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第539話 捕縄術には3つの要素がある。『討伐』、『確保』、『捕縛』だ。 - 飯屋のせがれ、魔術師になる。(超時空伝説研究所) - カクヨム
「捕縄術(ほじょうじゅつ)と称しているけど、実態は捕縛術が主なんだよ」 鎧を拭く手を動かしながら、... 「捕縄術(ほじょうじゅつ)と称しているけど、実態は捕縛術が主なんだよ」 鎧を拭く手を動かしながら、ジェラートは言った。 礫術(つぶてじゅつ)に続くステファノの入門先は「ジャン派捕縄術」という流派だった。ジェラートはその当代継承者である。 25歳の若さだが、幼少より家伝の捕縄術を父から学んでいた。ジャン派も道場を持たない流派だ。 無尽流礫術を伝えるネオンよりもさらに特殊な家系にジェラートは生まれた。すでに引退した父親も、初代のジャン自身も、王都衛兵隊に所属する身分だった。 その立場は独特で、普段は衛兵たちの武器や防具を維持管理する役割を負っていた。簡単な鍛冶仕事もするし、防具の繕い、修理などもした。 「まず敵を倒し、押さえつけて縛る。その一連の術を捕縄術と呼んでいるわけだ」 ジェラートの話を聞きながら、ステファノは衛兵の短剣を研いでいた。彼にとって刃物研ぎは慣れた仕事だった。 2人が座り込ん
2024/05/07 リンク