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ブックマーク / number.bunshun.jp (20)

  • 大谷翔平が最後のマウンドへ…ブルペンの宇田川優希が見た景色とは? 大谷に学んだ“パスタは塩だけ”「ダルさんにガッカリされないように」(米虫紀子)

    どちらも目に焼き付けたい――。 WBC決勝の8回表。ブルペンにいた宇田川優希(オリックス)は、せわしなく首を回転させながら、マウンドにいるダルビッシュ有(パドレス)と、9回に備えブルペンで肩を作る大谷翔平(エンゼルス)の姿を交互に追った。ダルビッシュが1球投げ、中村悠平(ヤクルト)が捕球するとすぐに後ろを振り返り、気迫みなぎる大谷の投球練習を見つめた。 8回裏が終わると、ブルペンにいた投手たちが「さぁ行こー!」と大谷を送り出す。 レフト後方にあるブルペンから、マウンドへ、ゆっくりと歩いていく大谷の背中が、宇田川の記憶に強烈に刻み込まれている。 「もう、オーラがやばかったです。アメリカの球場なので大谷さんのファンもいっぱいいて、『ショーへー!』みたいな感じですごく盛り上がって、その中を歩いていく。なんて言うんですかね……言葉では表せないです、あのオーラ。すごかった。カッコよかったです」 宇田

    大谷翔平が最後のマウンドへ…ブルペンの宇田川優希が見た景色とは? 大谷に学んだ“パスタは塩だけ”「ダルさんにガッカリされないように」(米虫紀子)
    Imamu
    Imamu 2023/03/31
    「大谷さんの食事、すごかったです。試合前は、ご飯大盛りに、ゆで卵5、6個に、ブロッコリーとサラダ」
  • ファウルが飛ぶと「オフサイドだろ!」「試合中に選手がラザニア」イタリア人は野球をどう楽しんでる? 現地でプレーした日本人記者の記憶(弓削高志)

    地中海の国にある野球の世界は驚きに満ちていた。 セリエBといえば聞こえはいいが、もちろんプロじゃない。トップチームの仲間たちは当時30歳になったばかりの僕とほぼ同年代で皆、業を持っていた。 主将で遊撃手のアントニオは印刷屋。アメリカかぶれなので「俺のことは“トニー”と呼べ」と全員に命じていた。控え捕手のフランチェスコは薬剤師で、いつも練習帰りに「乗ってくか」とベスパの後ろに乗っけてくれたナイスガイだ。もう一人いる別のフランチェスコは無職の主戦投手で、人曰く「俺のストレートは最高速130キロ」だが、スピードガンがクラブにないので信憑性がなかった。ついでにスタミナもなかった。 練習は週3度で、週末に試合というルーティン。移動は分乗。決まった集合時間はなく、各自が仕事の都合に合わせて可能な時刻に三々五々集まった。スーパー店員、運送屋、PCサービス等など、それぞれの職業はバラバラだったが、野球

    ファウルが飛ぶと「オフサイドだろ!」「試合中に選手がラザニア」イタリア人は野球をどう楽しんでる? 現地でプレーした日本人記者の記憶(弓削高志)
  • 415kmレースのクレイジーなウラ側…“日本最速ランナー”土井陵は何を食べている?「カップラーメンもスイーツも食べない」「主食は柿の種です」(千葉弓子)

    一過酷と言われる山岳レース「トランス・ジャパンアルプス・レース(TJAR)」。富山県魚津の日海から日アルプスを縦断し、静岡市大浜海岸の太平洋に至る約415km(累積標高差約27,000m)の距離を、制限時間8日間で駆け抜けるエクストリームなレースだ。 今年の夏、そのTJARで「4日17時間33分」という大会新記録で初優勝したのが土井陵(たかし)だ。剱岳や薬師岳を縦走する北アルプスを1日で越え、中央アルプスも1日で通過、多くの選手が歩きを織り交ぜるロード区間もほとんど走っていた。しばらくは更新されないと考えられていた「4日23時間52分」(望月将悟/2016年)という大会記録を6時間も縮めたのだ。 その背景には、走力や山の経験値といったベースに加え、綿密な料計画や睡眠の取り方があるようだった。自らを「ミニマリスト」と語る土井のスタート時の装備は水分を除いてわずか3.5kg。他の選手

    415kmレースのクレイジーなウラ側…“日本最速ランナー”土井陵は何を食べている?「カップラーメンもスイーツも食べない」「主食は柿の種です」(千葉弓子)
    Imamu
    Imamu 2022/11/06
    「カロリーメイト」「COMPグミ」「柿の種は、僕は梅味ばかり」
  • 「代アニの同期には能登麻美子さんがいました」声優再挑戦のモノマネ芸人・山本高広47歳が明かす“新人声優”時代「自分オリジナルの声がわからなくなった」(松本宣昭)

    昨年10月27日、山高広さんは自身のインスタグラムにこう書き込んだ。 「室井さん!!どうして芸人辞めなきゃいけないんだ!」 それまで所属していたワタナベエンターテインメントを退所し、山寺宏一さんら多くの人気声優が所属するアクロスエンタテインメントに移籍したことで、「モノマネ芸人を辞めて、声優に転身する」と報じられたことへの反論メッセージだった。 現在はモノマネ芸人と声優業、どちらにも力を注いでいる。なぜ、織田裕二モノマネで一世を風靡した芸人が“二刀流”にチャレンジするようになったのか。(全3回の3回目/#1、#2へ) 卒業後、全く声がかからずそのままフリーターに ――近年は声優としても活躍し、昨年にはアクロスエンタテインメントへ移籍しました。声優の仕事を増やそうと思ったきっかけは? 山 2009年にゲスト声優として出演させてもらった映画『クレヨンしんちゃん』の仕事が楽しくて。キャラクタ

    「代アニの同期には能登麻美子さんがいました」声優再挑戦のモノマネ芸人・山本高広47歳が明かす“新人声優”時代「自分オリジナルの声がわからなくなった」(松本宣昭)
  • 15歳ワリエワ騒動を“ただのドーピング事件”にしてはいけない理由…選手たちが語った“ロシアフィギュア界の闇”「みんなやってるよ」(及川彩子)

    多くの人がもやもやした気持ちを抱えたまま、フィギュアスケート女子を観戦することになった。 ROC(ロシア五輪委員会)の北京五輪フィギュアスケート代表、カミラ・ワリエワの検体から禁止薬物が検出されたというニュースが発表されたことで、彼女の個人戦出場は一時不透明な状態になった。そして出場できるか否かはCAS(スポーツ仲裁裁判所)の手に委ねられた。 そして、2月14日午後。ワリエワに「出場許可」というニュースが届けられた。なお、3位以内に同選手が入賞した場合は、表彰式やメダル授与式を実施しないという。 今回の経過、裁定に関してはすでにニュース速報などでカバーされているはずなので、ここでは、今回の一連の騒動、そしてロシアの抱える問題に焦点を当てたい。 ワリエワ人に“ドーピングの意思”はあったのか? 15歳が禁止薬物を自ら購入し、摂取したのか。 ドーピングのニュースが出た際、多くの人が違和感を感じ

    15歳ワリエワ騒動を“ただのドーピング事件”にしてはいけない理由…選手たちが語った“ロシアフィギュア界の闇”「みんなやってるよ」(及川彩子)
  • 伊達公子が没頭した修士論文の中身。砂入り人工芝は日本テニスの大問題。(内田暁)

    「違和感」の種が胸にできたのは、思い返せば、初めて世界に飛び出した頃だという。 “新時代のテニスコート”の触れ込みで砂入り人工芝が登場したのは、伊達公子が、高校生の頃だった。 身近なところで一気に普及したのは、1985年の神戸ユニバーシアード。イベント会場の神戸総合運動公園のテニスコートが砂入り人工芝になり、以降はジュニアや高校の大会も、砂入り人工芝で開催される機会が増えた。 「悪天候にも強い」がそのコートの売りではあったが、伊達が思い出すのは、「水たまりがある中でプレーした」という記憶。また、足元が滑りやすく、球速もバウンド後に落ちるという「ネガティブなイメージ」だった。 “新世代のコート”への違和感。 もちろん当時のそれは、あくまで一個人が抱く印象にすぎない。だが高校卒業と同時にプロとなり、ヨーロッパやアメリカでプレーする機会が増えていく中で、“新時代のコート”が実は、国外には全くと言

    伊達公子が没頭した修士論文の中身。砂入り人工芝は日本テニスの大問題。(内田暁)
    Imamu
    Imamu 2019/06/25
    早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の修士論文『日本人テニスプレイヤーの世界トップレベルでの活躍を阻むコートサーフェス』
  • 日本代表には、「走る技術」がない?岡崎慎司の専属コーチが語る本質。(木崎伸也)

    「世界がどんどん走るサッカーをしているのに、南アフリカW杯以降、日ではポゼッションという言葉が流行ってしまった」 杉龍勇(岡崎慎司の専属フィジカルコーチ) 日サッカーには何かが足りない――。ブラジルW杯における日本代表の惨敗を見て、多くの人がそう感じたのではないだろうか。 技術水準が上がり、経験も積んで、戦術の引き出しも増えた。なのにW杯で1勝もできなかった。メキシコ人のアギーレが来ても、ボスニア・ヘルツェゴビナ人のハリルホジッチが来ても停滞感が漂い続けているのは、重要な何かが欠けているからに違いない。 そんなことを考えているとき、答えのひとつを示す人物に出会った。 フィジカルコーチの杉龍勇(法政大学教授)だ。 陸上選手だった杉はベルリン留学を経て、清水エスパルスのフィジカルコーチなどを歴任し、2012年から岡崎慎司の専属コーチを務めている。ブラジルW杯前には吉田麻也の指導も行

    日本代表には、「走る技術」がない?岡崎慎司の専属コーチが語る本質。(木崎伸也)
    Imamu
    Imamu 2015/07/13
    「箸や彫刻刀を使うといった単体の動きに関しては、日本人は欧米人より格段に器用なんですね。ところがジャンプしながら何かするといった2種目、3種目の動きを織り交ぜるとなると日本人の器用さは途端に落ちる」本当?
  • テニスの魅力を増幅する「修造さん」。的確な分析解説と、プレー中の沈黙。(生島淳)

    テニスの全豪オープンは男子がノバク・ジョコビッチ、女子がセリーナ・ウィリアムズの優勝で幕を下ろしたが、大会期間中、私には連日楽しみにしていることがあった。 松岡修造さんの解説だ。 昨年11月のツアー・ファイナルではテレビ朝日系列の解説を担当し、その冷静な分析力と情熱がいい形でブレンドされていると感じていたが、2週間に及ぶグランドスラムになると、より個性が明快に表現されていた。 今回、私が強く印象を受けたのは次の3点である。 ・的確なメンタル分析 ・たった1球で流れが変わるテニスの恐ろしさ ・スポーツ中継の「基」を押さえている 選手の心理をひも解き、試合の展開を解説する。 選手のメンタルがプレーにどう影響するのか。松岡さんの分析がもっとも威力を発揮したのが、決勝のジョコビッチ対マレー戦だった。 第1セット第6ゲームが終わり、ジョコビッチが4-2とリードし、自分のサービスゲーム。しかし15-

    テニスの魅力を増幅する「修造さん」。的確な分析解説と、プレー中の沈黙。(生島淳)
    Imamu
    Imamu 2015/02/09
    じっさい試合みにいったとき修造氏の大きい声が聞こえてきて笑っちゃうけどでもテレビ中継の解説は良い
  • ジョコビッチにフルセット敗戦も……。世界1位を追い詰めた錦織圭の哲学。(秋山英宏)

    錦織圭は理想的なテニスでジョコビッチを翻弄し2セット目を奪ったが、最終第3セットは1ゲームも取れず。王者の底力を見せつけられた。 ツアーファイナル準決勝、錦織圭の世界ランキング1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)への挑戦は、試合時間1時間27分、1-6、6-3、0-6のスコアで決着した。過去の対戦成績は2勝2敗の五分。全米での鮮やかな勝利も記憶に新しかっただけに、力負けに落胆した向きもあっただろう。 確かに、トップとの力の差はあった。しかし、それ以上にクリアに見えてきたのは、錦織の可能性だった。 第1セットは何もできなかった。ジョコビッチの室内コートでの連勝は、今大会のラウンドロビン(予選リーグ)3戦で30に達していた。この、少し球足の遅いコートはジョコビッチの庭。球足が遅い分、相手のボールに追いつき、自分の間合いでカウンターを放つ時間がある。得意のショットは効果を増し、自信は揺るぎないも

    ジョコビッチにフルセット敗戦も……。世界1位を追い詰めた錦織圭の哲学。(秋山英宏)
  • グランドスラム準優勝で「謝罪」。なぜ錦織圭の武器は機能しなかった?(秋山英宏)

    激闘を終え、準優勝のトロフィーを手にする錦織圭。世界ランクは日人史上最高の8位となり、再びトップ10に返り咲いた。 「チームのみんな、ゴメンナサイ。今日はトロフィーを手にできなかったけれど、次は必ず取ります」 全米オープン、表彰式のインタビューで錦織圭は、家族招待席のコーチや仲間に詫びた。 テニスは個人スポーツだが、トップクラスの選手はコーチ、トレーナー、さらにはマネジャーなど数人がチームでサポートする。錦織はこの日、マイケル・チャン、ダンテ・ボッティーニの両コーチや中尾公一トレーナーら、献身的に支えてくれたメンバーに優勝の謝辞を捧げることはできなかった。 マリン・チリッチ(クロアチア)との過去の対戦成績は5勝2敗、今季に限れば2勝0敗だった。しかし、世界ランク3位のロジャー・フェデラーと7位のトマーシュ・ベルディハを破って勢いに乗るチリッチは、以前とは別人だった。 チリッチは17のサ

    グランドスラム準優勝で「謝罪」。なぜ錦織圭の武器は機能しなかった?(秋山英宏)
  • 錦織圭、ジョコビッチ撃破で決勝へ!絶対王者すら押し切る“攻めの姿勢”。(秋山英宏)

    錦織圭が自己最高世界9位というランキングを勝ち得たのは、1大会ずつポイントを積み上げたからにほかならない。しかし、彼の関心は数字の計算にはない。彼を突き動かすのは、シンプルな競争原理だ。上位の選手を倒せば、それだけ自分がのし上がれる――錦織はそんな野性の論理に従って、上位との直接対決で一人一人倒しながら、目標である世界ランクひと桁を達成しようと考えてきた。 昨年の世界ランク10位以内の選手との対戦成績は2勝7敗だった。不満の残る結果だろう。昨年のシーズンオフに『Number845号』で行なったインタビューでは「トップ10の選手にどれだけ勝てるかが課題です」と話している。 今シーズン、トップ10との対戦成績は4勝4敗(全米開幕時)まで改善された。その頑張りが、自己最高位更新につながったと見て間違いない。 立ち上がりから急襲をかけた錦織。 錦織の“下克上”は、この全米でさらに勢いを増している。

    錦織圭、ジョコビッチ撃破で決勝へ!絶対王者すら押し切る“攻めの姿勢”。(秋山英宏)
  • フルセットの勝率77%は歴代1位。錦織圭、歴史に残る勝負強さの秘密。(秋山英宏)

    「フルセットの試合は喜んでプレーしてます。第4、第5セットになると集中力が増す」と試合後に錦織圭は語った。 スタニスラス・ワウリンカ(スイス)のフォアハンドがネットに掛かると、錦織は握り拳を作り、“どうだ”という顔で勝利の味を噛みしめた。 午後3時過ぎの試合開始から、4時間15分。スタジアムの上に広がっていた爽やかな秋空は、とうに薄墨色になり、照明灯がコートを昼間と変わらぬ明るさに保っていた。 錦織がまたも日テニスの歴史を塗り替えた。全米で日男子が4強に入るのは、1918年の熊谷一弥以来96年ぶりの快挙だ。 「最後はどうやって終わったか、覚えていないんです」 試合直後のコート上でのインタビューで、錦織は苦笑した。 世界ランク4位はさすがに手強かった。過去2度の対戦は、ともに錦織の完敗。名前をもじって「スタニマル」と呼ばれる猛獣のような相手と、最後までどちらに転ぶか分からない緊迫したラリ

    フルセットの勝率77%は歴代1位。錦織圭、歴史に残る勝負強さの秘密。(秋山英宏)
  • 本田に対するテベスの反応に見る、セリエA特有の「ドリブル対応能力」。(木崎伸也)

    3月2日に行なわれたACミラン対ユベントス戦。田圭佑は後半26分からボランチとして出場したが、精彩を欠くプレーが見られるなど、存在感を見せることは出来なかった。チームも0-2で敗北した。 「私が注目したのはテベス選手の守備時の姿勢です。 骨盤が立っていて、背中が自然に伸びているので、 股関節の自由度が増える。だから素早く1歩目を 踏み出せるんです」 西直(トレーニングコーチ) 日とアルゼンチンが誇るモンスターの衝突だった。 3月2日、ACミラン対ユベントス戦の後半80分――。 ショートコーナーの流れから、右コーナー付近で田圭佑とテベスが対峙した。田がボールを拾ってドリブルを始めると、テベスがまわりを確認しながら近づいて来る。身長こそ田の方が9cm高いが、体重はテベスの方が1kg重い。ともにパワーを武器にしているだけに、ただで終わるはずがなかった。 予想通り、迫力溢れるシーンが生

    本田に対するテベスの反応に見る、セリエA特有の「ドリブル対応能力」。(木崎伸也)
    Imamu
    Imamu 2014/05/21
    「骨盤が立っていると、股関節の自由度が増えるので、素早く1歩目を踏み出せる」「腰を落とし、重心を低くすればいいわけではない」「広背筋を使って骨盤を引き上げ、股関節の可動域を確保」
  • 「世界9位」より重い「ナダル圧倒劇」。錦織圭が得た“トップ5”という評価。(秋山英宏)

    「応援していただいた皆さんにお詫びをしないと」とコメントした錦織。クレーコートで行われる全仏オープン(5月25日開幕)は、コーチのマイケル・チャンが1989年に優勝した大会でもあるので、大いに期待したい。 コートサイドで試合を見つめるコーチ、トニ・ナダルの表情がすべてを言い表していた。 ラファエル・ナダルの叔父でもある彼の目の前にあったのは、にわかに信じられない光景であったはずだ。過去6戦全勝の錦織圭に、ナダルが一方的に叩かれていた。錦織がゲームを支配し、ナダルはそれに対応するだけだった。トニコーチは途方に暮れているように見えた。そのボディランゲージが弱々しかった。 マドリード・オープン、5月11日の男子シングルス決勝で、錦織は世界ランク1位のナダルから第1セットを奪い、第2セットも相手のサービスゲームを先にブレーク、4-2と先行した。ナダルからの初勝利と、マスターズ1000グレード大会で

    「世界9位」より重い「ナダル圧倒劇」。錦織圭が得た“トップ5”という評価。(秋山英宏)
  • 恐ろしく密度の濃いストレート負け。ナダルにあり錦織圭に無いものとは?(秋山英宏)

    「(メジャー大会で身体に)痛いところもなく戦えたことは、昔はなかったこと。身体が強くなっているのを感じています」と試合後にコメントした錦織。 恐ろしいほど密度の濃いラリーだった。 全豪オープン4回戦、第16シードの錦織圭は、男子ツアー随一のストローカー、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)に真っ正面から打ち合いを挑んだ。 両者の前回の対戦は昨年の全仏オープン。全仏のレッドクレー(赤土)と全豪のハードコートでは、ボールの弾み方が大きく違う。ハードコートの特徴である球足の速さを生かすために、錦織は速攻を仕掛けた。一方のナダルも全豪のコートにプレーを適応させて、いつもより低い弾道の速いボールを繰り出してきた。 両者が放つボールの速さ、深さと角度、そして動きのスムーズさが尋常じゃない。思い出したのが、このロッド・レーバー・アリーナ(全豪のセンターコート)で何度も見てきたナダルとノバク・ジョコ

    恐ろしく密度の濃いストレート負け。ナダルにあり錦織圭に無いものとは?(秋山英宏)
    Imamu
    Imamu 2014/01/21
    「ジョコビッチがやるようにベースライン上でライジングでしっかり捕らえることができれば」「コートを去った錦織は、クーリングダウンのためにジムに直行。がっくりとうなだれたまま、黙々とエアロバイクを漕いだ」
  • <日本卓球の至宝、覚悟の告発> 水谷隼 「世界の卓球界を覆う違法行為を僕は決して許さない」(城島充)

    若くして日の卓球界を担う稀代の天才プレーヤーは、 ある世界的な“不正行為”の犠牲となり、苦しんできた。 違法な用具を使うことなく、ただ、フェアな条件で戦いたい。 卓球という競技の未来のため、選手生命を賭け、問題提起する。 日の丸を背負って北京、ロンドンと2度の五輪を戦った水谷隼。 Number815号に掲載された勇気ある告発を全文公開します。 僕はこれから、選手生命をかけて卓球界に横行している不正行為と戦っていきたいと思っています。もちろん、アンフェアな状況への憤りがあるからですが、それだけが理由ではありません。このまま不正行為を放置すれば、卓球というスポーツの未来にも暗い影を落としていくという危惧が心の底にあるからです。 「補助剤」をラバーの裏側に塗ることで、大きく変わる打球の質。 卓球をしている人なら「補助剤」、英語で「ブースター」と呼ばれる液体のことは聞いたことがあると思います。そ

    <日本卓球の至宝、覚悟の告発> 水谷隼 「世界の卓球界を覆う違法行為を僕は決して許さない」(城島充)
    Imamu
    Imamu 2012/11/20
    「補助剤(ブースター)」//スピードグルー//「金属を叩くような打球音」
  • オリンピックが「聖地」にやってきた!今回こそテニスが“記憶に残る”理由。(生島淳)

    イギリス人選手として74年ぶりのウィンブルドン決勝進出を果たしたアンディ・マリー。死闘の末フェデラーに敗れたが、五輪の舞台で再び「聖地」に帰ってくる。 いよいよ今週からオリンピックが始まる。7月25日に現地入りし、レポートを書く予定だが楽しみにしている競技がある。 テニスだ。 オリンピックでのテニスの歴史を振り返ってみると、第1回のアテネ大会から正式種目に採用され、1924年のパリ・オリンピック(映画『炎のランナー』の舞台となった大会)まで続いていた。 1920年のアントワープ大会では日の熊谷一弥がシングルス、柏尾誠一郎と組んだダブルスで銀メダルを獲得した歴史がある。 しかし1928年から除外され、ようやく正式種目として復活したのは1988年のソウル・オリンピックからである。これは当時のサマランチ会長の「プロ開放路線」に乗ったものだったが、果たしてオリンピック競技としてテニスが成功してき

    オリンピックが「聖地」にやってきた!今回こそテニスが“記憶に残る”理由。(生島淳)
    Imamu
    Imamu 2012/07/25
    「1920年のアントワープ大会では日本の熊谷一弥がシングルス、柏尾誠一郎と組んだダブルスで銀メダルを獲得」//ウィンブルドンでカラーウェア話
  • 甲子園にまでグローバリズムの波が。「頭脳的プレー」は「汚いプレー」?(中村計)

    8月6日の開会式。「がんばろう! 日」の横断幕を先頭に一斉行進する選手たち。高校野球の原点はフェアプレー精神と言われるが、球児たちには今後、“世界基準のフェアプレー精神”が求められていくのかもしれない 今大会は例年以上に、守備妨害、走塁妨害、ボーク等の違反行為に対するジャッジが厳しい印象がある。「疑わしきは、すべて罰する」という姿勢だ。 それを象徴していたのが大会2日目第3試合、花巻東と帝京の試合だ。1回戦屈指の好カードは激しい競り合いになった。 先行する帝京に花巻東が、1回裏(2点)、4回裏(3点)、6回裏(2点)と、3度までも同点に追いつくという展開。 それでも四たびリードを許し、花巻東は7-8と1点ビハインドで最終回を迎えた。 1死後、代打が左前打で出塁。すかさす代走を送り、その走者が次打者の初球に盗塁を決めた。 1死二塁――。 完全に花巻東の流れだった。が、ここで、主審が試合を静

    甲子園にまでグローバリズムの波が。「頭脳的プレー」は「汚いプレー」?(中村計)
    Imamu
    Imamu 2011/08/11
    「オリンピックのとき、向こうの審判に『島国の野球は嘘をつくのか』ってずいぶん叩かれた」
  • アイドルが「冬の時代」を吹き飛ばす!?格闘文化の最新型“ももクロ”の魅力。(橋本宗洋)

    ももいろクローバーZはメンバー5人で構成される。写真前列左から、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織。後列左から有安杏果、高城れに 「格闘技界は、冬の時代を迎えている」 何度も繰り返されてきた常套句は、大嘘である。嘘と断じて差し障りがあるのなら、視野の狭さゆえの誤解だ。 確かに“日のメジャー格闘技のビジネス面”は危機的状況にある。だがリング上で行なわれている試合は決してつまらなくなどないし、視野を世界に広げれば、UFCがアメリカはもちろんカナダ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、さらにはUAE(アブダビ)など各地でビッグイベントを展開。競合が現れない一社寡占状態という問題はあるものの、ここ数年は“有史以来最大の世界的格闘技ブーム”といっていい。 さらに視野を広げることもできる。格闘技を大会や試合だけでなく“格闘エンターテインメント・カルチャー”として捉えてみるのだ。UFCファイターの相次ぐ映

    アイドルが「冬の時代」を吹き飛ばす!?格闘文化の最新型“ももクロ”の魅力。(橋本宗洋)
    Imamu
    Imamu 2011/08/02
    おいおい
  • 大相撲の「八百長」って何だ!? ~Number創刊年に載ったコラムを再発表!~(設楽敦生)

    「大相撲の『八百長』って何だ!?」 この特集を組んだのは1980年。ちょうど「Number」創刊の年でした。 当時、大相撲は年間を通して殆ど満員御礼というブームの最中にありました。 現・貴乃花親方の父である初代・貴ノ花が群を抜いた人気を誇りつつも、 ウルフこと千代の富士が次代のスター力士として急成長している時代でした。 ――30年が経った2011年。ふたたび日中を騒然とさせている八百長問題。 わたしたちは、この記事に再び陽の目を当てるべきだと考えました。 ウェブにしては長文なのですが……それだけに読み応え充分です。 大相撲の八百長。古くて新しい難問に対する一つの考え方がここにあります。 「“内部告発”を続ける某週刊誌」と表紙でお伝えしたのは『週刊ポスト』誌である。 かれこれ半年にわたって続いているそのキャンペーンの要旨はこうだ。 ――元十両力士で“大相撲の八百長の仕掛人であった”と称する

    大相撲の「八百長」って何だ!? ~Number創刊年に載ったコラムを再発表!~(設楽敦生)
    Imamu
    Imamu 2011/02/12
    「特殊な興行を見せることによって生活してきている集団」「一種の“男芸者”の部分」「ガチンコ~アマチュア相撲~人気がない、という現象がその答え」
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