【ワシントン共同】米下院は4日、マリフアナ(大麻)を連邦法で合法化する法案を史上初めて可決した。下院多数派の民主党議員の大半と、共和党議員の一部が賛成した。共和党が多数を占める上院を通過する見通しはないが、全米各州では州法で大麻を合法化する動きが広がり、「機運の高まり」(ワシントン・ポスト紙)は中央政界にも及び始めている。 法案は大麻を規制物質から除外し、生産や流通、所持の刑事罰を撤廃する内容。大麻を巡る犯罪歴を取り消し、製品に5%の税金を課して薬物対策の基金に充てることが盛り込まれている。 米メディアによると、15州では嗜好品として合法化されている。
![米、マリフアナ合法化法案を可決 下院で史上初、中央政界にも機運 | 共同通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05c6cd8756ba1a79c2b3ef4dd54c87cc9b2bfb45/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnordot-res.cloudinary.com%2Fc_fill%2Cw_800%2Ch_400%2Cg_faces%2Cq_auto%3Aeco%2Fch%2Fimages%2F707899189826027520%2Forigin_1.jpg)