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線路上の「指揮所」、戦時下でも運行を続けるウクライナ鉄道の取り組み
ウクライナ・テルノピリ/リビウ(CNN) 長く黒いカーテンに閉ざされた薄暗い部屋に、くぐもった音が... ウクライナ・テルノピリ/リビウ(CNN) 長く黒いカーテンに閉ざされた薄暗い部屋に、くぐもった音が鳴り響く。旧ソ連時代の閉回路電話システムから、ウクライナ語で男性6人に向けてメッセージが響き渡る。6人のうち半数は軍服を思わせる緑色の服を着ているが、彼らは軍人ではない。ウクライナ鉄道の幹部だ。 ボタンやつまみが付いた一見時代遅れのシステムは、幹部らとウクライナ国内の全ての駅をつなぐ役割を担っている。ウクライナ鉄道によると、国内にある駅の数は1450程度。ロシアの侵攻後に携帯電話サービスが使用不能になって以降、この旧式のシステムは現場の状況把握のため1日2回開かれる会議に欠かせない存在になった。 ウクライナ西部のテルノピル駅付近で行われた会議はわずか10~15分で終わり、その後は再び移動する。同社の経営陣は、会議がロシア軍の主要標的になっているとの見方を示す。 ウクライナ鉄道のオレクサンドル・
2022/04/17 リンク