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ある仕事でそれまでRubyで書かれていたサーバーサイドをGo言語ですべて書き直すことになって、それまでRubyのコードを書いていた僕はそのままGo言語を書くことになった。その仕事そのものはお客様(僕は外部委託のエンジニアとして参画していた)との関係も良好で素晴らしい仕事をさせてもらうことができたと思っているが、Go言語だけは好きになれなかった。 はじめは流行っている言語だから何か素晴らしい魅力があるのではないかと期待していた。しかし書き始めるうちにどうも自分には合わないなと思うようになり、2年ほど書いて案件の契約が終わる頃にはGo言語でサーバーサイドを書くことは危険だとさえ思うようになった。 あれから数年がたちますますGo言語の案件は増えている。サーバーサイドを書く選択肢としてGo言語を選択する会社も増えている。しかし本当にそれでいいのか?ただ流行っているからという理由だけで選択するにはあ
新しい言語に移行するのは常に大きな決断です。その言語をよく知る人がチームメンバーに1人しかいない時などは特にそうです。今年の初め、我々は Stream の主要言語を Python から Go に切り替えました。この記事では、なぜ私達が Python から Go に移行しようと決断したのか、その理由を説明します。 Go を使う理由 理由1 - パフォーマンス Go は速いです! Go は極端に速い。そのパフォーマンスは Java もしくは C++ に匹敵します。私達のユースケースでは、Go は Python より30倍速いです。Go と Java を比較したベンチマークはこちらです。 理由2 - 言語パフォーマンスの問題 多くのアプリケーションにとって、プログラミング言語は、単にアプリとデータベースを繋ぐものにすぎません。言語そのもののパフォーマンスは通常あまり重要ではありません。 しかしな
Go言語コンパイラをスクラッチから書いてセルフホストを達成しました。 本家Goコンパイラの実装はほとんど見ずに、ほぼ 8cc というCコンパイラから学んだ知識のみで作りました。 特徴 コンパイルするとアセンブリを吐きます 字句解析・構文解析は手書きです。yacc/lex などのツールは使っていません 標準ライブラリも自作です コード行数はテストをのぞくと 9,152行でした。 セルフホストに必要な機能しかないので、Go言語の全機能は網羅していません。 例えば以下の機能は未実装です。 ガベージコレクション go routineとchannel 浮動小数点 設計 70%くらいは 8cc の設計をそのまま引き継いでいます。 残り25%(map,slice,interface,method,型推論等)が自分のオリジナル、残り5%が9cc、くらいな感じです。 かかった期間 2018/10/7に着手し
ざっくりGo言語を触ってきました。 今までJavaとかC#をメインに使ってきた僕としては、一見先祖返りしたような仕様にちょっと戸惑いました。 「コンパイル速度を上げる」目的で作った言語とのことで、その目的のためにコーディングしやすさをある意味犠牲にした、といいう点は理解できます。 が、明らかにコンパイル速度(あるいは実行速度)とは関係ないところで使い勝手を「わざと」悪くしたとしか思えない仕様に、Googleエンジニアの偏屈さを感じずにはいられません。 僕の単なる認識不足だけかもしれませんが、僕自身が感じた”偏屈”と思ったところを書いておきます。 ※アイキャッチ画像に自作Gopher君を載せていますが、Gopherの原著作者はRenée French氏です。 [ad#top-1] nullじゃなくてnil 「何もない」を表すnilですが、どちらかというとnullと表現する言語の方が多いです。
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