9月6日に17歳となられた悠仁さま。8月上旬に茨城県つくば市の国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構をお一人で訪問された際の写真が公開された(写真提供:宮内庁) 「悠仁さまが17歳になった9月6日、宮内庁が学校や学校以外でのご様子について、文書を発表しました。中学生のころに抱かれた農業への関心も、静かに育まれていたのです」 皇室担当記者は、驚きを込めてこう話す。毎年宮内庁はお誕生日に“ご近況”を文書などで公表するが、今年の内容には、悠仁さまの決意が感じ取れるという。 「多くは筑波大学附属高等学校(以下、筑附)での学校生活や、初めて臨まれた地方でのご公務などについて紹介するものでした。しかしとりわけ注目を集めたのが、“稲の遺伝子”について興味を持たれ、中学生のときに交配実験をされた系統の稲について継続的に観察されていることでした。 古来、天皇は五穀豊穣を祈られてきましたが、悠仁さまも