【レビュー】サン・ラ 伝説の映画『スペース・イズ・ザ・プレイス』がリバイバル上映｜コロナ、BLM…こんな世に問う「音楽の力」 | ARBAN

【レビュー】サン・ラ 伝説の映画『スペース・イズ・ザ・プレイス』がリバイバル上映｜コロナ、BLM…こんな世に問う「音楽の力」 | ARBAN

ジャズ・ピアニスト、バンド・マスター、教師、思想家、土星人。さまざまな顔を持っていたサン・ラ（※）...概要を表示 ジャズ・ピアニスト、バンド・マスター、教師、思想家、土星人。さまざまな顔を持っていたサン・ラ（※）が “肉体を脱ぎ捨てて宇宙に帰還”したのは1993年のこと。サン・ラの姿を見なくなっても、彼の作品は続々とリリースされ続け、彼の思想や音楽は新しい世代に影響を与え続けてきた。 ※ Sun Ra（1914―1993）米アラバマ州バーミングハム生まれのジャズ作曲家、バンドリーダー、ピアノ、シンセサイザー奏者、詩人、思想家。自身のグループ「アーケストラ」を率い、100作を超えるフルアルバムを録音。本映画における日本語表記は「サン・ラー」。 そんななか、50年代から活動を続けるサン・ラのバンド、サン・ラ・アーケストラが昨年、21年ぶりの新作『Swirling』を発表して話題になったが、今度はサン・ラが脚本と音楽を手掛けて主演した伝説の映画『スペース・イズ・ザ・プレイス』（74年）が、日本では初めて劇場