はじめに Wi-Fiルータのセキュリティについて、2023年4月5日に警視庁より「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起」が行われました。この中で対策として、次の4つが挙げられています。 初期設定の単純な ID やパスワードは変更する。 常に最新のファームウェアを使用する。 サポートが終了したルーターは買換えを検討する。 見覚えのない設定変更がなされていないか定期的に確認する。 定期的な設定確認が現実的に可能なのか疑問はありますがそれはさておき、今回は3番目のサポート終了についてです。 たとえばWindowsであればいつサポートを終了するのかずいぶん前に告知がありますし、他のソフトウェア製品についてもLTS(Long Term Support)の設定があるものは計画的にアップグレードを行えます。一方で家庭用のWi-Fiルーターについて、いつサポートが終了するのかわからないまま買っていまし
既報の通り、日本国内でも9月2日から6GHz帯の無線LANを利用できるようになった。同日以降に認証を取得した6GHz帯に対応する無線LAN機器では、同帯域で“合法的に”通信を行える。 →「Wi-Fi 6E」ついに解禁――総務省が6GHz帯の無線LAN利用を認める省令を公布 即日施行 →いよいよ解禁!「Wi-Fi 6E」は何がすごい? 「Wi-Fi 6」との違いは? どんなモデルがある? 一方で、同日以前に認証を取得した無線LAN機器は、ハードウェア的に対応していても、国内において6GHz帯で通信できないようになっている。果たして、既存の6GHz帯対応機器で6GHz帯を利用できるようになるのだろうか……? 【更新:9月18日11時45分】「ThinkPad X13 Gen 3(Intelモデル)」を参考に、必要となる手続きについて解説する記述を追記しました(写真の差し替えと追加も合わせて実施
総務省の情報通信審議会は4月19日、金子恭之総務大臣に対して「6GHz帯無線LANの導入のための技術的条件」に関する答申を行った。この答申を元に、同省は「Wi-Fi 6E」を始めとする6GHz帯の無線LANを日本国内で利用できるようにするための法令整備を進める方針だ。 【更新:4月22日9時】一部表記を改めました そもそも「Wi-Fi 6E」って何? 最近、「Wi-Fi 6E」への対応をうたうスマートフォン、タブレットやノートPCが増えている。「『Wi-Fi 6』とは何が違うの?」と疑問に思う人もいると思うので、Wi-Fi 6Eとは何なのか、確認しよう。 Wi-Fi 6Eの「E」は「Extended」、つまり「拡張」という意味である。簡単にいうと、2.4GHz帯や5GHz帯に加えて6GHz帯のアンライセンスバンド(免許を取得せずに通信できる周波数帯域)の電波でも通信できるWi-Fi 6のこ
総務省は今秋をめどに無線LANの通信速度が現行の1.4倍の次世代規格に新たな電波を割り当てる。デジタル化を背景にデータ通信量が増える中、通信の障害や遅れを緩和する。あらゆるものがネットにつながるIoTの拡大に備え、通信環境の強化が必要になる。情報通信審議会(総務相の諮問機関)の分科会が19日、第6世代の規格「Wi-Fi6E」用の新たな周波数が利用可能と答申する。電波法の関連省令を改正し、8~9
5GHz帯は、W52(36-48ch)、W53(52-64ch)、W56(100-140ch) の3つの帯域があります。 W53/W56は気象レーダー波回避義務が課せられており、最初の1分間は通信ができません(レーダー波探知動作を行う)。また、通信中に気象レーダー波を検知すると直ちにチャネルをゆずり、別のチャネルに切り替える動作を行います。電波状況や製品の性能により、この切り替えがスムースに行かないと、通信が切れることになります。 一方W52/W53は法令で屋外使用が禁止されているため、ルータ製品によっては意図的に電波出力を弱く絞っています。WR9500Nの例では、W52/W53の出力はW56の半分の5mW/MHzとなっています(電界強度は7割位に落ちる)。 電波の性質自体、5GHzは2.4GHzの4倍の勢いで衰え、物を貫通しづらく、回折性が悪い(電波の死角ができやすい)と言う特徴を持って
au Wi-Fi SPOTは2012年3月1日からスマートフォンだけでなく、PCやタブレットなど2台目の端末でも利用できるようになりました。(略)ついカッとなってLinuxから接続できるコマンドラインツールを作りました。GitHubにて公開しています。 au Wi-Fi SPOTにLinuxから接続できるようにしてみた - Gマイナー志向 という素晴らしい記事を見かけたので、試してみました。が、初っぱなの端末 MAC アドレスの登録が、どういうわけか上手く行かない。 {"code":"S08"} とか {"code":"S26"} とかが表示されて全く動かず、同じようにハマっている人も見かける始末。 レスポンスの内容をscrapeして,次のURLを取得する処理を行っているが、上記の結果なので、URLを設定できず、次のPOSTでエラーとなっている。 code: S26だけでは調査する情報が少
無線LANの電波強度や位置をPCを手に歩き回ることで可視化し、、無線LANの設置場所の検討や近くにある無線LANと競合していないかをチェックする場合に利用できるソフトが「Ekahau HeatMapper」です。無線LANのチャンネル/SSID/MACアドレス/APベンダー/最大のデータレートなどが確認できます。 ダウンロード&インストール、操作方法については以下から。 Ekahau HeatMapper http://www.ekahau.com/products/heatmapper/overview.html ◆ダウンロード&インストール 上記サイトにアクセスして、「E-mail(メールアドレス)」「First name(名)」「Last name(姓)」「Company(会社名)」「Country(国)」「Wi-Fi Routers/APs in your network(ネットワ
「最も成功した無線規格」と言われる無線LAN。その無線LANが今、急速な変貌を遂げている。パソコンやモバイルデバイスなどコンシューマデバイスの通信を中心とした用途から、利用シーンが大幅に拡大し、キャリアネットワークなどを浸食しつつあるからだ。 キャリアネットワークへの浸食は、携帯電話事業者がトラフィック増対策として無線LANオフロードに力を入れていることが発端だ。ここでは「キャリアグレードWi-Fi」を標榜する、キャリア向けの要件を満たす機器を扱うベンダーも登場してきた。携帯網と無線LAN網をインターワークするための標準仕様や技術開発も急ピッチで進んでおり、これからの携帯網にとって無線LANが無くてはならない存在となりつつある。 無線LANの規格自体も大きな変貌を遂げつつある。これまで技術開発は高速化が進化の中心だったが、数GビットクラスのIEEE 802.11acが登場したことで、高速化
ちょっと前に、とある近郊の小さな駅に用事があっていくことがあったんです。その駅の出口からすぐ目の前には、小さな個人商店がたくさん並んだ商店街っぽい感じの道があるんです。大体、すべてのお店が、間口3m~5m程度の。 そこで見た驚くべき光景とは。 隣り合ったお店ことごとくに、ソフトバンクのWi-Fiステッカーが貼ってあるんですよ。駅に一番近い定食屋みたいなところから、その商店の並びの果てまで、全部のお店に「Wi-Fi使えます(犬)」のステッカーが貼ってあるんです。 さすがに全部のお店をチェックするわけにもいきませんが、原則として、あのステッカーって、Wi-Fi APを設置してあるお店に張るものですよね。なので、駅前から全部のお店に、まさにローラー作戦でWi-Fi APを設置して回ってるんです。だからこそ、「24万AP!圧倒的!」なんていう数を稼げるわけですけど。 さすがに背筋が凍りましたよ。無
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