アメリカのオバマ大統領の警護を担当するシークレットサービスの幹部らが、酒を飲んで車を運転してホワイトハウスのバリケードに突っ込んでいた疑いが浮上し、相次ぐ不祥事に批判が高まりそうです。 こうしたなか、アメリカの有力紙「ワシントン・ポスト」は11日、オバマ大統領の警護を担当するシークレットサービスの幹部ら2人が先週、酒を飲んで政府の車を運転し、ホワイトハウスのバリケードに突っ込む事故を起こしていた疑いがあると伝えました。 2人は同僚の退職を祝うため、近くのバーで開かれたパーティーに出席したあとで、緊急時ではないにもかかわらず、車の屋根に取り付けられたライトを点灯させていたということです。 これについて、シークレットサービスの報道官は、2人に対する捜査が行われていることを認め、事実が確認されれば、規則に基づいて適切に対処すると強調しましたが、再び不祥事が浮上したことで批判が高まりそうです。