トヨタ・豊田章男を「社長にした男」の“知られざる正体”が明かされた…！ その名も「中国の怪物」、いまはじめて語られる「豊田家が頭を下げた瞬間」と「創業一族を支えたウルトラC」（児玉 博） @moneygendai

トヨタ・豊田章男を「社長にした男」の“知られざる正体”が明かされた…！ その名も「中国の怪物」、いまはじめて語られる「豊田家が頭を下げた瞬間」と「創業一族を支えたウルトラC」（児玉 博） @moneygendai

「あのね、日本人は中国人をわかってないんだよ。本質をちゃんと見てないから、中国人のことを、中国共...概要を表示 「あのね、日本人は中国人をわかってないんだよ。本質をちゃんと見てないから、中国人のことを、中国共産党のことを見誤るんです。本質がわかっていない」 言葉の主は、『トヨタ　中国の怪物　豊田章男を社長にした男』（文芸春秋）の主人公、服部悦雄氏だ。 1943年（昭和18年）に旧満州の都市、伊春市に生まれた服部氏は、日本人でありながら27歳まで中国で過ごした。餓死などで7000万人が死亡したと言われる「大躍進運動」や、中国共産党の権力闘争の末に2000万人が死亡したとされる「文化大革命」の悲惨な時代を生き抜いた。 念願だった日本帰国を果たしトヨタ自動車販売（現トヨタ自動車）に入社した服部氏は、2001年、中国事務所総代表に就任し、アジア本部本部長の豊田章男氏（現トヨタ会長）と中国に乗りこんだ。豊富な中国人脈を使って乾坤一擲の勝負をかけた服部氏は、欧米の自動車メーカーの後塵を拝していたトヨタの中国事業