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思い出の一冊【35回】むしくい堂、鉄道好きと古書店開店の原点
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古書店主に、思い出に残っている一冊を紹介してもらうリレー連載。第三十五回目は、古書音羽館の広瀬洋... 古書店主に、思い出に残っている一冊を紹介してもらうリレー連載。第三十五回目は、古書音羽館の広瀬洋一さんの紹介で、古書 むしくい堂の高橋良算さんが登場する。 最長片道切符の旅 宮脇俊三:著 新潮文庫 新潮社 (写真はカバーなし) 本屋になりたい 宇田智子:著 ちくま文庫 筑摩書房 (写真は増補版) 思い出の一冊は2冊 私の思い出の一冊は、紀行作家・宮脇俊三さんの「最長片道切符の旅」です。 地理に興味があり、地図や列車の時刻表を見るのが好きだった私は高校生の時、思い立って長野県の白馬行の夜行列車に乗りました。