2024-05-29うひょさんに聞く! React 19アップデートの勘所 #React19_Findy
はじめに こんにちは、フロントエンドエンジニアをしている大倉です。 この記事では、個人的に興味があったReactのProps Drilling問題について焦点を当て、この課題を解決するための効率的なコンポーネント設計について学んだことを紹介します。 本記事はHRBrain Advent Calendar 2023の6日目の記事です。 Prop Drilling問題とは? Prop Drillingは、Reactのコンポーネント構造において、データ(Props)を親コンポーネントからその子孫コンポーネントへと階層を下っていく形で渡していくプロセスのことです。 Reactアプリケーションは多くのコンポーネントで構成され、これらはツリーのような階層構造を形成しています。Reactには、アプリケーションの状態管理を単純化し、データの流れを追跡しやすくするため「データは常に親から子へと一方向に流れる
React + TypeScript: Framer MotionのvariantsでDOMツリーに調和したアニメーションを加えるJavaScriptTypeScriptECMAScriptReactframer-motion Framer Motionは、本番環境に対応したReact用のモーションライブラリです。構文は宣言的で、複雑なアニメーションのコードも簡潔に書けます。つまり、コードベースが読みやすく、保守しやすいということです。 ライブラリの基本的な使い方については「React + TypeScript: Framer Motionでアニメーションを加える」をお読みください。本稿は、公式サイト「Animation」の「Variants」について解説します。つぎのサンプル001が、公式作例を参考にしたプルダウンメニューです。 サンプル001■React + TypeScript: F
React v18.0 has broken ground by introducing a long-awaited feature: Concurrency! Unfortunately, despite a deluge of resources explaining how to use it, explanations of how it works are sparse. As it is a low-level feature, it’s not critical to understand React’s idea of concurrency, but it doesn’t hurt! This post does not attempt to exhaustively document React’s Concurrent API and best practices.
ReactのuseEffectは、フックの中でも使い方が難しいものの一つです。そこで、この記事では筆者が考えるuseEffectの望ましい使い方を皆さんに伝授します。 基本原則 技術やその要素の使い方を考えるにあたって、筆者が好んでいるのは基本原則を置いてそれに基づいて判断することです。ということで、この記事ではまず筆者が考えるReactの基本原則を紹介します。 筆者がもっとも重要視する原則は、ReactはUIライブラリであるということです。つまり、ReactにはUIの管理をさせるべきであって、その他のことはReactの役目ではないということです。Reactが難しいと思う人がいる場合、何でもかんでもReactにやらせようとするから余計に難しくなっているのだと思います。 例えばアプリケーションのロジックの管理やそれに付随するステートの管理はReactの役目ではないので、Reactの外部で処理
ショートアンサー React 18 からのフックである、useSyncExternalStore を使えばいいようです。 ※ useEffect がまったくだめだというわけではありません。 ※ クライアントサイドレンダリングのみを考えています。サーバーサイドレンダリングを考慮すると違った答えになるかもしれません。 サンプルコード 次のような useData フックを作ってみます。 JSON API の GET レスポンスを返すシンプルなものです。 実験をしやすいように、リクエスト URL を変えるボタンを置いてあります。 import { useEffect, useState } from "react" export function SearchResults() { const [id, setID] = useState(1) const todo = useData(`http
ちょっと前にツイッターで見かけた、ゆめみのフロントエンドコーディング試験 フロントエンドコーディング試験 「RESAS API を使用して、都道府県別の総人口推移グラフを表示するSPAを作る」っていうお題 React の勉強をするのにちょうどいい題材だなぁって思ったのでやってみた。課題を公開してるってことは「やってみてもいいよ」ってことかなと思ってるんだけど、もし違ったら GitHub のリポジトリーを private にするので連絡ください 1週間でやらないといけないところを2ヶ月近くやってるし、コミットログも特に何も考えずにポイポイ書いたから、全然だめなんだけど、でも、色々勉強になったので、とてもよかった。楽しかったー! つくったもの こんな感じ これでおわりにするー pic.twitter.com/K8zhrRUp54— Mitsuyuki Shiiba (@bufferings)
はじめまして!WEBチームの黒川と申します!昨年7月にaptpodに入りましてもうすぐaptpod歴1年になります! aptpodでは主にフロントエンドエンジニアとしてReact/TypeScriptを用いて、お客様向けアプリケーションのUI部分を実装しております。 ご存じの方も多いように、Reactの状態管理にはいくつか方法があり、何を用いるべきかなどでしばしば議論が起こりがちです。代表的なものだけでも、標準APIを用いるuseStateとContextやデファクトスタンダードとなってきているRedux、そして新興のRecoilがあります。 弊社のWEBチームではReduxを採用するケースが多いです。私もReduxについては一通りの知識と経験は持っていたつもりだったのですが、先日担当させていただいたプロジェクトで初めてReduxの設計に取り組んだところ、自分がReduxの思想や勘所につい
今までは State 管理といえば、Redux でしたが、ここ最近いろんな State 管理ライブラリが出てきています。その中でも私が一番使いやすいなと思っているのが、React Queryです。 実際、今携わっているプロジェクトでは Redux を使っているのですが、action,reducer,api 周りなどやっぱりコード量が多くなってしまうことがつらみになっています。 React Queryの特徴としては 取得したデータをキャッシュに持たせる キャッシュされたデータをどのコンポーネントからでも簡単に利用可能 Fetch の状態を返してくれる(isLoading, error など) があります。個人的には以前に Apollo を使っていたので、isLoading などの Fetch の状態があるのはとても好印象でした。 そこで、実際に携わっている Redux のプロダクトに Rea
RTK Queryおもしろそうなので調べてみたり触ってみたりした。 どちらかというと雰囲気を伝えることを目的とした記事で、勘違いしている可能性もあるかもしれないので(つっこんでほしい) 詳細については公式を読んでください。 対象 Reactを使ってるひと Reactでのデータ取得のキャッシュの扱いとか管理がしんどいなってひと Reduxは分からなくてもOK RTK Query is 何? Redux Toolkitのチームが作ったデータ取得とキャッシングのためのツール。 データを取得するのが楽になる。キャッシュのロジックを手書きする必要がなくなる。 最近のReactコミュニティでは「データの取得とキャッシュ」は「状態管理」を別のものとして管理したいという需要があった。 → RTK Queryは「データの取得とキャッシュ」に特化したツール。(Reduxは「状態管理」に特化したツール) 実際の
Reactアプリケーションのアーキテクチャの一例として公開されているGitHubリポジトリ「bulletproof-react」が大変勉強になるので、私自身の見解を交えつつシェアします。 ※2022年11月追記 記事リリースから1年ほど経過して、新しく出てきた情報や考え方を盛り込んだ続編記事を書いていただいているので、こちらも併せて読んでいただければと想います(@t_keshiさんありがとうございます!)。 ディレクトリ構造が勉強になる まずはプロジェクトごとにバラつきがちなディレクトリ構造について。 ソースコードはsrc以下に入れる bulletproof-reactでは、Reactに関するソースコードはsrcディレクトリ以下に格納されています。逆に言えば、ルートディレクトリにcomponentsやutilsといったディレクトリはありません。 たとえばCreate Next Appで作成
コード品質向上のための実践的アドバイス Photo by Diana Polekhina on Unsplash. はじめに Reactは、構成の方法について特に決まりがありません。まさにこれが理由で、プロジェクトをクリーンで保守可能な状態に保つことは、私たちの責任なのです。 今日は、Reactアプリケーションの状態を改善するために従うべきベストプラクティスについて説明します。これらのルールは広く受け入れられているため、この知識を持つことは必須です。 すべてコードで示します。さあ始めましょう! 1. JSXの省略形を使用する ブール変数の受け渡しには、JSXの省略形を使うようにしましょう。例えば、Navbarコンポーネントのタイトルの可視性を制御するとします。 悪い例
React でユニットテストをするときのベストプラクティスはいつも悩むのですが、とりあえず 2021 年 2 月時点では、こうかなーというのをまとめてみます。 まずテストランナーは jest で確定です。ここで悩む要素はまずありません。 では、React のテストをどうやるか?です。 公式の react-dom/test-utils を使う 公式の react-test-renderer を使う @testing-library/react を使う 選択肢としてはこの三種類が有名なところでしょう。 公式という響きはとても魅力的ですが、実は公式ドキュメントから「ボイラープレートを減らすため、エンドユーザが使うのと同じ形でコンポーネントを使ってテストが記述できるように設計されている、React Testing Library の利用をお勧めします。」という形で、@testing-library
去年末に Facebook の人達が出した React Server Components というものが、React 界隈に激震を及ぼしていますが、速報以外でこの技術について言及している国内のブログが見当たらないため、この記事で解説してみます。間違いや分かりづらい部分があればぜひツッコミをお願いします。 React Server Components は、ただのサーバーサイドレンダリングではありません。クライアントサイドレンダリング(SPA)とサーバーサイドレンダリングを、ギアを切り替えずにいいとこ取りする仕組みです。これまでに存在した様々な技術よりも踏み込んで、フロントエンドとバックエンドの境目を曖昧にしてしまうユニバーサルな技術です。 勝手な造語としていうなら「コンポーネント指向ユニバーサルウェブ開発」とでも呼ぶべきものでしょう。 そして、これはただのユニバーサルなだけの仕組みではあり
[RFC] React 18 and types-only breaking changes · Issue #46691 · DefinitelyTyped/DefinitelyTyped [@types/react] add VoidFunctionComponent type which does not accept "children" by awmottaz · Pull Request #46643 · DefinitelyTyped/DefinitelyTyped https://react-typescript-cheatsheet.netlify.app/docs/basic/getting-started/function_components/ 簡単に言うと React.FCのpropsの型定義には暗黙的にchildrenが含まれてしまう childrenが必要ない
ReactのConcurrent Modeが最初に発表されたのはもう1年近くも前のことです(記事執筆時点1)。Concurrent Modeはたいへん奥深い機能で正式版がたいへん待ち遠しいですが、Concurrent Modeの代名詞として多くのReactユーザーに知られているのはPromiseをthrowするというAPIデザインです。Concurrent Modeでは、コンポーネントがレンダリング時にPromiseをthrowすることで、レンダリングをサスペンドした(Promiseが解決されるまでレンダリングできない)ことを表します。 Concurrent Modeに関しては筆者の既存記事Concurrent Mode時代のReact設計論 (1) Concurrent Modeにおける非同期処理などをご参照いただきたいのですが、ここではPromiseをthrowするということ自体に焦点
この記事はComplete Guide to React Rendering Behaviorの翻訳記事になっています。 ご本人(Markさん)にも許可を頂いて翻訳しております。 こちらの記事がReactのレンダリングを理解する上で今までで一番体系的で一番分かりやすかったので、ぜひ紹介したく翻訳させて頂きました。 翻訳ツールにもたくさん助けてもらいながら行い、意訳が出来ていない部分が多々あるかと思いますので修正依頼を出して頂けると幸いです! Twitterでも、フロントエンドに関する事や、アメリカでのエンジニア経験に関してツイートしているので、よかったらフォローお願いします。 Twitter: @hellokenta_ja 下記から本文です。 Complete Guide to React Rendering Behavior この記事は、Reactレンダリングがどのように振る舞うか、Co
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