テレビゲームやカードゲーム、アニメや各種キャラクターグッズなど、海外でも大きな人気を誇っている人気の日本のコンテンツ、『ポケットモンスター』。その初の実写映画を完成させたのはアメリカ映画界だった。 『バイオハザード』や『サイレントヒル』シリーズなど、日本のゲーム作品はアメリカで映画原作として興行的な成功を収めている実績があり、2月に全米公開された『ソニック・ザ・ムービー』はゲーム原作映画史上最高のオープニング成績を記録した。さらに今後もハリウッド版『モンスターハンター』などの公開が待たれている。そのなかでも、映画『名探偵ピカチュウ』の直接の原作となる同名ゲームを含めた『ポケットモンスター』シリーズは、日本的な「かわいい」センスが重要になる、とくにアンリアルな作品であるだけに、実写化のハードルがきわめて高かったはずだ。 しかし実写映画『名探偵ピカチュウ』は、そんな懸念を乗り越え、期待をはるか