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シャムキャッツ解散に感じる、時代の空気が変わる瞬間への戸惑い(トリプルファイヤー吉田靖直) - 2ページ目 (2ページ中) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
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シャムキャッツ解散に感じる、時代の空気が変わる瞬間への戸惑い(トリプルファイヤー吉田靖直) - 2ページ目 (2ページ中) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
シャムキャッツの解散とほかのバンドの解散とではまったく意味が違った シャムキャッツは私より少し年上... シャムキャッツの解散とほかのバンドの解散とではまったく意味が違った シャムキャッツは私より少し年上のバンドだが、あのころから現在に至るまで活動していた時期は自分もだいたい被っている。その間、一時は覇者のオーラをまとっていたバンドも、才能に嫉妬したバンドも、多くは活動を辞めてしまった。『TOKYO NEW WAVE 2010』に参加していたバンドも今ではほとんどが解散か活動休止している。 もちろん、バンドを長い間つづけていくことが必ずしも正しいとは限らない。それでも、傍目にはシャムキャッツは一生やっていくタイプのバンドに見えた。時代にフィットして一時的にグワッといったバンドは、数年するとなんだか役目を終えたように感じてしまうことがある。私はあんまりグワッといったことがないのでまわりのバンドの盛衰を時には羨ましく思ったり、時には分かりやすい山場を作らなかった(作れなかった)自分たちに感謝したり