「”決定的な”一つの買う理由」の話をしたいと思います。 どうでもいい話しですが、僕はこの商品をとてもよく飲んでいます。 今でも週に数本、オフィスの自販機に入っていたメルカリ社在籍時代は毎日2本ずつくらい飲んでいまし
デジタル庁は、ダッシュボード開発において品質向上、および設計の効率化に貢献するため、実践ガイドブックとダッシュボード開発ツールのPowerBIのチャート・コンポーネントライブラリを公開します。 資料のダウンロードから取得してください。 公開の目的デジタル庁は、データと根拠に基づいた政策判断・効果の可視化を日本政府内で推進を先導する役割を担っています。その役割の一端を担い、行政や公共機関、民間企業などに従事する方が、わかりやすいダッシュボードを効率的に開発できるように、実践ガイドブック等を提供しています。データをわかりやすく可視化できるようにすることで、多くの関係者間で正しい共通認識を持ち、意思決定の質を向上させ、より良い行動に繋げられるようになることを目的にしています。 実践ガイドブックは、デジタル庁で実践してきた政策データダッシュボードの作成時の知見に加え、行政職員や民間有識者のダッシュ
NEW! 2024.05.30 働き方 起業フリーランスCEOプロダクトCTO 新しいことに挑戦したい、新しい環境に飛び込みたい……そう思っていても、自分の内側から湧き上がってくる「恐怖心」にどうしても打ち勝てないと悩むエンジニアは多いのではないだろうか。 そんな恐怖心と向き合いながら、フリーランスから起業家に転身を遂げた女性エンジニアがいる。2023年8月に女性エンジニア向けハイスキル転職サービス『WAKE Career』(※旧『Waveleap』)をローンチした、bgrass株式会社CEOのだむはさんだ。 もともとは会社員として働きながら女性エンジニア向けの1on1サービス『sister』を運営していただむはさんは、IT業界や日本全体のジェンダーギャップ解消に向けた活動により注力していくために、22年7月に起業を決意。 「起業してから今この瞬間までずっと怖いし、プレッシャーと常に戦って
この記事の3つのポイント 2025年、労働集約型の日本のSIビジネスは危機に 標準システムの高度化で、独自開発の需要が減少 IT技術者は、業界の構造変革に備える必要がある 「SIビジネスはパートナー企業(下請けITベンダー)の単価の低さを自分たちの利益に転換するという、世界に類のない変なビジネスモデルである」。この一文について読者はどう思うだろうか。「いつもの『極言暴論』の書き出しじゃないか」と言われてしまえばその通りなのだが、実はこれは私の言葉ではない。ある大手SIerの経営幹部が自らのビジネスを省みて口にしたものだ。 この経営幹部は次のようにも発言している。「日本企業も遅かれ早かれERP(統合基幹業務システム)など標準のものをそのまま使うようになるのは間違いない。経営者が独自のシステムをつくることにお金をかけるのはばかげていることに徐々に気付き始めたからだ」。「だけど、多重下請け構造の
実際、冒頭の調査で新入社員が上司に期待することの1位は「的確な指示をしてくれること」でした(44.4%が支持)。「責任を取る」に近い「面倒見の良さ」は、低いわけではありませんが5位です(25.0%が支持)。 この調査結果を踏まえて想像するに、若手が上司に対して感じていることは、「責任を取るとか取らないとかよりも、ちゃんと的確に指示をしてくれるほうがうれしい」ということではないでしょうか。「責任を取るから言うことを聞け」ではなく「納得がいくまで丁寧に説明をし、指示を出すことに責任を持つ」ことが求められているのです。 これからの時代、上司は度量さえあればいいというわけではなく、部下が自分自身で行動を選べるようにサポートをするタイプのほうが喜ばれるのかもしれません。
はじめに 自己紹介 こんにちは、株式会社ソーシャルPLUSのフロントエンドエンジニア @zomysan です。 ソフトウェアエンジニアとしての経験は10年と少しで、趣味は個人開発と食べることです。直近では Discord の読み上げ Bot「shovel」のWebインターフェイス(マイページ)機能・有償プランなどを作りました。 この記事について 個人開発でタイピングゲームを作ったので、それについて前半・後半に分けて話します。 前半では作ったタイピングゲームの技術選定の理由や 何を大事にして作ったのか? ということを紹介します。 後半は今回の開発を実例として、私が開発をするときの進め方について紹介します。誰にでも合うものではないかもしれませんが、少しでも参考になれば嬉しいです。 ゲームの紹介 tstt で遊びながら学ぼう! TypeScript Touch Typing 略して tstt と
秋葉原のラボを紹介 島澤甲氏:「そんなこと言ってもどうやったらこれを伸ばせるのよ」というところをちょっと紹介したいと思います。私は3次元的に技術を伸ばすためには環境も大事だと思っていて、ちょっとウイングアークの例を紹介しようかなと思います。 冒頭に、4億円うんたらと書いてありましたが、実はこういう世界観を実現するために秋葉原にラボを作りました。今日は、時間がないし自慢する場でもないのでサラッとだけ紹介します。ちょっと画面を変えますね。 (スライドを示して)今私はこんなところにいて、何インチだったかな? 四百何十インチだったかな? LEDパネルのモニターみたいなものがあります。少しカメラを回転させて周りを見せられますかね? スコーピオンというゲーミングチェアのお化けみたいなものや、ちょっとわかりにくいですけどその奥には私たちのクラウドサービスの情報が可視化されているパネルがあります。今日は細
Web Vitals コレクションでコンテンツを整理 必要に応じて、コンテンツの保存と分類を行います。 ウェブに関する指標とは、ウェブ上で優れたユーザー エクスペリエンスを提供するために不可欠なウェブページ品質シグナルに関する統一されたガイダンスを提供する Google の取り組みです。このツールの目的は、利用可能なさまざまなパフォーマンス測定ツールを簡素化し、サイト所有者が最も重要な指標である Core Web Vitals に集中できるようにすることです。 Core Web Vitals Core Web Vitals は Web Vitals のサブセットであり、すべてのウェブページに適用されます。すべてのサイト所有者が測定する必要があり、すべての Google ツールに表示されます。Core Web Vitals は、それぞれユーザー エクスペリエンスの個別の側面を表し、現場で測定
目標とガイドライン RAIL においては、「目標」と「ガイドライン」という用語には次のような特定の意味があります。 目標。ユーザー エクスペリエンスに関連する主要なパフォーマンス指標。たとえば、タップして 100 ミリ秒未満でペイントします。人間の認識は比較的一定であるため、これらの目標が近いうちに変更される可能性は低くなります。 ガイドライン。目標の達成に役立つ推奨事項。現在のハードウェアやネットワーク接続の状態に固有のものであるため、今後変更される可能性があります。 レスポンス: 50 ミリ秒未満でイベントを処理 目標: ユーザー入力によって開始される遷移を 100 ミリ秒以内に完了し、ユーザーが操作が瞬時にあると感じられるようにします。 ガイドライン: レスポンスが 100 ミリ秒以内に表示されるようにするには、ユーザー入力イベントを 50 ミリ秒以内に処理します。これは、ボタンのク
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