東京にのこる唯一の都電、荒川線。 むかし懐かしい雰囲気で老若男女に愛される路面電車だ。 30の停留場を持ちながら、終点の早稲田から三ノ輪橋まで全長は12.2kmだそうだ。 12.2km、思ったよりこじんまりとしている。 あれ、なんだか歩けそうだ。 1日かけて沿線をゆっくり歩くには、ちょうどよい気がする。 実践してみたら、これがたいへん良かったので紹介したい。 ちょうどよい旅情、ちょうどよい達成感 薔薇が咲き誇る終点・三ノ輪橋停留場 去年の秋から冬にかけて、早稲田から三ノ輪橋の方向に3回歩いてみた。 都電荒川線・路線図 しんぎんぐきゃっと, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons 12.2kmとはいえ、鉄道路線の全区間を歩くのだ。 ああやっぱり大変だった、でもそれだけ達成感も格別だ! ……なんて記事になりそうなものだが、実際のところ、日々それなりに活動している
現在13路線ある東京の地下鉄はそれぞれに別のラインカラーがあり、東京メトロ、都営地下鉄と運営は2つに分かれているものの、色はどれも重複していない。各路線のラインカラーはどのようにして現在見られる色に決まったのだろうか。東京の地下鉄のラインカラーが決まった理由を探ってみた。 ラインカラー誕生は約50年前 まず、どのようにしてラインカラーが決まったのか。 東京メトロによると、ラインカラーの導入に向けた検討がスタートしたのは1969年だ。「地下鉄網が広がりを見せていた当時、路線を色でご案内するという概念は乏しく、お客様へのご案内は『文字』に頼っていました。このような中、地下駅構内でもお客様へよりわかりやすいご案内となるよう、『色』による誘導・ご案内を検討しました」という。 1969年といえば、東西線が全線開業し、千代田線の最初の区間である北千住―大手町間が開業した年。東京の地下鉄網が飛躍的に拡大
東京駅で京葉線に乗り換えるために長い地下通路を歩いていると、きっとこう思うことだろう。京葉線ホームは確かに遠く、『JTB時刻表』では、新幹線と京葉線の乗り換え標準時分を「20分」としているくらいだ。特にホームが離れている中央線から乗り換えようとすると、いったいいつまで歩かなければならないのか、という気がしてくる。 東京駅の京葉線ホームが位置するのは、地名でいえば鍛冶橋あたり。地上に出ると東京国際フォーラムが目の前にあり、有楽町駅にも近い。この位置になった理由は、JRが国鉄だった時代に計画されながらも工事の凍結によって完成を見なかった、「成田新幹線」のホーム予定地を利用する形で建設したからとされる。 なぜこの場所に駅を? だが、それだけでは「なぜ遠いのか」という疑問は解決しない。もし成田新幹線ができていたとして、「東京駅の成田新幹線のホームはなぜあんなにも遠いのか……」という、疑問とも愚痴と
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