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シンガポールが不動産印紙税引き上げ、外国人向け税率2倍-過熱に対応
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シンガポールが不動産印紙税引き上げ、外国人向け税率2倍-過熱に対応
シンガポールは過熱する住宅市場を冷やすため、不動産取得を巡る課税を強化する。 政府は声明で、2軒目... シンガポールは過熱する住宅市場を冷やすため、不動産取得を巡る課税を強化する。 政府は声明で、2軒目の購入や外国人による取得を対象に加算印紙税(ABSD)の税率を引き上げると発表。2021年12月に実施した増税や22年9月の住宅ローン限度額の厳格化に触れ、こうした措置は「まずまずの効果」を上げたものの、1-3月(第1四半期)の不動産価格は「堅調な需要に伴い加速に向けた新たな兆し」を見せていると指摘した。 声明によると、2軒目を購入する国民に課すABSDの税率は17%から20%に、外国人向け税率は30%から60%にそれぞれ引き上げられる。今回の措置は27日に実施される。 シンガポールの住宅価格は1-3月期に3.2%上昇。同国の不動産セクターは、他の国々が金利上昇とインフレ高進で減速に見舞われる中でも、好調を維持している。