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前回からの続きです 症例5 60歳男性 主訴:発熱 1ヶ月前にめまい感が数分間あり、近医を受... 前回からの続きです 症例5 60歳男性 主訴:発熱 1ヶ月前にめまい感が数分間あり、近医を受診している。MRIの結果、陳旧性脳梗塞があったため、痙攣、症候性てんかんが誘発されたのではないかと診断されカルバマゼピン、抗痙攣薬が処方されている。 2週間前より発熱が認められ、体温が39℃まで上昇した。発熱に対して抗菌薬2種類が投与されたが、効果がなかった。血圧130/80mmHg、心拍数70bpm、呼吸数16回/分で身体所見に異常は認めていない。 この患者のポイントは原因不明の発熱である。熱があるにもかかわらず、心拍数70bpmと比較的徐脈である。また自覚症状が熱以外になく、比較的全身状態が良い。そこで薬剤熱が考えられる。原因不明の発熱では感染症、腫瘍、膠原病の3つがあげられるが、薬剤熱も重要である。薬剤熱は薬を中止すれば良くなるので、早い時点で薬剤熱の可能性を考えると治療がしやすくなる。
2015/03/28 リンク