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『滅ぼす』ミシェル・ウエルベック|政治、死、そして愛について - 書に耽る猿たち
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『滅ぼす』ミシェル・ウエルベック|政治、死、そして愛について - 書に耽る猿たち
『滅ぼす』上下 ミシェル・ウエルベック 野崎歓 齋藤可津子 木内暁/訳 ★ 河出書房新社 2024.01.29... 『滅ぼす』上下 ミシェル・ウエルベック 野崎歓 齋藤可津子 木内暁/訳 ★ 河出書房新社 2024.01.29読了 ウエルベックの小説ってどうしてこんなにカッコいいんだろう。ストーリーも文体も、登場人物の会話も、もう何もかも。鋭く光るセンスは誰にも真似出来ない。この本はジャケットもカッコいい。言わずもがな、現代フランス作家のなかで最も影響力のある一人だ。去年の暮れに、浅草の鮨屋で隣り合ったフランス人とウエルベックについて話が盛り上がったのを思い出す。 経済財務大臣補佐官のポール・レゾンが主人公。大統領選を間近に控えた中、テロ事件が勃発し政治の世界がスリリングに描かれる。また一方で、ポールの父親が昏睡状態になったことから、周りの家族や親しい人たちとの関係性が密接に物語に影響を及ぼす。 途中まで、近い将来ということはわかるけれど具体的にいつの時代なのかがわからなかったが、しばらくするとこの舞