▲スポーツ部=イ・スンフン記者 ここ数年の間に韓国で使われるようになった新語に「努力虫(ノリョクチュン)」という言葉がある。努力ばかり強調する旧世代を皮肉る言葉で、個人が努力して得た能力ではどうにもならず、それよりも社会的・構造的要因の方が現実を左右するという意味だ。同様の言葉に、努力を強調するため音を伸ばした「努ー力(ノオリョク)」がある。 だが、日本野球界の「伝説」イチロー(45)ほどの「努力の虫」はいない。イチローはひた.. 続き読む
この時季になると、選手の移籍や去就問題が中心のプロ野球と違い、プロサッカーのJリーグは昇格や降格を巡る戦いが熱を帯びる。 九州のチームも悲喜入り交じるドラマが展開中だ。J1では、長崎がJ2へ降格し、鳥栖は12月1日の最終節に残留を懸けた大一番を控える。 J2大分はJ3まで降格する苦難を乗り越え6季ぶり3度目のJ1昇格を果たし、福岡はJ1参入プレーオフ進出を土壇場で逃した。熊本は無念のJ3降格となり、代わって鹿児島がJ2に昇格する。 Jリーグは今月20日、日本フットボールリーグ(JFL)に所属する八戸の来季J3入会を承認した。 八戸は青森県初のJクラブで、これで39都道府県に計55クラブが根を張ることになる。12球団が都市圏に本拠地を置く日本野球機構(NPB)とは異なり、5倍近い数が全国に裾野を広げる。 支援企業やサポーター確保は今後、より厳しくなるに違いないが、NPBとは対照的な道を歩むJ
海外にいたのでリアルタイムでは観ていないんですが、報道を見る限り4時間のロングラン証人喚問は与野党どちらにとっても実りのあるものとは思えなかったんですよ。 【佐川氏証人喚問】不祥事の出口見えず財務省沈痛「これからどうなる…」「真相は藪の中」 - 産経ニュース http://www.sankei.com/affairs/news/180328/afr1803280001-n1.html 佐川氏「誰のために仕事してんだ」 部下を叱った過去も:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASL3W5JFJL3WUTIL055.html [引用] いい加減な仕事をした部下に「誰のために仕事しているんだ。俺じゃなくて納税者のためだろう」と叱る姿を覚えている職員もいる。 -- もちろん、公文書の改竄(書き換え)は問題が大きいでしょうし、国会の答弁の辻褄を合わせるため
米英で起きた「負け犬の逆転劇」 世界中が驚いた(僕も驚いた)、今回のアメリカ大統領選の結果の真なる意義について、きわめて早い段階で正確な論評を加えていた人物がいる。意外かもしれないが(いや、当然か)、それはイギリスの急進的右派政党「イギリス独立党(UKIP)」を率いる、ナイジェル・ファラージ党首だった。 ドナルド・トランプの勝利が決した直後、イギリス時間の11月9日に、彼はBBCにこんなコメントを寄せている。 「負け犬たち(underdogs)が支配者層(the establishment)を打ち負かしたのだ」(注1) さらにファラージは、こう続けた。トランプの勝利とイギリスの「ブレグジット」は、どちらも同じ「負け犬の逆転劇」だった、この2つの重要な選挙戦の勝利によって、2016年は「政治革命の年」となったのだ、と。 僕はここで、その「負け犬」の話を書きたい。ブレグジットの主役となった「負
2016 - 01 - 23 「ブログは日本では流行らないんじゃないか?」と言われた… 「ブロガー」「メディアクリエーター」の呼称論争は超どうでも良いのだけど、「ブロガー」という言葉が相対化されているのを聞いて2002年頃の日本のWebを思い出した。 「ウェブログ」って何? ブログは元々ウェブログと呼ばれた。2002年頃から「アメリカでは9.11以降、ウェブログが急速に流行っている」という話を聞いた。個人が情報発信できるツールで論説や日々の記録を書き綴れるツールとして紹介された。 しかし、この「ブログ」(ウェブログ)が日本で流行るかどうかに関しては当時かなり懐疑的な意見が多かった。日本のネット文化は伝統的にパソコン通信の頃から個人のテキストサイトを中心に発展しており、掲示板や日記などのオーサリングツールも沢山あった。 あめぞう→2ちゃんねるの流れもそうだし、レンタル掲示板の「teacup.
13日に発生したパリでの同時多発テロが、世界に衝撃を与えていますね。 事件の詳細については、各メディアが詳細に伝えていますが、こんな報道がありました。 フランス・パリ中心部で起こった同時多発テロをめぐり、欧米メディアが自爆テロを「kamikaze」と表現していることに、日本国内で困惑の声が上がっている。 (中略) 「kamikaze」とは、太平洋戦争時における日本軍の「特別攻撃」に由来する言葉だ。ただ、「特別攻撃」は基本的に艦船や兵士を標的とした一方、自爆テロは一般人を含めて無差別攻撃とされ、全く同じものとは言えない。また、いつ、どのような過程で「kamikaze」が「自爆テロ」の意味で使われるようになったのかも不明だ。 欧米メディア、仏自爆テロを「kamikaze」と表現 日本では「なんだか複雑」「悲しいこと」と困惑 パリでの事件を「kamikaze」と呼ぶ欧米メディアに対して、日本のネ
任天堂前社長で、相談役の山内溥(やまうち・ひろし)氏が19日、肺炎のため死去した。享年85歳。謹んでご冥福をお祈りするとともに、その功績を振り返ってみたい。 日本のゲーム産業は山内溥氏の決断によって興ったと言っていい。 ファミリーコンピュータというと、任天堂が先駆者だったイメージがあるが、じつは後発組だった。1981年から1983年にかけて家庭用ゲーム機は発売ラッシュを迎えた(表1)。国内の玩具メーカー、技術系ベンチャー企業、アメリカの玩具メーカーが多数の機種が投入された。いずれ流行するだろう「テレビに接続するゲーム専用機」新市場の開拓を各社が目指していたのだ。 社名は当時上村雅之部長が率いる任天堂・開発第二部のメンバーが開発したファミリーコンピュータ。ハード性能とソフトを見て、山内溥氏は「これは売れる」と直感した。一気に普及させるために大量生産による一台あたりのコスト圧縮を決意。100万
ネットは人の心の中にあるものが可視化される世界―楽しくて役立つことも多いけれど、それだけじゃない「諸刃の剣」がネットなのかもネット―人の心の中にあるものが可視化される世界/かみんぐあうとっ インターネットが無ければ知りえなかった情報って言うのは幾らでもある。 パーソナルメディアだのなんだの言われて持てはやされているが、それまでも存在した市井の人々、それぞれの知性や感情や意見や叫びが言語化され吐露されるのがインターネットなんだろう。道行き歩いてすれ違う見知らぬ人、その中の一人はもしかしたらツイッターのフォロワーかもしれない。よく読むブログの書き手かも知れない。自分が書くメルマガの読み手かもしれない。 物理的・社会的なくびきから解き放たれた人の中にあるドロドロとわだかまる感情や、独自の論理、悪意や善意。有象無象の区別なくすべて同等に、言葉と意志と論理と感情と知性で成立している虚構の空間。 わた
政治・歴史, 経済・経営もしも「歴史は繰り返す」という言葉が本当ならば、我々は未来を予測するために歴史を学ぶべきだ。「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」のではなく、「賢者こそが歴史を学び、愚者に歴史の重さがわからない」のだ!!(当ブログ管理人・TM2501)言いたいことは上記の通りです。「なんでこんなものがあるの?不採算なのに」と思うものは過去に必要だったからあるのです。だけど、昨今の政治家から学生までありとあらゆる日本人はその「過去に必要だった理由」を研究しようとしない!それどころか、「今は無駄だから消してしまおう」ということばかりで、それを新しく作るコスト、なくなることで起こる社会現象を包括的に考える人間がいない事がはなはだ疑問でならない。お品書き明治政府の残した物多くは「軍事用○○」日本と欧州列強の植民地政策は目的が違う今と75年前はすごくよく似ている。郵便と鉄道は「兵隊を集め
2月24日の総選挙から2カ月を経てようやく新政権樹立に漕ぎ着けそうなイタリア。だが、首相指名を受けたエリンコ・レッタ氏はモンティ首相が進めた緊縮策を見直すと表明、経済立て直しへの道は不透明さを増している。キプロスでは3月、ユーロ圏からの支援条件に絡んで大口預金者にも負担を強いたことから大混乱が発生した。一方、ギリシャ、スペインなどでは失業率が依然として高く、経済再生への道は見えていない――。 今年4月4~6日にINET*(記事末を参照)が開いた国際経済を巡る会議で、会場の参加者から拍手喝采を浴びたスピーカーがいた。「ユーロ危機の本質」について語ったスウェーデンの元国会議員リーフ・パグロツキー氏だ。スウェーデンの中央銀行と財務省に長く勤務し、ギリシャ危機においては2010年5月からジョージ・パパンドレウ政権のアドバイザーも務めた同氏に、ユーロ危機問題の本質とは何かを聞いた。 (聞き手は石黒
北朝鮮がその警告通りに米国あるいは韓国、そして日本にまで、核弾頭搭載のミサイルを撃ち込むのか。それとも好戦性に満ちた攻撃の威嚇は単なる言葉だけの脅しなのか。あるいは実際の軍事行動を伴うのか。第2次朝鮮戦争が果たして始まるのか。米国の政府や議会、そして軍の研究機関から民間の研究所、マスコミまで、それぞれに分析や予測を進め、公表するようになった。 米国の専門家たちのその種の予測の中で特に関心を引かれたのは「次の朝鮮戦争は北朝鮮による日本攻撃で始まる」という大胆な見通しだった。 その理由は日本が北朝鮮からの攻撃に対してあまりに無力であり、反撃などという軍事行動がまず考えられないからなのだという。この点の指摘は、まさに戦後の「平和・日本」が、自国への軍事攻撃はもちろんのこと軍事的な反撃など夢にも考えずに国づくりを進めてきたという特徴を突いていた。だからいまの北朝鮮危機は、日本にとって戦後最大の国家
クールジャパンの人が問題発言(?)をしたというので、4月頭のツイッターのタイムライン(TL)は少しざわついた。 本業の関係で、当然のごとく私のTLにはマンガ業界・アニメ業界、つまりクールジャパンの当事者(とされているはず)の方々が多いのだが、くだんの発言への反応は、ほぼアンチ一色、支持者はあまり見あたらない。アンチといってもおおむね冷ややかであり、諦念が漂っている、といったほうが正しいかもしれない。 私は、といえば「クールジャパン」と聞いてまず思いだしてしまうのは、同名の番組をNHKで担当している鴻上尚史氏の眠たそうな顔とあまりクールでない司会なので、問題意識の低いことはなはだしい。 クールジャパン推進会議の本質的な胡散臭さについては、この発言よりも前に書かれた(さすがですね)小田嶋隆さんのコラム「ジャパンが日本を野暮にする」が的を射すぎているので、同じ媒体の連載としてこの上にさらに言葉を
ツイッターの画面は、何日かに一度、特定の偏った話題で埋め尽くされる。 タイムラインが、本人の好みに沿って設計された与太話の流入回路である以上、それが、アカウントの個性に従って偏向して行く傾向は、避けることができない。 バランスの取れた人間のタイムラインは、総合月刊誌の目次のような、総花的な話題に終始するものらしい。 が、多くのバランスを欠いたツイッター民のタイムラインは、時間の経過とともに、徐々にその奇矯さの度合いを深め、最終的には、マニア向けの通販カタログの境地に到達する。いや、それがいけないというわけではないのだが。 週明けは、振り込め詐欺の新名称をめぐる話題が、ちょっとした「祭り」になっていた。 私がツイッターから離れられないのは、「情報」や「ニュース」自体よりも、おそらく、この種の「祭り」に嗜癖しているからだ。 ツイッター民は(「私のツイッター民は」と言うべきなのかもしれないが)こ
26日に発足する安倍政権のイデオロギーについては、「戦後レジームからの脱却」であるとか「改憲」といった右派的なものがあるのは明らかです。今回の総選挙の結果も、そうしたイデオロギーの匂いへの漠然とした承認と我慢というのが一応は前提になっていると言って良いでしょう。 民主党政権に比べるとイデオロギー的に相当に右に寄っている印象の次期安倍政権ですが、それでは、問題になっている中国や韓国との関係は、更に日本側として強硬になり、対立がエスカレートするのでしょうか? どうも違うようです。 少なくとも、韓国に関しては朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領との「新政権同士」での「関係改善」が模索されるというのは既定路線になってきているようです。懸念された、韓国の新大統領就任式(2月25日)の直前にカレンダー上「竹島の日(2月22日)」が避けて通れないという問題も、今年については、この「竹島の日」の行事をトーンダ
2012-11-01 つーかカルビーのポテチ売れねえ http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121029/238740/ 呼ばれたので出てきた。呼ばれなくても書くつもりだったけど。 まず前提の話なんだけど、そもそもカルビーのうすしおとかもう売れねえわけですよ。コンソメでも売れなくて、売れるとしたらダブルコンソメとかそれくらい。えーと、これ読んでるコンビニ関係者の方にはぜひ聞いてみたいんですけど、もうカルビーのうすしおカットしてる店ってけっこう多いですよね? うちはまあ、じーさんばーさん多い店だから、定番切らしちゃいけねえっていう理由で週販3くらいしか売れなくても意地でも置き続けてますけど、こんなん品ぞろえとして棚の片隅に存在してりゃいいんで、最下段の左端でひっそりと蹲ってますよ。 最近さぁ、おでんとかよく売れちゃってさぁ、なんつー
滋賀県大津市の中学校で2011年10月、男子生徒が自殺した「事件」は、同じ学校に通う生徒たちの証言から陰惨な犯罪の実態が浮き彫りになってきている。 教育評論家や、息子が自殺した父親はいずれも「いじめというより、これは犯罪だ」と厳しく断じている。 いじめを理由とした出席停止わずか6件 「一方的に殴られていた」「火のついたタバコをつけられた」「金を脅し取られた」――。自殺した男子生徒の同級生は、学校側が実施したアンケートにいじめの様子を具体的に回答していた。最近では在校生がテレビの取材に対して、加害者による暴力についてコメントし、続々と詳細が明らかになってきた。 「これは犯罪です」。NPO法人「全国いじめ被害者の会」代表の大澤秀明氏は、J-CASTニュースの取材にこう断言した。大澤氏は1996年、「いじめ」が原因で息子が自殺に追い込まれるという悲劇に見舞われている。遺書には、同級生に殴られ続け
「違法ダウンロード刑事罰化(罰則化)問題」というタグの付け方が、もしかしたら、すでに失敗だったのかもしれない。このネーミングの行く先には 「違法なら罰則があって当然じゃないか」 という感じの早呑み込みが待ち構えているからだ。 たしかに、普通の日本人の日常的な言語感覚からすれば、違法な行為に罰則が科されるのは極めて自然ななりゆきに思える。 それどころか 「違法無罰とか、むしろそっちの方がありえないんじゃないか?」 ぐらいな先走りさえ考えられる。 「つまり、津田っちは違法堂々みたいな世界を望んでるわけだな?」 「というよりも、イリーガル天国で脱法フリーダムなやりたい放題のインターネット社会を構築することが、ああいう連中の望みなわけで、結局のところ、金髪津田野郎一派は、既存の社会的枠組みを破壊したい分子なわけですよ」 と、まあ、ここまで決めつける向きは少数派だろうが、それでも、最初に「違法」と言
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