Rootport🧬 @rootport 人口あたりの水族館が世界一多いお魚大好きな国・日本の民として魚の食べ方は一通り知っているつもりだったけど、シベリアのサハ共和国のYouTuberを発見して「俺は魚の食べ方を何も知らなかった…」という気持ちになっている。 凍った魚をナイフで削ってジャーキー状にして食べる、だと…? 2023-12-17 13:09:34
きっかけは、「日本の野菜は水っぽい」という外国在住経験のある方々の言葉だった。ウズベキスタン出身の方は「日本に来て料理時間が半分で済むからとっても助かるけれど味が弱い」と語り、フランスに住んでいた知人は「フランスの料理を日本の野菜で同じように作ると形がなくなる」と言う。 水っぽいとみずみずしいは紙一重だからと自分に言い聞かせながらも、やっぱり悔しい。それに親世代以上の方から「昔の野菜はもっと力強かった」とか言われると、その時代を知らないだけに、弱々しい時代を自分は生きているのだろうかと漠然と不安に駆られる。 実はこの野菜の味問題は、著書「世界の食卓から社会が見える」で一章を割いて考察して、「気候条件・土壌・栽培方法・品種」が寄与しているというところまではわかった。 (酸性土壌がどうとか日本は過剰施肥になりがちだからえぐみが残りやすいとか、そういう話を知りたい方はよかったら読んでください。)
「中華料理」はなぜこれほど世界中で愛されているのか? 世界を旅して『チャイニーズ・レストラン』というドキュメンタリーを撮った中国系カナダ人の映像作家に、米トラベルメディア「アトラス・オブスキュラ」の食文化記者が聞く。 グアテマラで、友人に連れられて「タイ・エンパナーダ」と地元で呼ばれる料理を食べにいったことがある。そこで北京語を話しながら鉄板に気を配る人たちを見てすぐに、これはタイ料理ではなくて、台湾料理なのだと気づいた。 私は五香粉(ウーシャンフェン)エンパナーダを北京語で注文すると、拙いスペイン語から解放された心地がして気が楽になった。 中国系米国人の私は、常に新たなタイプの中国料理を探している。これまでに、ポルトガル風中国料理をリスボンのアパートの3階にある隠れ家レストランで出されたり、東京のにぎやかな通りで「チュウカリョウリ」(日本式の中国料理)を食べたり、南アフリカのリゾート地に
世界3大料理の一角を自任するトルコ料理。 2021年7月、トルコに赴任した私は、すっかり“トルコメシ”に魅了され、この1年で体重が8キロ増えました。 中でも定番の朝食が、“メネメン”。 いったいどんな料理なの?詳しくご紹介します。 (イスタンブール 支局長佐野圭崇) 赴任したのはイスタンブール トルコの国旗とボスポラス海峡 アジアとヨーロッパにまたがり、多くの文明がせめぎ合ってきた大都市、イスタンブール。 人口約1600万、トルコの最大の都市として、その歴史にたがわず、今もアジア、ヨーロッパ、アフリカとさまざまな国籍の人たちの交差点となっています。 料理も中央アジアやアフリカなどバラエティーに富んでいます。(ちなみに首都は、アンカラです) そんなトルコの料理は、世界3大料理の1つとも言われ、日本でも定番の「ケバブ」は言わずもがな、パイ生地とナッツのお菓子「バクラヴァ」なども人気が高まってい
世界三大米料理について!世界三大米料理は、パエリア、ピラフ、リゾットの3つです。 パエリア ピラフ ピラフの歴史 トルコのお米 リゾット リゾットの歴史 リゾットの語源・由来 リゾットやパエリアに合うお米とは? 最後に パエリア パエリアは、スペインの米どころとして有名なバレンシア地方発祥の料理で、パエジェラと呼ばれる専用のパエリア鍋(取っ手のある平底の浅くて丸いフライパン)で調理する米料理で、たっぷりの具を炒めて、米と水・サフランを加えて炊き上げます。 その際、日本のように蓋はせず(むしろ具が蓋の代わりというようなイメージで)、パスタのアルデンテ同様、米に僅かに芯が残るようにし、鍋の底にはおこげが出来るようにします。 スペインではパエリアの祭りもありますが、実はアラブが起源で、西暦9世紀以後、バレンシアのイスラム教徒の間で作られてきました。 日本では魚介類を用いたものが一般的ですが、オリ
私がタコスにハマったのは、メキシコから日本にきたエリックにタコス作りを教わったことがきっかけだ。 これまで人生で食べてきたタコスは、ラップサンドの皮にひき肉やチーズやトマトがはさまれ、ハンバーガーやピザの仲間のファストフードの印象だった。しかし彼が作ったのは、皮はふわふわでとうもろこしの香りが香ばしく、具はシンプルな味付けの肉炒めで... 噛むほどに香ばしいその皮だけをずっと食べていたいくらい、素朴に体に染み入るものだった。 そこで知ったのは、今まで食べていたタコスは"メキシコのタコス"ではなかったということ。エリックとのタコス作りは、発見だらけだったのだ。 いざ、タコス作りエリックは、20代前半の青年で、日本語を勉強するために来日した。出会ったのは4月だったが、日本に来てまだ2ヶ月ほどだという。「コロナ禍でビザ発給が数ヶ月遅れて、ようやくね」と希望に満ちた顔をしている。メキシコではレスト
自宅で本格的な中華料理をつくってみたい人のために ご本人初のレシピ集『四川料理のスゴい人 自宅でつくる本格中華レシピ』(三才ブックス)も発売となり、さまざまなメディアにも出演するなど、ますます絶好調な人長さん。 『メシ通』ではお馴染みの料理人さんですよね。 www.hotpepper.jp www.hotpepper.jp 今回は本格的な四川料理を自宅で気軽につくるために必要な調理道具などを、あらためて解説してもらうことにしました。 自宅で本格中華をつくりたい人が最初に揃えるべき「調理器具」13選 四川料理を自宅でつくりたい人なら揃えておきたい調味料&スパイス10選 四川料理が複雑な味になった理由 僕が四川料理に魅了された理由 刮目して読んでください。 自宅で本格中華をつくりたい人が最初に揃えるべき「調理器具」13選 四川料理を楽しみたい人に向けて、まずは最初に揃えるべき調理器具を人長セレ
Photo by Terence シンガポールとマレーシアの争いの種「チキンライス」 日本と韓国、インドとパキスタン、トルコとギリシャ、イランとイラク。 これらの国々は歴史的なライバル関係にあります。 この他にもライバル関係は数多く、政治、経済、宗教、文化、言語、スポーツなど様々な点でお互いを意識し争いあってるし、直接戦争をしたケースも数多いです。 実はシンガポールとマレーシアもライバル関係にあります。その争いのテーマとして、海南鶏飯(海南チキンライス)が挙げられることもあります。 1. 海南鶏飯とは? Photo by Misaochan 世界で人気の海南鶏飯 海南鶏飯(海南チキンライス)は、鶏のスープで炊いた米の上に茹でた鶏を乗せた料理です。シンガポール人のソウルフードで、フードコートや町の飯屋で日常的に食べられています。 観光客にも人気で、シンガポールを訪れたら少なくとも1回は食べる
Photo by Terence Ong 「タイの国民料理」という使命を持った人工的国民食 タイ料理の定番であるパッタイ。 歴史は古くなく、誕生したのは1940年ごろのことです。パッタイは時の権力者により、明確な政治的意図をもって作られ広められた料理です。パッタイ(Pad Thai=タイ炒め)という名前が象徴するように、その成り立ちや拡がりの過程は非常に近代的かつ人工的であります。 1. パッタイとはどんな料理か スーパーマーケットでもガパオライスやトムヤムクン、グリーンカレーといったレトルト食品が並び、タイ料理は市民権を得て、いまや日本人の日常食の一部となっています。 パッタイもスーパーのお惣菜に並ぶほどですが、特にこだわりがないお店だと、「タイ風の味付けをした焼き麺料理」は全部パッタイと呼んでしまう傾向があるようです。ですが、タイの焼き麺料理はパッタイだけではなく、色々種類があります。
サリュー!ケイチェルおじだよ。 今日はおいたんが日本社会に対して持ってる不満を2つ、ぶちまけさせてもらう。 ひとつ!クスクスがマイナーすぎる! 誰もクスクス食べてない。noteで検索してもおいたんとkaorinaさんとあともう1人くらいしかクスクスの記事を書いてない。美味しいのに、なんで!? ふたつ!羊肉と言えばラムしか売ってなくて、マトンが売ってない! ラムって1歳以下の赤ちゃん羊でしょ?食べるの可哀想すぎない!?マトンでいいじゃん。インド料理屋のマトンカレーとかめっちゃ美味いやん。なんでスーパーに出回らないの? ちなみにおいたん、チュニジアに2週間旅行したときに羊肉を食いまくった(脳みそまで食べたよ)んだけど、メシュイっていうマトンのバーベキューがめっちゃ美味かった。今までに食べた焼肉料理で1番。おそらく焼肉料理としては、炭火で焼いたカタマリのマトンに敵うものはないのではないかと思う。
Photo by Paul Goyette 愛ゆえに人は苦しまねばならぬ、愛ゆえに人は悲しまねばならぬ フムスという料理をご存じでしょうか。 トルコ料理やシリア料理などでメゼ(前菜)として出される料理の一種で、ひよこ豆のペーストにタヒニ(ごまペースト)、にんにく、オリーブオイル、レモン汁を加えたもの。 中東圏を中心に、バルカン半島や東地中海沿岸地域でよく食べられています。 中東ではあまりに愛されすぎて、民族主義と結びつき、「フムスは我々のものだ」としてアラブ人とユダヤ人の間で抗争が繰り広げられています。 1. フムスとはなにか フムスは、ホムス、フンムス、ホンムスなどと言われることがあります。 どの呼び方でも基本の作り方は同じで、 ひよこ豆のペーストにタヒニ(ごまペースト)、にんにく、オリーブオイル、レモン汁を加えてペースト状にしたものです。 レシピは非常にシンプルですが、豆の煮る時間、ペ
カレーの食材で作れる世界の料理 と言いつつ私もはじめて作りました。いや~、おもいのほか形になった!実はこのレシピ、もともとある人物から教わったものなんです。 その人物がこちら、世界の料理のプロ、本山尚義さん。「世界の料理のプロ」って「全知全能」みたいな響きあるので補足をすると、世界を旅して料理修業してきた人です。なんだ結局すごい人じゃないか。 料理人であると同時に本も書かれており、真ん中の「全196カ国おうちで作れる世界のレシピ」が今大反響重版しまくりらしい(当サイトでは以前こちらの記事でもお話をうかがいました)。そっか、みんな家にいるし、外国料理作れると楽しそう。196カ国も料理があれば一日一食つくるうちにいろいろ落ち着いているかもしれないし。 なおこんなご時世ってことで現在全ページ無料公開中。えらい人だ! んで本題。カレーってつまりはシチューである。シチューはそもそも英語で(語源はフラ
海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:異国のおじさんがデカイ鍋で料理する一部始終 > 個人サイト つるんとしている プロフという魔性の料理 プロフの味を一言で表現するのは難しいが、あえて言うなら「背徳的な味」だろうか。糖が脂肪をまとったときの中毒性は周知の通りなのだけど、なにせこの料理はパンチのある羊脂をたっぷりと炒り出し、その脂でコメを炊き上げよという狂気のレシピなのだ。 ピカピカのプロフ。米だろうが麺だろうが、小麦パンをつけ合わせるのがこの地の食文化。 チャーハンのように油を外からコーティングするのとは違い、コメ一粒一粒がすっかりと羊の脂とうまみを吸い込んでいる。そしてその土台の上に、かぐわしいスパイスの香りと、野菜の優しい甘みを強めにオン。要するに、要素を掛け合わせまくり、過剰で背徳
インドは、フランス料理やイタリア料理などと並ぶ、世界的な料理の一つ。特徴は、何と言っても多彩なスパイス使いにある。インドでは、古くから食事にターメリックや胡椒が使われてきた。16世紀になるとそのスパイスを求めてやってきたポルトガル人が、中南米原産の唐辛子をインドに持ち込む。ここから、さらにインドのスパイス使いは進化していくことになる。 多くの人はインドといえば、カレーを思い浮かべるだろう。しかし、インドにはカレーと呼ばれる食べ物は厳密にはない。私たちがよく知るインドカレーには、それぞれ、サグ、ダールなど、名前が存在するのだ。ちなみにカレーという言葉が生まれたのは、16世紀頃。インド南部で使われるタミル語の「kari=カリ」が英語圏に伝わった際に、訛って「curry=カリー(カレー)」になったという説が有力だ。すなわちカレーという言葉は、英語圏発祥というわけ。
スパイスカレーに、スープカレー、スリランカカレー、ベンガルカレー……。 近年、カレーのジャンルの多様化・細分化が著しい。インドカレーに絞っても圧倒的多数の北インド料理に加え、進境著しい南インド料理、さらには東インド料理(ベンガル料理)や西インド料理の専門店まであって驚かされる。 なぜこうしたカレーの多様化・細分化が進んでいるのか。カレー文化の成熟と言ってしまえばそれまでだが、それにしてもここ何年かで、その動きは加速しているように感じる。 「2006年頃に1つのターニングポイントがあったんです」と話すのが、インドのローカルなカレーが日本でまだほとんど知られていなかった1990年代から、著書などでその魅力を紹介してきた料理研究家・渡辺玲氏だ。 南インド料理ブームがきっかけ 「確かに昔はカレーのジャンルといえば日本のカレー、欧風カレー、インドカレー、そしてその他エスニックカレーといった3~4つぐ
1984年大阪生まれ。2011~2019年までベトナムでダチョウに乗ったりドリアンを装備してました。今は沖永良部島という島にひきこもってます。(動画インタビュー) 前の記事:行幸に沸いた島~陛下と沖永良部島(おきのえらぶじま)~ > 個人サイト AbebeTV おきのえらぶ島移住録 べとまる みんな知ってる"奄美の鶏飯" 日本人が「鶏飯(けいはん)」と聞いて思い浮かぶものはたいてい鹿児島、奄美の郷土料理だろう。知名度こそあるが、ご当地・奄美、しいて九州でもない限り、食べる機会は少ないと思う。鹿児島に立ち寄る機会があったので食べてきた(むしろ順序でいえば最後に食べた)。 改めて見ると料理名の割に鶏肉成分は少なめ 茶碗によそった白米に、ほぐした鶏肉、錦糸玉子、あと椎茸に沢庵、そして薬味がのってある。そこにダバダバッと出汁をかけていただくと。こうしてひとつの料理が彩りのあること(具材のバラエティ
Photo by Codename5281 現代ベトナム史と共に歩んだフォー フォー(phở)は今やあちこちにあるベトナム料理店では必ず提供される麺料理です。コンビニでも売ってたりしますし、インスタント麺になっていたりもします。 あっさりだけどコクのあるスープに、ピロピロした歯ざわりが心地よい米の麺。付け合わせにライムを絞ったり、パクチーやもやしを入れたり、唐辛子酢を入れたりして、味や香りや食感を何重にも変えながら一杯の麺を心ゆくまで楽しむのがベトナム流です。 ベトナム料理の歴史は長く奥深いものがありますが、実はフォーの歴史はさほど古いものではなく、その起源は1900年頃と考えられています。 1. 多様なベトナムの麺 フォーの歴史に行く前に、「フォーだけではない」ベトナムの麺の種類を紹介します。ご存知の通り、フォーは米粉を水で溶かして固まったところを麺状にしたものです。フォーはハノイを中
早い、安い、美味い、三拍子揃ったパーフェクトなファストフード ドネルケバブは東京の街中ではかなり一般的なファストフードになりました。 地方でも、お祭りやイベントの屋台でかなり見るので食べたことある人も多いと思います。ドネルケバブ屋から漂ってくる肉とスパイスの香りを嗅ぐと、たまらなく腹が減ってくるものです。 今やドネルケバブは世界中でも当たり前に食べられるファストフードになり、トルコが世界に誇る料理ですが、誰がどのように発明したのかはややこしい議論があります。 1. ドネルケバブの特徴 そもそもドネルケバブとは何か。 google先生の解説によると 「スライスされたスパイシーなラム肉をピタパンに挟んだトルコ料理」 となっています。 重要なのは「ピタパンで挟んだ」というところです。 トルコ料理では「〇〇ケバブ」というのがたくさんありますが、ナイフとフォークを使って椅子に座って食べるのが普通。ド
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