広島県東部(備後)のイベント情報&おでかけガイド【1月11日号】 福山市、尾道市、三原市、府中市、神石高原町、世羅町
【北京・浦松丈二】中国遼寧省高級人民法院(高裁)は9日までに、麻薬密輸罪で死刑が確定した日本人4人全員の刑を執行した。中国各地の空港では、覚せい剤を日本に持ち出そうとした日本人が逮捕される事件が相次ぎ、裁判で「預かっただけ」と主張しても「密輸の行為犯」として死刑を含む重罪が言い渡されている。密輸団が日本の困窮者を狙い撃ちして運び屋に仕立てる手口が横行。刑を執行された死刑囚には、予想外の重い刑に一時、自暴自棄になった人もいたという。 刑が執行された森勝男元死刑囚(67)=福島県出身=は、03年7月に覚せい剤約1.25キロを隠し持って帰国しようとして空港で拘束され、04年2月の1審で刑事犯として日本人として初めて死刑を言い渡された。 森元死刑囚は逮捕後、「定年退職して金に困っていた」と供述し、日本国内で密輸を持ちかけられ、報酬20万~30万円で請け負ったことを認めた。裁判では、日本に逃亡した共
【北京=西村大輔】中国で麻薬密輸の罪により死刑判決が確定している日本人の男性死刑囚に対し、中国当局が死刑を執行する方針を日本政府に伝達した。日中関係筋が30日、明らかにした。戦後の混乱期をのぞき、中国で日本人に対して初めて死刑が執行される可能性が出てきた。 関係筋によると、4月上旬にも執行の可能性があるという。男は2006年9月、遼寧省大連の空港から日本へ覚せい剤約2.5キロを密輸しようとした罪で起訴。08年に一審で死刑判決を言い渡されて控訴したが、高級人民法院(高裁)で棄却され、判決が確定していた。 中国当局は、昨年12月に麻薬密輸罪の英国人に死刑を執行。外国人に対しても国内の執行基準を厳格に適用する姿勢を強めている。
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