先月の地震の影響で断水が続いていた仙台市の団地では4日、およそ3週間ぶりにすべての世帯で水道水が供給されるようになり住民から喜びの声が聞かれました。 仙台市青葉区新川にある50世帯余りが暮らす団地は民間の管理者による「専用水道」で水が供給されていて、先月16日の地震で水道管が被害を受け、およそ3週間にわたって断水が続いていました。 水道管の修理や水質検査などの復旧作業が終わり、4日から水道水が飲み水として使えるようになり、およそ3週間ぶりに断水が解消したということです。 断水のあいだ団地の住民は地区の集会所に設置された給水場で給水をして生活してきました。 60代の男性はトイレに行く回数を減らしたり、入浴も5日に1回にしたりして節水してきたということです。 この男性は水道の復旧について「水のありがたみを改めて感じた。最近は水のことだけを考えて生活してきて、精神的にも疲れたので断水が解消して本