[北京 20日 ロイター] 中国の国家食品薬品監督管理局は、健康サプリメントに「セックス」や「神」、「不死」などの言葉を使った製品名を認めない方針を決めた。新華社が20日に伝えた。同業界では迷信などを利用して商品を販売しようとする業者も多く、こうした状況を改善する狙いがあるという。 報道によると、当局は問題となる言葉が「これ見よがしで、迷信につながる」と判断し、「神」などのほか「魔法のような効果」や「奇跡的」といった言葉も禁止される。いつから禁止されるかは不明。 中国では長年、食品や薬品の品質に関する問題が絶えず、消費者からの苦情を受けて政府も規制強化に乗り出している。 2007年7月には、元国家食品薬品監督管理局長が収賄罪と職務怠慢の罪で有罪となり、死刑が執行されている。