調査全体の前提について このページでは、コミケサークルカットに描かれた眼鏡男子の経年変化の傾向について分析する。調査全体の目的や方法、全体傾向については、以下のページをご参照頂きたい。 参照:コミケカタログに掲載されたサークルカットに眼鏡キャラが描かれた割合に関する調査 眼鏡男子サークルカットの個別分析 眼鏡男子の経年変化で気づくことは、断続的に大躍進を続けており、大躍進期を契機として4つの時期に分けられるように見えるということである。以下、分かりやすくグラフを4期に分けて示した。 第1期:停滞期(1982年~1990年) 最初はC21(1982年夏)からC38(1990年夏)の時期だが、この時期の眼鏡男子は明らかな停滞傾向にある。 80年代前半の比率が比較的高いのはコミケ全体でオリジナル作品が多いためだ。しかし80年代半ば以降は、『キャプテン翼』や『聖闘士星矢』あるいは『鎧伝サムライトル