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乗れば2千円助成 「日本一小さい新幹線のまち」の現実:朝日新聞デジタル
北は北海道、南は鹿児島まで全国を結ぶ新幹線のネットワーク。利用する人が最も多い東京駅では、1日に... 北は北海道、南は鹿児島まで全国を結ぶ新幹線のネットワーク。利用する人が最も多い東京駅では、1日に20万人近くが新幹線に乗る。では、最も少ない駅は――。青森・津軽半島の先端にあるその駅に足を運ぶと、そこには止まらない過疎化に悩む町の、新幹線駅に対する期待と厳しい現実の歴史が刻まれていた。 改札口前には新幹線の車両をあしらった駅スタンプがある。スタンプを台紙に押すと、こう書かれていた。 「日本一小さい新幹線のまち」 東京駅から北に約750キロ。北海道新幹線・奥津軽いまべつ駅がある青森県今別町の岩渕健・企画財政課長(57)は「新幹線の駅がある自治体では最も人口が少ないことをPRしたかった。町で全国の市町村の人口を調べました」と話す。 町の住民基本台帳登録人口は、開業直後の2016年4月当時で2888人。乗車した人が全国の新幹線駅で最も少ない1日平均33人(17年度)というのもうなずける。 北海道
2019/06/21 リンク