ブックマーク / misaki-taku.hatenablog.com (609)

  • 昭和六年の写真 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    朝起きて、ベッドの中のぬくもりから抜け出せないままにリモコンでテレビのスイッチを入れたら「ごくせん一挙放送」をやっている。そのまま、二、見てしまう。お笑い系青春学園バラエティドラマではあるが「人間ってえのは、一人じゃ生きていけねえんだ。だから仲間が必要なんだ」とか「素手でケンカをすりゃあ、こっちのこぶしだって痛いだろ。だからわかりあえるんだ」とか(当にそんなこと言ったかもう自信がないけど)ヤンクミが言うと、ちょっと感動したりする。 > 昼前に家を出て、亡父の墓参。 > 帰宅後、少しだけ昼寝をしてから、家中の部屋に掃除機をかけ、ブラインドを拭いたり、箪笥の中を整理したり、一応大掃除みたいなことをする。 > この夏に、六木のフジフイルムのギャラリーで俳優・佐野史郎の実家にあった佐野家のアルバムにあった写真を使った写真展とトークショーを見たことがあった。そのトークショーには佐野氏のほか、作

    昭和六年の写真 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/06/11
    11日の「あぁ紫陽花ですか」のコメント欄に書けなかった事をここに。この曲の歌詞の最後の一節が凡庸で、しかし、曲のアレンジ、特にギター、ストリングスの壮大さに胸打たれた。昭和6年の写真の家、素晴らしい。
  • あぁ紫陽花ですか - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    写真はガクアジサイの装飾花です。 さて、子供のころ住んでいた家、というのはたぶん2歳から15歳まで住んでいた戦前の木造二軒長屋のことです。玄関の横に紫陽花が植えらえていて、いちばん一般的な青い花が咲きました。1927年に生まれ2001年に亡くなった私の父は、この紫陽花の花が好きだと言っていました。ただそれだけのことでも、毎年6月になり紫陽花が咲くと、父が好きだった、ということは思い出してしまう。だからといって、そこから父のことをあれこれ考えたり思い出したりするわけでもないけれど。 あじさいが歌詞に出て来るさだまさしの絵葉書坂という、70年代前半だったかな、そういう曲があります。 一番の最後に ♪あなたの横顔越しにシャボン玉が一斉に弾けた気がしたのはあぁ紫陽花ですか♪ と歌われるさだまさしの絵葉書坂、二番の最後には、 ♪絵葉書坂を下りながらあなたはやっぱり言いましたねあぁさよならですか♪ と

    あぁ紫陽花ですか - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/06/11
    さだまさしのたまにすごく心を動かされる曲があります。例えばドラマ「北の国から」のテーマ曲。そしてて今日の写真ですが、岬さんは気がついていないかも知れないけど、こんな写真がとても岬さんらしいと思う。
  • 路上スナップの違和感またはスランプ - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    写真を撮っているときに、カメラマンはそのときのその場に存在しているのだろうか?などというちょっと変なことをこの写真を眺めながら考えてしまいました。疎外感というか。まぁ、そんなことはどうでもいい?以下もそんなことを訳もなくつらつら書いているので、読まなくていいです。 写真を撮るときにいちいちファインダーを覗かずにノーファインダーで撮ることも多いです。この写真もそうだったかもしれない。たぶんAPS-Cサイズセンサーのミラーレスカメラに70年代の24mmか35mmのマニュアルフォーカスレンズで撮っていますね。左上に緑色の絞りのかたちのゴーストが写っていて、そこから右下に向けて色は緑ほど目立たないがさらにいくつかのゴーストが写っている。それが古いレンズらしさになっていますね、最近のレンズではこれほど多くのゴーストは出ない。ゴーストが疎外感に関係しているわけではないと思いますが。 そして、ファインダ

    路上スナップの違和感またはスランプ - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/06/11
    カメラで何かを撮るという行為は岬さんにとっては哲学ですね。ベージュ色の建物の窓の内側は一体どんな人がいるのか、それとも、ただの物置と化しているのかと、そんな事を考えました。
  • 殺風景でとてもいい - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    マンション光回線がケーブルだったのか各戸への分配のための装置だったのか詳細はわかりませんが、しばらく故障してしまい、三日ほどまえにやっと復旧しました。 写真は、五月の最終の日曜日に東京建築祭に合わせて東京駅から銀座や築地や日橋付近を散歩したときに通りがかったときわ橋の写真です。どってことないつまらない写真でしょうか、以前写真家の高野隆大さんがフォトジェニックではないカスのような場所をカスババと名付けていましたが、でもこの場所にはときわ橋という遺産があり、それが写っているし、決してカスではないでしょう。だけどこの写真を撮るためにEVFファインダーを覗きながら、うわっ殺風景だなあと思っていました。そしてなにより面白かったのは、殺風景だなぁと思ったなかに、これはもちろん静止画ですがファインダーで見ている分には人が動いている。写真の左端に写っている通行人はもちろんのこと信号待ちのバイクや自転車

    殺風景でとてもいい - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/06/09
    さてさて、どう殺風景なのかな?(偉そうに^^)。白い高速?がなければ、殺風景ではなくなるのでは?。殺風景がお好みならこのままで。パソコン不具合でもう憂鬱の極みでした。アップルは偉い、サポートが直してくれた
  • ウツギの花 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    たぶん30年かもっと、ずっと防湿庫のなかに入れたまま一度も使っていなかった、カメラやレンズがオートフォーカス対応になるまえの、手でピントリングをぐるぐる回して、目でファインダーの中を注視してピントを合わせるマニュアルフォーカスのタイプの焦点距離100mmのマクロレンズを先月だったか、久々に使ってみたら意外と面白くなって、どこかへ出かけるときにバッグに入れて行くことが多くなった。最近は、雑木が繁り、足元には野の花が咲いている近所の川沿いの道や、どこかの公園に行くと、もう花の季節が終わった植物もたくさんあれば、今咲いている植物もあって、このウツギという低木は、どこにでもあるけれど、ちょうどいま白い花を咲かせている。相変わらず街角スナップを撮っています。あるいは建築も撮っています。たとえば前回投稿した神奈川工科大学の広場とかも。そうそう5月の26日は東京建築祭りだったので築地願寺など何か所か建

    ウツギの花 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/06/02
    ウツギの花はうちの周りで「鬱陶しい」程咲き今はまだ蕾。その花を私はスマホでクッキリと撮る。だって、スマホでは岬さんの様には撮れないから。とても好きな一枚です。退職後のカメラマンは機材が大袈裟です。
  • KAIT広場 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    神奈川県厚木市、きょんきょんの出身地でしたっけ?、その厚木市に神奈川工科大学キャンパスがあり、その敷地内にこの写真のKAIT広場があります。写真だけだとなにがなんだかわからないと思います。この学生さんたちが歩いている白いアスファルトというのか、もっと吸水性のあるようなちょっとぼそぼそした石のような材質の床は4100平米なので、60-70mのほぼほぼ正方形、そしてわずか2-3mのところに同じく真っ白い屋根があります。床も屋根も平面ではなくて、緩やかに湾曲している。特徴は柱が一もないことと、屋根に50個くらい四角い穴というのか窓でしょうか、開口があるのです。この写真を撮るまえに青空に雲が遮ることもなく直射日光が届いていた。そういうときには天井の穴の形がそのまんま四角形の陽だまりを床に作ります。そして少しだけ太陽の前に薄い雲がかかると散乱光になり、途端に木漏れ日はこんな風に境界があいまいなやわ

    KAIT広場 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/06/02
    本当に不思議な写真で、神奈川工科大学を画像検索してやっと分かりました。宇宙空間みたいに見えました。岬さんはカメラを持って色んな所に出没する人。
  • ヴィンテージマンション - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    最近グーグルマップの、上空から俯瞰した3D映像で立体的に建物などを見ることができるイマーシヴ・ビュー・モードというのがあります。この写真のヴィンテージマンションではそういう表示は出ないとは思いますが・・・どうにかすればそのモードでどこでも見られるのかな?・・・そのモードで例えば横浜市立図書館を見ると、六角形かな八角形かな、角型の柱がつながっているようなダイナミックな建築構造がまるでヘリコプターで建物の周りを遊覧飛行しているように見ることができます。東京タワーでも目黒の庭園美術館でも、著名な建物は大抵それで見ることができる。そしてそのモードで建物を見てしまうと、もう、のこのことワイドアングルレンズを付けたカメラをぶら下げて建物見物に行って建物全体写真を撮る意味はないように思ってしまう。もちろん建物の細部は別ですよ、あるいは写真に撮ることが主目的ではなく、建物を見ることが主目的であるべきで、そ

    ヴィンテージマンション - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/05/25
    以前の建物は温もりを感じます。写真のマンションはどこかにアメリカ、ニューメキシコのネイティブアメリカンの家を感じさせます。土色の泥で作られた家は、中に暖炉があり本当に包まれるという感じがするんです。
  • LAST WALTZ - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    雑誌SWITCH6月号の特集が写真で、そのタイトルが「LAST WALTZ 写真の夜明け、写真の果て DAIDO MORIYAMA」。昨日購入して、まだ記事の詳細は読んでないけれど、最近になりどこか体調を崩されたのかな、都内から逗子に戻った写真家森山大道氏が撮り下ろした最新作「逗子」。逗子は私もよくカメラをぶらさげてぶらぶらするわけですが、踏切の遮断器や逗子マリーナあたりの?ヤシの木や髑髏の絵柄が刺繍されたジャンパーのアップなどを強めのコントラストで仕上げた「森山流」の写真に、相変わらずわたしは感銘を受けてしまい、なんで同じ町を歩いても、出来上がる写真に大きな差が生まれるのか・・・いや、だからこそ世界の森山なんだろうけれど、凄いもんだ・・・と。雑誌タイトルの「LAST WALTZ」は意味深です。ロックバンドThe Bandの解散コンサートのLAST WALTZを連想せずにはいられないわけで

    LAST WALTZ - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/05/25
    モノクロ写真になると森山大道になると発見。2枚目の写真のブリキ(?)のポストと獅子の顔の中に獅子の顔。逗子にはこんな魅力的なモチーフが転がっているのかと驚きました。
  • 迷光がもたらす - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    今年の五月上旬、原宿と渋谷の昼間くらいの、普段行きなれていない場所なので、どこか地図上で示せと言われても判らないのですが、でも原宿と渋谷のあいだだったと思います、そこで撮ってあった写真。このカップルや黒いハットの人が座っている、縁石なのか曲がったコンクリートの凸部はなんでしょう。夏になると水を張る浅い池の縁なのかな。逆光で向こうの下に向いた矢印三のかたちのロゴマーク、デサントかな、そのマークのすぐ下に青い光の点とそれを囲う円が写っていますが、これは迷光とかゴーストと呼ばれる、撮影レンズに入った光が結像ではない反射によって作る、写真にとっては「良くない」とされるもので、これを防ぐためにレンズの表面に多層コートをしたり特殊な最新の技術による微細構造のコートを付けたり、あるいは、レンズ先端にフードを取り付けます。だから最新のレンズではこうは写らないかもしれません。これを撮ったのは1980年代の

    迷光がもたらす - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/05/25
    私は自分で撮った写真に懐かしさを感じた経験がないのですが、多くはない写真集の中で、懐かしさ、愛おしさを感じる写真があります。船の上で幼稚園児が海を見ている後ろ姿の写真に自分の思い出を感じてしまうんです
  • 雲雀 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    自宅から自転車に乗って約20分、相模川を渡る国道一号線の橋を平塚市側に渡ってから、河川敷を少し北上すると「イシックス馬入のお花畑」があります。相模川は別名馬入川(ばにゅうがわ)と呼ばれ、そのいわれは、源頼朝の馬が突然川に入り頼朝が落馬したところから、だそう。朝、8:30頃に家を自転車で出て、写真を撮りに行ってきました。ちょうど通勤通学の時刻で、私の前を男子高校生とその後ろに女子高校生が学校に向かって自転車を漕いでいきます。国道一号線をなるべく使わず、住宅街のなかの道を進みます。彼らのあとを付いて行きます。実は私はその住宅街の中の道筋をよく知らない、けれど、彼らはどうやら橋を渡って平塚市側へ通っていると思われたので、そしてそれはその通りだったのです、だから付いて行きました。相模川にかかる国道一号線の橋は、どこの橋でもありがちな、川の(橋の)真ん中がいちばん高いから、橋に差し掛かり真ん中までは

    雲雀 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/05/15
    イシックス馬入のお花畑を検索。広大な地に沢山の花が咲いている。こんな所があるんですね。森山良子が歌った「この広い世界いっぱい咲く花を🎵」が浮かびました。自転車で若者の後を追う、疲れますよね〜💦
  • 高台の公園 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    神奈川県中郡大磯町は太平洋(相模湾)に面し、明治の頃には、その海が見渡せる場所に、大隈重信や西園寺公望や伊藤博文の邸宅(別荘)が建てられた町。日で最初の海水浴場が開かれた町でもあり、最近では村上春樹氏の家も、あるとかないとか。その大磯町で第18回目の「オープンガーデン」が開催されていたので、行ってみました。駅前でマップをもらい、そのうち大磯駅エリアを回りました。このイベントに協力している個人宅やカフェや歴史的建造物の庭に咲き乱れている花々などを見て回れるイベントでした。快晴で暑い日。五月って、平均気温通りの日なんか滅多になくて、暑い初夏の日と、季節がひとつきふたつき戻ったような寒い日が、交互にやってくるから、気温の分布棒グラフを作ると、平均気温を中心とした正規分布ではなくて、寒いところと暑いところにふた山が出来る分布になっているんじゃないか? 写真はオープンガーデンに参加している場所では

    高台の公園 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/05/15
    何を急いでどこへ行く。たまにはゆっくりと日々を暮らしたいと思う人も多いはず。オープンガーデンで浮かんだのが友達から聞いたビバリーヒルズのガレージセール。普段は入れないエリアで高価な品を物色する楽しさ。
  • つばめ - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    ゴールデンウィーク中の快晴のある日、新宿駅から渋谷駅まで、途中にふたつ、観たかった小さなギャラリーでの展示に立ち寄りながら、カメラをぶら下げて散歩をしました。途中、原宿から渋谷までは買い物客や観光客で大賑わいだった。千駄ヶ谷や北参道駅近くは人通りも少なく、のんびりした休日の感じがちゃんと在りました。そのあたりで、鳥の囀る声に、真上を見たらつばめが一羽電線に止まっていました。40mmのレンズを付けていたので、これ、少しだけトリミングして50mmくらいの画角になっていますが、つばめは小さくしか写らない。よく見ると、あるいはピッチして見てもらえれば、つばめの尾羽がふたつにピッと分かれてるのが写っています。なんかこのBSと地上波のアンテナのある景色も、だんだん古めかしい景色になってくのかな? すこし前に一穂ミチの「光のところにいてね」と「スモール・ワールズ」を読みました。もとはどこかの文庫の202

    つばめ - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/05/07
    燕は偉いですね。あの小さな体で日本にやって来て、又帰っていくんですから。こちらは今若い緑から少し色が濃くなった葉っぱで本当に贅沢な景色です。藤野千夜を一休みし、多和田葉子を呼んでます。これも又面白い。
  • 新緑が揺れる - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    カメラ用語で言うところの大口径レンズの大口径にした状態(明るい絞り値を開放にした状態)でファインダーを覗くと、目で見えた「そこ」と、撮影レンズを通した像となった「そこ」は違う世界だなと思う。特にピントの合ってないところが。そう思うのは人の目で見た「そこ」のピントがぼけているところを見ようとしても、人の目はオートフォーカスだから見極められない、もしくはとても難しいし、近視用メガネを外して、0.1以下の視力で「そこ」を見てもこんな風には見えない。ぼーっとしてはっきり見えないが、私の場合だけなのか、乱視も入っているからか、物が何重にも重なって見える感じになるが、こういう丸ボケは近視であってもこうは見えない。カメラのファインダーを覗いて、こういう風に大きくピントを外して、丸いぼけばかりの画面にし、そこに風が吹いてきて、この丸ボケが海月が水のなかを漂うかのごとくゆらゆらと動いたり明滅するのはとてもき

    新緑が揺れる - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
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    URURUNDO 2024/05/05
    光がそこにあるというのが分かる写真ですね。抽象画みたい。私の睡眠は6時間くらいです。だから、それを越すと腰が痛くなり、これを老化というのか?。PM11からはラジオ NHKFM、 NHKR1を聴きます。贔屓の番組があります。
  • 写真とは - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    4月29日みどりの日、晴れのち薄曇り。JR東日横須賀線の逗子駅から年若の友人と二人で、写真を撮りながらぶらぶらと歩き、わっぱ定をSeedlingでべ、みさきドーナツをひとつ買い、葉山マリーナは通り越し、イヌイットコーヒーロースターで珈琲をテイクアウトし、とんびに襲われながら砂浜でドーナツをべる友人を笑い(自分はまだべない)、森戸神社にお参りし、神奈川県立近代美術館葉山で吉田克朗展を観て、小磯の鼻まで歩き、バスで逗子駅に戻り、勘で選んだ居酒屋「ざくろ」でそら豆や筍やほたるいかをべ満足する、という一日を過ごしました。薄曇りのフラットな光線もいいな、と思いながら、例によってワンパターンの人が小さくちらばって写っている写真を撮り歩きました。カメラはミラーレスのデジタルカメラだけれど、レンズは70年代のオールドレンズで、そのせいかなんとなく黄色というか茶色というか、色が転んでいる感じがし

    写真とは - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/04/30
    「写真とは」考えてますね^^。岬さんの場合「ご飯と同じ」と解く。心は「生きるのに必要」。名所旧跡ではなく、日々の暮らし、自分が徘徊(失礼^^)、逍遥する足跡を撮る岬さんの写真はとても心に響く。
  • 本当に読んだのかな - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    なんだかちょっと気持ち悪くも見える、ぬめっとした凹凸のある表面ですが、大磯町(神奈川県の相模湾(太平洋)に面した町)の海で撮りました。海面の凹凸なんて季節に関係なく、同じような風が吹いていれば、同じような波が立ち、同じように写真に写るのだと思いますが、でも「春の海ひねもすのたり」と言うように、なんだか少し海水に粘性があって、それで表面のうねりの変化速度がゆっくりになっているかのように見えました。先日、日曜美術館の再放送で福田平八郎の漣の解説を見ていたので、こんな写真を撮ってみたんだろうと思います。 昨日は横須賀市文化会館で私も参加している写真同人ニセアカシア発行所の新作写真集ニセアカシア9草迷宮をお披露目し、少部数出版物ですが、多くの方にお買い上げいただき、ありがとうございました。 今日の日曜日は昼間に隣の市に住む妹と会ってランチべながら近況報告をしあい、その後、一人で大磯まで。漁港の

    本当に読んだのかな - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/04/28
    蚊取り線香は途中で消えませんよね。本を売るのはいつもメルカリですが、とても手間がかかります。でもbookoffでは買ってくれない本が売れたりするんです。今日の写真はいかにも春の海、のたり感が感じられます^^
  • ブックフェアに出店のお知らせ - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    四月二十七日土曜日に横須賀市文化会館で開催される横須賀ブックミュージアムに、私が同人として参加している「写真同人ニセアカシア発行所」が同人五人による写真集ニセアカシア9号のお披露目を目的に、出店いたします。お時間ある方は、是非お立ち寄りください。 今回の号は泉鏡花著草迷宮を題材にあらたに撮影した写真で組んでいます。よろしくお願いします。

    ブックフェアに出店のお知らせ - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/04/24
    ニセアカシアと聞くだけで、いい香りがして来そうです。はてはて、どんな写真集なのか?。見たいですね。
  • ハマヒルガオと夏みかん - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    一昨日の土曜日、南関東は薄曇りで、それほど暑くなかったので、と小さなデジカメと財布を持って、自転車で海岸まで行ってみた。茅ヶ崎の海岸沿いには、人と自転車のための遊歩道なのかサイクリング道?が続いていて、その道を西へとのんびりと漕いで行く。道沿いに木製のほんの2m位の高さの展望デッキがある、そこで自転車を降りて、展望デッキに座って文庫を読んでいると、心地よい海風でいい感じ。はくどうれいんのエッセイで、これが文章は軽快なリズム、内容は面白おかしく、すいすい進む。いい感じ。ところがしばらくすると薄い雲が切れていき、日がさすと途端に暑くなってきた。残念だなぁ、と思いながら読書を切り上げて、再び自転車を漕ぐと、進んでいくときには顔に風が当たるからまたすこし涼しくなった。 そのうちにこのハマヒルガオの花が咲いている場所があった。砂浜の斜面は不安定なので、膝をついたりしながら姿勢を確保し、ああでも

    ハマヒルガオと夏みかん - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/04/24
    岬さんの日常は全く生活感がない。休日は特に。自転車で海辺へ そして コーヒーを飲み みかんをバッグに入れ、そのみかんをデスクの上に置き写真を撮るんだろうな。私もそんな休日を持ちたいといつも思います。
  • KYOTO GRAPHIE 2024 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    14日から五日のあいだ、キョートグラフィー期間に合わせて、写真展巡りと建築見物とグルメ(笑)を目的に京都に旅行をしてきました。河原町通や烏丸通りや堀川通などの南北の太い道路と、五条通や四条通や御池通などの東西の太い道路に囲まれた長方形の範囲の中にも、名前のついた通りが南北に東西にきっちりあって、そういう「大通りに囲まれた長方形の中」を適当に歩いてることが、実のところ私が京都を旅行しているほとんどの時間で、目的は写真展やら建築巡りであっても、京都だなぁ…!と思う質はこの歩いている時間にあるに違いないと思うのです。街路樹も少ないし歩道も線で区切られているだけだし。だけど、並んでいるビルや家屋の、そんなにでかいビルはないですね、その建物の古い日家屋から新しいデザインに趣向を凝らしたビルまでの渾然一体が嫌な不統一ではなくて、なんかそれが京都らしさを作っている、だから楽しいですね。 それにしても

    KYOTO GRAPHIE 2024 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/04/20
    今年も京都グラフィーに来られたんですね。レポート続けてお願いします。友達と話せばお互い京都は変わったねという言葉ばかり。本当にカフェやお土産屋が増え、古いいい本屋が消えました。
  • 自然と建築の共存について - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    上の写真は渋谷駅(渋谷スクランブルスクエア)からヒカリエを結ぶ東口二階歩行者通路の渋谷駅側のエスカレーターで、写真の右側へ歩いて行くと、その歩行者通路になります。 先日、再放送された日曜美術館の「建築家内藤廣」の回の冒頭で、建築家ご人が、渋谷再開発計画で最初に完成するのがこの通路だったので完成度の高いものにしたかったとおっしゃっていました。下の写真がその内藤廣設計の通路です。すなわちこの下の写真の奥が上の写真のエスカレーターのある場所。 時間の流れの中で、私たちは街を歩いている通行人の一人のようにそこにたまたまいる、その中で、あとから続く人に少しでも良いものを残したい、そういう思い。建築だって、自然や都市環境の中で変化していくという大前提での今なのだから、というようなことを内藤さんが話していた(と番組を観ていて私がそう把握したってことですから正しいかどうかはわかりません)。あるいは、建築

    自然と建築の共存について - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/04/16
    内藤廣さんの建築とは知らずに見ていたものがいくつかありますよ。東京とらやもそうですか。伊根の舟屋、正倉院とか色々影響を受けられたのかな?。「じい 散歩」お勧め😍。今は多和田葉子を読み始めました。
  • 妙本寺の海棠 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    4/7日曜日、初夏の陽気。9:30に家を出て鎌倉妙寺の海棠の花を見てきました。14:00帰宅、Jリーグの試合をリアルタイムでDAZN観戦し、応援している地元のチームは、またも敗戦。敗戦ばかりなのに、その度にがっかりして。わざわざストレスを抱え込む確率が高い観戦を、どうして辞めないんだろう?とぶすっと機嫌が悪くなりながら思うのです。それもまたいつものこと。 明日と明後日は関東は雨になるよう。これで今年の桜も散ることでしょう。もう新緑も芽吹きはじめていますが、例年、桜が散るのを合図とするように、このあと一気に新緑の季節がやって来るのだろう。そしてその変化があまりに早くて、その変化をほとんど感知できずにいて、ある日気が付くといろんなことがふつか前、一週間前、ひとつき前と、いろいろな時間軸においてすっかり様変わりしていて、それで翻弄されたような気分になるのも、これもいつものこと。 ♪季節に敏感で

    妙本寺の海棠 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2024/04/16
    ストレスを抱え込む試合を懲りずにみる。岬さんのブスッとした表情、なんとなく分かりますよ😊。スマホ登場で誰も彼もがすぐに写真を撮る様になりました。それをインスタにアップする。今日の写真も長閑でいいなあ。