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memoの検索結果1 - 25 件 / 25件

  • ソフトウェアエンジニア、建売を買う - Software Transactional Memo

    買った戸建てに付けた表札、住所はぼかした プロローグ 新型コロナが世間を騒がせ始めて以来ずっと在宅勤務をしている。 転職に伴って会社近くに引っ越したので通勤のドアtoドアで30分台を叩き出していた好立地はその活躍の機会をすっかり失った一方で、妥協した40平米の部屋の狭さと1LDK+Sの間取りが巣ごもり子育て核家族を襲った。 外で遊び足りない娘は泣き、広がった活動範囲で家中の物を無秩序に引っ掻き回すので必然的に触られたくないものは高いところに置くことになり、立体的に活用される事になった1LDKの空間は生活の難度を高めジワジワと真綿で首を締めるような状況が続いた。 住んでいたマンションは駅に近いのは良いが作りは古く、冬には窓枠が結露しカビが発生する。窓から降りる冷気はそのまま壁や床にすら結露を起こし室内はカビに見舞われた。それとの因果関係は不明だが冬場の慢性的な体調不良が家庭内の治安を更に悪化

      ソフトウェアエンジニア、建売を買う - Software Transactional Memo
    • NFTとメタバースについて思うこと - Software Transactional Memo

      TL;DR NFT投機界隈のデタラメに気をつけましょう ブロックチェーンはデータに価値をもたらすのか もたらさない。 NFT界隈がよく言う「希少性」自体には何の価値もない、部屋の隅に落ちている埃だって厳密には世界に全く同じ物は存在しないしデジタルデータのように完璧かつ無制限に複製することもできない、それでも価値はない。 ブロックチェーンのwalletを作成したら既にそのwalletは自分の唯一無二な所有物となるが作成時点でwallet自体の価値は空である。希少や有限であること自体を根拠に出資を迫ってきたらそれは詐欺である。 希少or有限な物にお金を払うモチベーションがあるとするならばそれは実需を除くとそういう信仰があるからに他ならない。伏見稲荷大社に21万円払えば5号の鳥居が奉納できるがやってる事はそれと変わらない。伏見稲荷大社に置ける鳥居の数は当然有限だが、有限であることだけを理由に奉納

        NFTとメタバースについて思うこと - Software Transactional Memo
      • リモートワークを3年強やって思うところを書き殴ったもの - memo_md

        諸事情により、近々リモートワークについて自分の私見を述べる機会が発生した。 考えるほどに「そもそも自分はリモートワークについてどう考えている(いた)んだっけ?」と深みにはまっているので、一度ここに全部吐き出してみることにする。 注意事項 すべて個人の意見であり、特定の個人・組織に関しての何らかの意図は一切無いです。また、脳内整理のために書き殴った文章なので色々アレですがご勘弁ください。 なぜリモートワーカーになったか 自社サービス開発をやってみたかったが、富山で思い描くような仕事は難しそうだった。かつ、家庭の都合もあり「単身都会へGO!!」とかは無理だった。 リモートワークという働き方は以前から知っていたので、 思い描くような仕事ができる リモートワークでも可 という考えで仕事を探した結果今に到る。やりたいことありきで、「リモートワークをしたかった」わけではない。 現在で3年強リモートワー

          リモートワークを3年強やって思うところを書き殴ったもの - memo_md
        • Value Objectについて整理しよう - Software Transactional Memo

          Value Objectとは何であるか? マーチン・ファウラーのPatterns of Enterprise Application Architecture(PofEAA)やエヴァンス・エリックのDomain Driven Design: Tackling Complexity in the Heart of Software(DDD)が原典であるが、PofEAAではこう切り出している。 When programming, I often find it's useful to represent things as a compound. プログラミング時は物をcompound(合成物)として表現すると便利なことがしばしばある。 例えば2次元空間上での座標のように複数のメンバ(属性)を持つ物は便利である、と。しかしそれらを比較する方法は一意ではない、そこで Objects that a

            Value Objectについて整理しよう - Software Transactional Memo
          • 徐々に高度になるリングバッファの話 - Software Transactional Memo

            リングバッファのイメージ図 1. リングバッファとは何か 機能的にはFirst In First Out (FIFO)とも呼ばれるキューの一種であるが、リング状にバッファを置いてそれの中でReadとWriteのインデックスがグルグルと回る構造をとる事によって容量に上限ができることと引き換えに高速な読み書き速度を得たものである。キューを単に実装するだけなら山ほど方法があって線形リストを使ってもいいしスタックを2つ使っても原理的には可能だ。その中でもリングバッファを用いた方法の利点はひとえに性能の高さでありメモリ確保などを行わないお陰でシステム系の様々な場所で使われている。 これの実装自体は情報系の大学生の演習レベルの難度であるが少し奥が深い。まずリングバッファのスタンダードなインタフェースと実装は以下のようなものである。 class RingBuffer { public: explicit

              徐々に高度になるリングバッファの話 - Software Transactional Memo
            • きれいなコードを書けという話について - Software Transactional Memo

              前回のブログから90日以上経ってしまったので広告が載ってしまったから短文でもアウトプットしておく。 プログラマとして仕事をしているとコードと向き合っている時間の9割以上は既存のコードを読んでいる、だから読みやすさは重要である、という言説は耳にタコができるほど誰もが言っている。 仕事で書かれるコードが誰のレビューも通ること無くマージされている現場は凄惨だが、自分より明らかに経験を積んだ人たちが何度もレビューを重ねたコードが読みやすいかというとそうとは限らない。良いコードが守るべきルールをすべて守っていても不可解なコードはあるし、どんなに読みやすいコードでも数千行の規模になってくるとやはり脳内からこぼれて一度に覚えておける範囲からはみ出る。 変数名や関数名をわかりやすくするとか不必要な技巧を凝らさないとかわかりやすい設計にするとか主観的な事を偉そうに語る本は山ほどあり、それらの本を崇める事は悪

                きれいなコードを書けという話について - Software Transactional Memo
              • スクワットで「膝をつま先より前に出してはいけない」という間違え【スクワットの科学】 - リハビリmemo

                「スクワットで膝をつま先よりも前に出すと、膝を怪我する可能性がある」 1972年、マサチューセッツ大学のArielは、スクワットで膝をつま先よりも前に出すと膝関節に大きなストレス(剪断力)が生じ、怪我を誘発する可能性を報告しました(Ariel BG, 1972)。 この報告をもとに、スクワットでは「膝をつま先より前に出さない」ということが現在でも常識とされています。 しかし、その後の検証によってArielの研究は被験者が少なく(3名のデータ)、ストレスが生じる部位が明らかにされていないなど、いくつもの誤りとともに、再現性の乏しい結果であることが指摘されるようになりました(Hartmann H, 2013)。 2013年、これまでのスクワットに関する研究結果をまとめたレビュー論文を報告したゲーテ大学のHartmannらは、Arielの報告についてこう述べています。 「この報告は誤ったデータの

                  スクワットで「膝をつま先より前に出してはいけない」という間違え【スクワットの科学】 - リハビリmemo
                • ブロックチェーンの作り出す価値に付いて - Software Transactional Memo

                  TL;DR 疑いの目を向けてみると怪しい奴ばかり 通貨発行は楽しい、これは真理である。 www.sinseihikikomori.com 1人プレイ用のゲームの中で敵を倒してゲーム内の通貨を得る行為は広義の通貨発行と見做せる。ドラクエの世界でスライムを倒して3ゴールドを得る行為すら通貨の発行であるという観点で考えた時、このブログの読者は誰しも通貨発行の体験があるはずである。 現実で使われる通貨を鋳造したら普通の犯罪であるが、この日本で法に触れずにこれに近い行為を達成できるのが借金である。人から10万円を借りて、その引き換えに「x万円を○月○日までにお返しします」と借用書を書けばその「○月○日にx万円を受け取る権利」自体が債権としてそれなりの値段y円で市場で取引される一方で自分はx万円を得ることができ、世界に存在する価値の総量がy円だけ増えたことになる。これは経済の基本である。 この借用書、

                    ブロックチェーンの作り出す価値に付いて - Software Transactional Memo
                  • 娘が1歳半になるまでに助かった便利アイテムたち - Software Transactional Memo

                    TL;DR アフィ記事です 1歳半になりました 先日めでたく友人に子供が生まれ、他でも安定期に入ったとかめでたい報告が相次いでおり、そういう年代に入った実感が湧いてきた。 前々回の記事で書いた娘が無事に一歳半検診を終え、この期間であっても学んだ事は多い。特に子育てに関わる便利アイテムというのは実際に子育てをしないと触れる機会もないし、子供も家庭事情も千差万別なので有用なものもあればそうでないものもある。 実際に子育てを始めるまでは、3ヶ月までは首が座らないとか(そもそも首が座るって何さ?)、そのうち首が座ってもまだ腰が座らないとか、乳児の中でも複数の段階に別れていることすら知らなかった。  スイマーバで遊ぶ娘 6ヶ月にもなれば徐々に離乳食を始めていくことになるのだけど、離乳食が食事の教育であることも考えるとできれば座って食べさせたいのが親心である。が、6ヶ月というのは首は座っていても床や

                      娘が1歳半になるまでに助かった便利アイテムたち - Software Transactional Memo
                    • 書評:並行プログラミング入門 - Software Transactional Memo

                      TL;DR 並行処理を実装する人のこれからのスタンダードになる一冊。買い。 並行プログラミング入門 ―Rust、C、アセンブリによる実装からのアプローチ 作者:高野 祐輝 オライリージャパン Amazon 買ったら思いの外早く届いたのでパラパラと読み始めたら一気に読み終えてしまった。 総評 敢えて雑な喩え方をするなら The Art of Multiprocessor Programming (通称TAoMP本) の内容を薄めてRustやアセンブラや計算モデルを足したような本だった。 日本語の書籍としてはかなり珍しくWait-Free, Lock-Free, Obstruction-Freeの違いなどを適切に論じており、TTAS Lock, MCS Lock, TL2といった日本語では希少な情報が書かれているレアな本である。これらに付いて論じている日本語の本は知る限り (TAoMP本と昔僕

                        書評:並行プログラミング入門 - Software Transactional Memo
                      • キャリアハックの奇行 - Software Transactional Memo

                        エンジニアの奇行 嚢中の錐という言葉がある。有能な人物は自ずと傑出していくという意味だが、有能さとは例えば学歴の高さとは一致しない。 たとえMIT卒であろうとも大成するとは限らないし、ましてや入試の点数などで見れる人間の側面は限定的である。 企業などで採用する側からしてみたら当然ながら採用後の活躍を期待して雇用するのであり、入社をゴールとしてそれ以降働かなくなる人は望ましくないし、学歴や入試の点数によってそういう人かどうか判定する事はできない。 活躍という観点で言うと長いキャリアにおいてより重要となるのはキャリア開始時での能力の高さよりも、険しく長い道のりを自己メンテナンスしながら歩み続けられる根気の強さが重要とされている。その根気の源泉は執着だったり崇拝だったり妄信だったりトラウマだったり原体験だったり人によって様々だが、ここではひっくるめて「やる気」と簡略化して呼ぶことにする。 さて「

                          キャリアハックの奇行 - Software Transactional Memo
                        • Re: Web3というテロリズム - Software Transactional Memo

                          えふしんさんに何の恨みも無いのだけれど わからないことを偉そうに書いて怒られて進化したいという芸風なので書いてみました。 Web3というテロリズム|えふしん #note https://t.co/84SoYtIzDC — えふしん (@fshin2000) 2022年2月17日 というのだから技術的に正確なツッコミを入れて欲しいという事だと信じて書く。まさか後釣り宣言など来ないだろう。 Web3という言葉は、既存の権力構造に対する宣戦布告と考えれば、割と素直に受け入れられる。 ここは本当にその通りで「下剋上」の雰囲気感だけで業界が振り回されているのは見るに耐えない。権力構造を敵対視するあまり、本当に味方に付けるべきエンドユーザーの事がなおざりになっているとすら感じている。市場経済で世の中が動く中、エンドユーザーは確かな利益が無ければ動かないし、利益無しで人やお金を動かさせたら詐欺である。こ

                            Re: Web3というテロリズム - Software Transactional Memo
                          • Re: ブロックチェーンでそんなことはできない - Software Transactional Memo

                            はじめに chike0905.hatenablog.com この記事は大変楽しく拝読したが、ブロックチェーン素人ながら気になる点がいくつかあったので指摘する。要旨は以下である。 タイトルで「できない」と言ってる割には「できるけど筋が悪い」だけに見える 研究中で結論が出ていないトピックを「できない」と呼ぶのは違うのではないか 文体が学術めいている割には用語の使い方がやや雑に見える ブロックチェーンに「不可能」な事にフォーカスすべき 浮足立つ界隈に対して問題提起するならば的を絞って指摘すべきで、容易に解決可能そうに見えてしまう批判はかえって混乱を招く恐れすらある ノードの独立性 各自で検証し、他のノードに依存するプロセスは本定義のブロックチェーンの動作の中には含まれない。 従って、他のノードに何かを問い合わせる必要もなく、信頼する第三者などは存在しない。 この部分はあまり正しく理解している人が

                              Re: ブロックチェーンでそんなことはできない - Software Transactional Memo
                            • Re: 空想のNFTと現実のNFT - Software Transactional Memo

                              前回の記事に長文で反論が付いていたので興味深く拝読した。 sasakill.substack.com 書いた人はSmartnews社のVice Presidentのようで、予想外のところまで記事がリーチしたのは少し驚いている。 メタバースはNFTの使い途の一部でしかなく、Web3によって完璧な非中央集権的な社会が実現するなんてこともない。 僕の記事では「メタバースにNFTは不要」と言ったのに「NFTにメタバースは不要」というような受け取られ方をしているあたりは少し気になるが、彼が論点に挙げたいのはメタバースでもWeb3でもなくNFT単体であるようだ。そのつもりで僕の意見をまとめる。 私の考えでは「ノーコストでコピーが可能」という議論の土台にそもそも穴がある。 繰り返すがコピーはやはりノーコストである。この記事の読者が自身のデバイスに僕の記事を表示させるまでのコピーに掛かった電気代・通信費の

                                Re: 空想のNFTと現実のNFT - Software Transactional Memo
                              • Laravel + Vue.jsでGoogleカレンダーのクローンを作ろう!!【Laravel8対応】準備編|Yuu's Memo

                                皆さんこんにちは!! 今日から何回かに分けて、Laravel8とVue.jsを使用して「スケジュール管理アプリ」を作成したいと思います。 簡単に言えば、「Googleカレンダーのクローン」を作成していくチュートリアルです。 WEBアプリケーションにスケジュール管理機能を組み込む場合、「FullCalendar」を利用することが多いと思いますが、今回はFullCalendarなどは使用しません。 LaravelとVue.jsは非常に人気が高いので、多くの解説記事やチュートリアルが出ています。 ただ、どれも小さなサンプルを作ったり、解説が断片的で、実際の開発に活かせないものが多いです。 今回から皆さんと作る「Google Calendar Clone」は、LaravelやVueを触ったことがない方には少し難しいかも知れませんが、中規模のアプリケーションを開発することで、LaravelやVue.

                                  Laravel + Vue.jsでGoogleカレンダーのクローンを作ろう!!【Laravel8対応】準備編|Yuu's Memo
                                • 脊柱側湾症の矯正手術をうけた - memo_md

                                  タイトルにある通り、脊柱側湾症と呼ばれるものの矯正手術を受けて、最近ようやくまともに活動できるようになってきた。 似た症状でどうしようかな〜って思ってる人のためになるかもしれないので、色々と記録として残しておく。 脊柱側湾症とはなんぞや 簡単に言うと、背骨が横に曲がっている病気。 普通の人はこう 自分はこうなってた 手術を受けることになるまでの経緯 まず、毎年健康診断を受けており、その際のレントゲン検査で毎回「側湾症」と記載されてたので、自分が側湾症であることは知ってた。 自覚症状は無いの?と言われるとバッチリあって、 壁に背中がぴったりつかない(右の肩甲骨より上がつかない) 肩の高さがよく見たら違う 横腹に若干の張りを感じる 両腕を無意識に前に伸ばすと長さが違う みたいな感じで、冷静に考えると普通ではない。 ただ、 健康診断の総合判断的にも「経過観察」的な扱い 普段の生活では特別支障がな

                                    脊柱側湾症の矯正手術をうけた - memo_md
                                  • なぜReactは標準でComponentをmemo化しないのか?

                                    はじめに 普段はスタートアップでBtoB SaaSの開発をしているtaroと申します。 今回は、Reactのmemo化について考えている中で抱いた 「なんでReactは標準でComponentをmemo化していないんだろう?」 という疑問を解消するために、色々と調べたり考えたりした内容をまとめました! 途中でrenderのタイミングや、memo化で再renderが抑えられる理由などの前提知識の復習も含めていて、memo化について詳しくない方もmemo化の勉強にもなると思うので、ぜひぜひ読んでみてくださいー! なぜこんな疑問を抱いたのか? まずはそもそも僕がタイトルにあるような疑問を抱いた背景です。 疑問を抱くまでの思考プロセスはこんな感じです。 「再renderが余分に走ってて画面が重いから最適化したいなー」 →「React.memo()を使ってComponentをmemo化しよう!」 →

                                      なぜReactは標準でComponentをmemo化しないのか?
                                    • 「禅とオートバイ修理技術」をプログラマが読んだ - Software Transactional Memo

                                      「禅とオートバイ修理技術」これら2つの間にどのように関係があるのかまるで見当が付かず、タイトルだけ聞くとキワモノのようだがWikipediaによるとアメリカでは一番良く売れた哲学書とされている。 海外のエンジニアのブログを読み漁っていた時にオススメされていたのでKindleで買って読んだのだが想像以上に良かったのでメモを残したい。と言ってもwikipediaで説明されている内容を改めて説明しても面白くないのでソフトウェアエンジニアとして響いた部分を引用して僕の感じた事を書き連ねていく。 大都市の重工業地帯に一歩でも足を踏み入れてみれば、そこにはその全てが存在している。テクノロジーである。正面には有刺鉄線を施した高い塀が立ちはだかり、門は常に閉ざされ、「立入禁止」の札が掛かっている。そしてその向こうの薄汚れた大気の中には、金属や煉瓦で造られた醜い建物が立っている。その目的は不明であり、またそ

                                        「禅とオートバイ修理技術」をプログラマが読んだ - Software Transactional Memo
                                      • 木上益治とプロレス - boogyman's memo

                                        詳しい素性はわからない。けれど、非の打ち所がないその実力はファンならだれでも知っている――それが木上益治という人だった。 監督を務めた『MUNTO』シリーズのDVD特典でオーディオコメンタリーに出演したり、メイキング映像に顔出しをしている以外、ほとんど露出がなく*1、京都アニメーションに来た経緯などをわずかに周辺のスタッフが話す程度で、多くは謎に包まれていた。 そこへスポットを当てたのが、「週刊女性」2019年10/22号(10/8発売)掲載の記事。専門学校時代から京都アニメーションに入社するまでの経緯を関係者に取材し、まとめたものだ。興味深い話ばかりだったが、個人的に気になったのはあにまる屋に所属していたときのプロレスに関する部分。 あにまる屋は別名“野獣屋”と呼ばれる、一風変わったアニメ会社で、毎日のように近くの寿司店で飲み会を開いていたという。 「普段は口数が少なくて黙々と仕事をする

                                          木上益治とプロレス - boogyman's memo
                                        • Re: Re: Re: 空想のNFTと現実のNFT - Software Transactional Memo

                                          前回の記事に更に返事を頂いた。応酬が全部長文なのでこの記事から読み始める人は「まとめ」から読んで興味が湧いたかどうかで全文を追うか検討して欲しい。 sasakill.substack.com まさか本当に返事が貰えるとは思っていなかったが、実に興味深く、かつ知見として共有すべき事が書いてあったので「いつまでそのネタ擦ってんだよ」と突っ込まれるのを覚悟の上でさらなる返事をまとめる。 kumagiさんは「アテンション・エコノミーが最高であるとは思っていないが、市場の競争によって良い体験が生まれていることは認める」というもので、一方私は「アテンション・エコノミーの影響力が強くなりすぎていて、それ以外の良い体験の可能性を押しつぶしている」ととらえている。 これは確かにそうで40億回/日の再生数のうちどれだけが真にユーザーの利益になったかどうかについて僕は何らコメントできる立場にない。全ユーザーが全

                                            Re: Re: Re: 空想のNFTと現実のNFT - Software Transactional Memo
                                          • 規模感の違う脱レガシーで必要なこと - memo_md

                                            「レガシー」を保守したり、刷新したりするにあたり得られた知見・ノウハウ・苦労話 by Works Human Intelligence Advent Calendar 2022 の 15日目の記事です。 qiita.com 筆者は過去に、中〜小規模のWebアプリケーションでレガシーフロントエンドの改善作業を業務でやっていた。その経験を元に技術同人誌を作成し、それがきっかけで「レガシーフロントエンド安全改善ガイド」という書籍を出した。 初版から数年経ってしまい、詳細な利用技術などの説明は少し古くなってしまっているのだが、ベースとなる考え方の部分は今でも変わっていないと思う。 一方で自分自身は、その経験が他の環境でも通用するのかを試してみたくなり、転職して一年強ほど大規模なフロントエンド刷新に関わっていた。 あまりにも規模が大きいため完遂を見届けたわけでもないが、現段階でも学びや得られたものは

                                              規模感の違う脱レガシーで必要なこと - memo_md
                                            • 「レガシーフロントエンド安全改善ガイド」を商業出版します #技術書典 - memo_md

                                              ※2019/11/8: 無料サンプルと目次を記事内に追加しました。 2019年4月に開催された技術書典6で頒布した「レガシーフロントエンド安全改善ガイド」ですが、このたびインプレスR&D社さまより商業版を刊行することになりました。 自分が商業版の技術書を書く日が来るとは思わなかったのでビクビクしています。 メディア: この商品を含むブログを見る nextpublishing.jp 表紙イラストは同人版と同様、鍋料理さんに描いていただきました。「安全な感じで!」という相談から、カワイイ工事現場が仕上がりました、とても気に入ってます。工事現場本と呼んでください。 タイトルに「迷わない!困らない!」という強気ワードが付いててちょっぴり恥ずかしいですが、迷わず困らない内容になってる・・はずです! 同人版との違い / 加筆・修正した点 紙の本で比較すると、ページ数が110ページ程度→200ページ超と

                                                「レガシーフロントエンド安全改善ガイド」を商業出版します #技術書典 - memo_md
                                              • RailsエンジニアのためのNext.js入門 - hokaccha memo

                                                というタイトルで先日 Kaigi on Rails 2021 で話してきました。 プレゼンで話せなかった内容なども含めてブログ記事にも書いておきます。 Intro Railsのことはけっこう知ってるけどNext.jsについて何も知らないという人をターゲットにしてNext.jsとは一体何なのか、いつどこで使えばいいのか、具体的にNext.jsのどういうところがいいのか、どういう機能があるのかという話をします。 最終的には普段Railsを書いているエンジニアが、Next.jsよさそうなんで使ってみようかな?と思ってもらえるといいかなと思っています。 Next.jsとは何か Next.jsのトップページを見てみましょう。 The React Framework for Production と書いてあります。これは読んで字のごとくですが、Next.jsというのはReactをベースにしたフレームワ

                                                  RailsエンジニアのためのNext.js入門 - hokaccha memo
                                                • 正しいクラウドはある意味で遅い - Software Transactional Memo

                                                  TL;DR 正しく設計するとキャパシティは常にカツカツになる これはpyspaアドベントカレンダーの8日目の記事です。前日はShibukawaさんです。 世はクラウド時代、ソフトウェアはひとたび作られたら何億回実行されても摩耗するものではないので、どんな間抜けなロジックであろうと動く以上は別のどこかで瑕疵が出てくるまで使い倒されるのは日常茶飯事である。 サービスを負荷の前提の上に定義する クラウドより前の時代においてサービスを支えるマシンは「ロードアベレージが1.0を超えてなければとりあえずOK、超えたらマシンを増やして負荷を分散する」というノリのベストプラクティスがよく言われていたがそれはサーバ資源の確保にそれなりに時間がかかる時代の常識であって、クラウド時代でサーバは分単位で確保できるようになった。 クラウドの利点としてその即時的なスケーラビリティが常套句として使われて久しいが、これは

                                                    正しいクラウドはある意味で遅い - Software Transactional Memo
                                                  • クックパッドを退職して Ubie Discovery に転職しました - hokaccha memo

                                                    昨日がクックパッド最終出社日で今日からヘルステックスタートアップの Ubie Discovery*1 で仕事します。 クックパッドは2015年4月に入社したので6年半弱在籍しました。過去最長記録です。思えば色々なことをやりました。新規サービスの立ち上げをやったり機械学習を使ったサービスを作ったり、人事と兼任してエンジニア採用とか新卒採用の夏インターンとか TechConf の運営をやったり、技術基盤のグループに移ってマイクロサービス化をやったりフロントエンドの Next.js 化をやったり。 クックパッドのサービスは好きだし、やりたいと思ったことに挑戦させてくれるし、同僚は優秀だしで特に大きい不満はなく、辞めるつもりはなかったんですけど、クックパッドで同僚だった人が何人か Ubie Discovery に転職してめちゃくちゃ楽しそうに仕事してるのを横目で見たのをきっかけに興味を持ち、話を聞

                                                      クックパッドを退職して Ubie Discovery に転職しました - hokaccha memo
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