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山下達郎、松尾氏めぐるラジオ発言の最大の炎上点
リスナーとパーソナリティーの「共犯関係」を保ちながら、あらゆる方向への配慮も欠かさず、いかに価値... リスナーとパーソナリティーの「共犯関係」を保ちながら、あらゆる方向への配慮も欠かさず、いかに価値観をアップデートしていくか。筆者もラジオ好きなので「世知辛くなったな」とさびしくなるが、これも情報化社会の宿命なのだろう。 「わかる人だけ、わかればいい」という時代ではない 山下さんは以前から、サブスクリプション(定額課金)の音楽配信サービスに、自身の楽曲を出さないスタンスを示している。各所での発言を重ねると、その理由がサブスク業界に現状、収益構造や権利関係の課題が残っていることにあると読み取れる。 しかし、サブスク解禁に否定的な姿勢に、コメント冒頭の「SNSやってない」発言がかけ合わさってしまうと、「ただ単に『デジタル嫌い』なだけでは」といった、ネガティブな印象を与えかねない。 経緯説明の仕方も、両者への印象をわけた。松尾さんのコラムからは「アーティスティック」と感じる一方、山下さんのコメント