【読売新聞】 厚生労働省は来年4月から、育児休業給付の延長審査の厳格化に乗り出す。延長には保育所に入れなかったことを示す書類が必要で、落選狙いで人気の保育所だけに申し込みをするケースが相次いでいた。提出書類を増やし、落選目的だと判断
【読売新聞】 厚生労働省は来年4月から、育児休業給付の延長審査の厳格化に乗り出す。延長には保育所に入れなかったことを示す書類が必要で、落選狙いで人気の保育所だけに申し込みをするケースが相次いでいた。提出書類を増やし、落選目的だと判断
【読売新聞】 広島県尾道市が市内の妊婦向けに配布した子育て情報をまとめたチラシがSNS上で批判を浴び、24日、配布中止に追い込まれた。子どものいる家庭の父親に実施した「(産前産後の)妻のこういう態度が嫌だった」というアンケートの結果
壁がカラフルになり、「行きやすくなった」と児童に好評のトイレ(27日、兵庫県西宮市の市立瓦林小で)=宇那木健一撮影 色の力でトイレのにおいが気にならなくなる――。色彩が心理に及ぼす影響を研究する大手前大学(兵庫県西宮市)の山下真知子教授(65)がそんな実験成果を発表し、注目されている。「くさい」「汚い」といった印象の強い学校トイレの壁を塗り替えた結果に基づいており、塗料メーカーなどから問い合わせも寄せられている。 「鮮やかな色がついてから、トイレに行きやすくなった」。27日、兵庫県西宮市の市立瓦林小学校で男子児童(11)が爽やかな緑色のトイレの壁を見ながら話した。同校は2014~15年に山下教授の研究に協力してトイレの壁の色をベージュから鮮やかな緑や青、赤などに替えた。 山下教授は09~16年度、西宮市や同県尼崎市の小中学校に協力を依頼し、計21校200か所のトイレの色の塗り替えを監修。ト
赤ちゃんは、体を触りながら話しかけると脳の活動が活発になるという実験結果を、京都大の明和(みょうわ)政子教授らのグループがまとめた。 乳児期の発達にスキンシップが重要なことを裏付ける成果という。15日の国際科学誌電子版に掲載された。 実験は、生後7か月の乳児28人を対象に実施。まず、大人がわきをくすぐりながらある単語を話しかけ、続いて別の単語をくすぐらずに話しかけた。その後、スピーカーでこれらの二つの単語を聞かせ、脳波を測定したところ、くすぐられながら聞いた単語を流した時の方が、言語に関係する左側頭部の活動が活発になった。 単語は「とぴとぴ」「べけべけ」という普段聞き慣れない言葉のため、脳波の違いは、くすぐりの有無の影響とみることができるという。明和教授は「乳児期に積極的にスキンシップを取ることが、脳の発達に役立つ」と話している。
無音の曲などの作品で知られる作曲家ジョン・ケージの図形楽譜など、前衛的な現代芸術作品では国内屈指のコレクションを所蔵する清里現代美術館(山梨県北杜市高根町清里)が、閉館することが分かった。 貴重な所蔵品が海外へ引き取られる可能性がある。 同館は東京都内で美術教師をしていた伊藤信吾さん(66)が個人で集めた1960年代以降の現代美術の作品や、約1万点近い文献、関連資料などを常設展示するため、1990年に開館した。 所蔵品には、1音も演奏されないケージの代表作「4分33秒」の楽譜や立体作品、自筆の草稿のほか、既製品に署名をしただけの作品などで従来の美術の概念を覆したマルセル・デュシャン代表作の構想を描いた銅版画。「すべての人間はアーティストである」と訴え、美術を社会や政治の問題へと拡張したドイツのヨーゼフ・ボイスがパフォーマンスで用いた道具などがある。 また、1960年代を代表する前衛芸術運動
海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」が4日、日本原燃などによる下北沖の「大陸棚外縁断層」調査のため、八戸港に寄港した。入港は、2012年7~9月の八戸沖での海底下石炭層の微生物調査以来だ。 船上で八戸市による歓迎式典が行われ、小林猛将船長らに花束が贈られた。同機構の平朝彦理事長が「八戸は絆の母港。これほど熱い思いで見守ってくれる地域、市民はほかにない」と謝辞を述べた。 調査は、海底下を約500~700メートル掘削し、断層の有無や活動経過などを調べる。平理事長は「この船でしかできない調査で、日本のエネルギーの将来にかかわる重要なミッション」と気を引き締めていた。 「ちきゅう」は調査に必要な物資などを積み込むと、悪天候のため、急きょ夕方には出港。5月中旬まで調査した後、再び寄港する予定だ。
新年度の予算査定やソチ五輪視察、初の都議会と、過密スケジュールをこなす舛添知事。毎日のように登庁し、都職員と同じ時間帯で働く新知事の姿に、都幹部は「当たり前のことだが、この十数年なかったこと」と話す。 「(知事が)週に1回とか2回しか出てこない、というのは不可能ですから」。舛添知事は2月12日の就任記者会見で、週数回の登庁が珍しくなかった石原慎太郎元都知事らを念頭に、こう述べた。 舛添知事は初登庁以来、五輪視察や伊豆大島への訪問を除くと、平日は全て都庁へ。「基本的には職員の勤務時間と同じにしたい」と宣言した舛添知事は、遅くとも午前10時に登庁する。一方、「夜型人間」を自称する猪瀬直樹前都知事は午後の登庁が多く、その分、職員も夜遅くまで居残りになっていた。猪瀬前知事がわずか1年で辞職しただけに、当初は「任期さえ全うしてくれれば」との声が多かったが、新知事に期待する職員の声も徐々に高まっている
山深く分け入り、イノシシやシカなどを追う猟師をしながら、その奮闘ぶりを漫画に描いている津山市在住の男性がいる。県北出身の岡本健太郎さん。猟師となって4年余り、現代社会と縁遠い猟の魅力を伝える漫画は人気を呼び、11月15日に狩猟が解禁となった今季も、命や自然と向き合う生活を続ける。(楢崎基弘) 岡本さんは2003年、漫画家としてデビュー。東京で数作品を連載後、09年に帰郷して銃猟免許とわな猟免許を取得した。幼い頃、猟師をしていた近所の老男性から魚の釣り方やわなの作り方など、自然とともに生きる面白さを学び、「野山に入って獲物を追う姿に憧れていた」という。 同時に、「ずっと猟師を描いた漫画を読んでみたいと思っていたが、そうした作品はない。ならば、新作は自らの猟師体験を描こうと思いついた」と振り返る。 漫画「山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記」は11年、雑誌「イブニング」(講談社)で連載スタート。今
山形大は15日、授業を3日連続で休んだ学生に電話をかけて欠席理由などを確認する取り組みを始めると発表した。 親に連絡する場合もあるという。同大生の逮捕事案が昨年度相次いだための措置だが、「過保護」という声も出ている。 生活習慣を整えてもらおうと、対象は1年生の約1700人。教室入り口の機器で学生証を読み取って欠席を確認する。欠席の理由が曖昧な場合には、悩みなどを聞いて、必要に応じてカウンセラーも紹介する。 昨年度、窃盗や器物損壊、公然わいせつなどの容疑で7人の同大生が逮捕された。大学では、「授業に出席する」というルールを守らせることが規範意識の向上につながると判断した。小山清人副学長は「昔の大学ならあり得ないが、時代が変わった」と話している。
大学卒業で授与される学位「学士」の名称が過去約20年間で大幅に増え、約700種類に上っていることがわかった。 省令で定めていた1991年までは25~29種類だったが、その後20倍以上になっていた。「キャリアデザイン」(法政大)や「観光交流文化学」(杏林大)などユニークな名称が多く、大学が独自色を出すことで、学生を集めようとしたためとみられる。 読売新聞の「大学の実力」調査で判明した。調査は全国の大学740校を対象に6月に行い、648校の回答を得た。 学士の名称は戦後、大学設置基準(省令)で定めてきたが、基準緩和で91年以降、自由につけられるようになり、年々増加。今回の調査回答では696種類が確認できた。その大学にしか存在しない名称も426種類に上り、約6割を占めた。 「環境情報学」(慶応大ほか)や「国際日本学」(明治大)など、時代に合わせて情報や文化、福祉、国際の言葉を使った名称が目立った
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