米、国内法でウィキリークス創設者を裁く道探る : 国際 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）【ワシントン＝黒瀬悦成】内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ容疑者が７日、ロンドンで逮捕されたのを受け、外交公電の大量公開で打撃を受けた米政府は、同容疑者を機密漏えいをめぐる米国内法で裁く道を探る。 しかし、今回の逮捕で残る文書の流出が抑えられる保証は全くない上、文書流出をめぐり同容疑者を追及できる見通しも依然、立っていない。 ホルダー米司法長官は６日、ウィキリークスによる公電流出に関し、「犯罪捜査を精力的に進めている」と述べ、アサンジ容疑者追及の道を着々と固めていることを強調した。米国としては、同容疑者が同盟国の英国で拘束されている間に公電流出をめぐる容疑を固め、身柄を米国が引き受ける道を探りたい考えとみられる。 しかし、アサンジ容疑者側は、強姦などの容疑について否認、保釈を求める構えだという。また、米国の機密情報の公開が、具体的な犯罪を構成する事実と認定されるか
