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  • 茨城県の実家でテイクアウトの南インド料理店を開いて、インド人に間違われながらゆるく生きています(文・玉置 標本) - SUUMOタウン

    著: 玉置 標本 日本全国に出張して南インド料理をつくりまくる二人組ユニット『マサラワーラー』の鹿島信治さん(44歳)が、2019年に家庭の都合で東京から茨城県古河市にある実家へと戻り、テイクアウト専門の南インド料理店をオープンしたそうだ。 実際に行ってみると「ここで南インド料理店って!」という立地に驚いたのだが、じっくり話を聞いてみると「ここだから南インド料理店が好きにできるのか」と納得した。 実家の商売を継ぐのではなく、実家で商売をするという道九月の某平日、鹿島さんから聞いた住所をカーナビに登録して、埼玉県東部にある私の家から出発。高速を使わずとも、一時間ちょっとで利根川を越えた先にある茨城県古河市まで来た。意外と近い。 工業団地、畑、住宅がまばらに並ぶ地方の町。この場所で南インド料理店というマニアックな商売が成り立つのかと不思議に思いながら進んでいくと、ナビの案内は大通りから逸れて、

      茨城県の実家でテイクアウトの南インド料理店を開いて、インド人に間違われながらゆるく生きています(文・玉置 標本) - SUUMOタウン
    • 「これ以上、町田に何が必要か分からない」フリーアナウンサー堀井美香さんの町田愛 - SUUMOタウン

      取材・編集: 小沢あや(ピース株式会社) 構成: 吉野舞 写真:飯本貴子 3月末で長年勤めたTBSを退社した、フリーアナウンサーの堀井美香さん。エッセイストのジェーン・スーさんと共にパーソナリティを務めるポッドキャスト番組『OVER THE SUN』は多くのリスナーを抱え、大人気番組に。現在は朗読会のプロデュースを担当するなど、ご活躍されています。 堀井さんが長年愛しているのは、もともと縁もゆかりもない東京都の多摩地域南部に位置する街「町田」。秋田出身の堀井さんがなぜそこまで町田に惹かれたのか? また、東京都心から少し離れた町田ならではのおすすめスポットや、子育て中のエピソードも伺いました。 馴染みがなくても子育てしやすい街「町田」 ―― 堀井さんは、新卒でTBSに就職後、すぐに結婚、出産を経験されましたね。テレビ業界の方は都心に住むイメージがあるのですが、そもそも、堀井さんはなぜ町田を選

        「これ以上、町田に何が必要か分からない」フリーアナウンサー堀井美香さんの町田愛 - SUUMOタウン
      • 緑にまみれて、好きなものに囲まれた「ゴージャスな引きこもり生活」を送る。小説家・市川拓司さん【作家と家】 - MY HOME STORY │スーモカウンター注文住宅

        映画化・ドラマ化もされたベストセラー小説『いま、会いにゆきます』などで知られる小説家・市川拓司さんのご自宅を訪ねました。 埼玉県に一戸建てを建てた市川さん。植物が大好きで、大量の植物を育てることを想定しサンルームを設置しました。家の中は自ら育てた無数の植物で埋め尽くされています。 そのほかにも、ガラス細工やアクアリウム、自作のおもちゃなど、自分の大好きなものだけに囲まれた空間で「ゴージャスな引きこもり生活」を送っているそう。 自宅と仕事場を兼ねているケースが多い、小説家や漫画家、美術家など作家の家。生活の場であり、創作の場でもある家にはどんなこだわりが詰まっているのでしょう。その暮らしぶりや創作風景を拝見する連載「作家と家」第8回です。 市川拓司さん邸の間取図 植物に“まみれて”暮らしたかった 埼玉県の住宅街にある市川拓司さんの自宅兼仕事場。市川さんが小説家デビューして5年目の2007年に

          緑にまみれて、好きなものに囲まれた「ゴージャスな引きこもり生活」を送る。小説家・市川拓司さん【作家と家】 - MY HOME STORY │スーモカウンター注文住宅
        • ただの銭湯好きだった僕だけど、滋賀県大津市の膳所にある小さな銭湯を引き継いで、猫と一緒に頑張っています(文・玉置標本) - SUUMOタウン

          著: 玉置 標本 ネコだけが住む街に迷い込んだ人間のハラさんが、自分の飼い猫であるトタンくんとよく似た猫が営む銭湯で見習いとして働く漫画「みゃーこ湯のトタンくん」がおもしろかった。 スケラッコさん作の「みゃーこ湯のトタンくん」。1~4回はこちらで試し読みができます この不思議な物語にはモデルがあり、滋賀県大津市の膳所にある都湯という銭湯、店主の原さん、そして猫のトタンくんは実在するそうだ。これらの素材を作者のスケラッコさんがフィクションとしてつくり上げたストーリーなのである。 現実世界の原さんは、2018年に休業状態だった都湯をひょんなきっかけで引き継ぐこととなり、地方にある小さな銭湯という厳しい条件ながら、様々な手を打って客の数を増加させることに成功した。 都市部の好立地ならともかく、地方の古い銭湯をどうやって復活させたのか。原さんの膝の上でくつろぐトタンくんと一緒に、じっくりと話を伺っ

            ただの銭湯好きだった僕だけど、滋賀県大津市の膳所にある小さな銭湯を引き継いで、猫と一緒に頑張っています(文・玉置標本) - SUUMOタウン
          • 三重県伊勢市にワーケーション(ワーク&バケーション)で滞在して、「伊勢うどん」を調べてみた(文・玉置標本) - SUUMOタウン

            著: 玉置 標本 2020年に三重県伊勢市が募集した「クリエイターズ・ワーケーション」に、遅ればせながら2022年の6月に参加してきた。これは応募した中から選ばれたクリエイターたちが伊勢市内に滞在し、何らかの創作活動をしつつ観光もするという企画である。 『ワーク+バケーション=ワーケーション』 製麺好きのライターである私が提案した創作活動は「伊勢うどんを通じて伊勢市を知る」である。これを伊勢市に創作活動だと判断していただけたのだ。 なんとなくしか知らない存在だった伊勢うどんを深掘りすることで、伊勢市が持つ魅力にどっぷりと肩まで漬かることができた。この研究は住まい探しに通じる部分も多々あるので、その成果をここで発表させていただこう。 ■伊勢市民にとっては「うどん=伊勢うどん」だった ■伊勢うどんの老舗、つたや 「つたや」のご主人が考える伊勢うどんの歴史 青木さんが考える伊勢うどんのルーツ 「

              三重県伊勢市にワーケーション(ワーク&バケーション)で滞在して、「伊勢うどん」を調べてみた(文・玉置標本) - SUUMOタウン
            • 鷹の台に『ノルウェイの森』はなかった | 文・地主恵亮 - SUUMOタウン

              鷹の台という街がある。東京都小平市にあり、西武国分寺線が走り、江戸時代に玉川兄弟がつくった玉川上水が流れている。武蔵野美術大学や津田塾大学があって学生街に思えるけれど、実際は緑の多い静かな住宅地だ。 武蔵野美術大学は羽海野チカさんのマンガ『ハチミツとクローバー』の舞台のモデルとされる大学で、津田塾大学は村上春樹さんの小説『ノルウェイの森』のヒロイン・直子が通った大学のモデルといわれている。そんな「青春が詰まったような街」に、大学生の私は住んでいた。 美大生になって、上京するまでのこと 私は高校に入学したころから「美大に行こう」と決めていた。今となってはなぜそんな目標を定めたのか、よく思い出せない。映画や写真、絵画が好きだったからだとは思う。地元・大分の普通科の公立高校に入学したけれど、勉強には向かないようだったので、一般的な大学入試は無理だと考えてそのような進路にしたのだろう。 この記事を

                鷹の台に『ノルウェイの森』はなかった | 文・地主恵亮 - SUUMOタウン
              • ずっと“途中”の家を愉しむ カスタマイズを通して自分の「好き」を感じるマンション暮らし - マンションと暮せば by SUUMO

                こんにちは、沙東すずです。東京都内で会社員として勤務するかたわら、文筆や生きものに関するイベントなどの活動をしています(以前はメレ山メレ子というペンネームでしたが、2023年春に改名しました)。 今回はわたしの趣味である「家のカスタマイズ」について、途中経過をお見せしながらその愉しさを語りたいと思います。 マンション購入までの道のり 2023年1月にマンションを購入し、数カ月のフルリノベーション工事を経て5月に入居しました。 実はわたしにとってはこれが2回目のマンション購入、そして改装です。 通称「メレヤマンション」にて、アフリカのガーナで作った棺桶と(撮影:宇壽山貴久子)2016年に最初の中古マンションを購入してフルリノベーション。「古いマンションを好き勝手に改装したい」という夢をかなえました。その後、2017年夏~2020年冬まで中国子会社に赴任。「ぜんぜん住んでないじゃないか!」と思

                  ずっと“途中”の家を愉しむ カスタマイズを通して自分の「好き」を感じるマンション暮らし - マンションと暮せば by SUUMO
                • 海と江の島を眺めて暮らす。逗子へ移住し「野生」を取り戻した漫画家・小説家、折原みとさん【作家と家】 - MY HOME STORY │スーモカウンター注文住宅

                  神奈川県逗子市にある漫画家・小説家、折原みとさんのご自宅を訪ねました。 20代の頃は東京のマンションに暮らし、「仕事しかしていなかった」という折原さん。33歳の頃にそれまでの仕事のやり方やライフスタイルを見直し、逗子に移住しました。 湘南の海を見渡す高台の洋館で、美しく穏やかな景色を眺めながらの生活は、折原さんの心にどんな変化をもたらしたのでしょうか? 自宅と仕事場を兼ねているケースが多い、小説家や漫画家、美術家など作家の家。生活の場であり、創作の場でもある家にはどんなこだわりが詰まっているのでしょう。その暮らしぶりや創作風景を拝見する連載「作家と家」第7回です。 折原みとさん邸の間取図 逗子の絶景に魅了されて「家を建てよう」と即決 相模湾や江の島、富士山まで見渡せる、逗子の高台にある住宅地。漫画家・小説家の折原みとさんは、ここに暮らして26年になります。初めて逗子を訪れた際、美しい眺望と

                    海と江の島を眺めて暮らす。逗子へ移住し「野生」を取り戻した漫画家・小説家、折原みとさん【作家と家】 - MY HOME STORY │スーモカウンター注文住宅
                  • 大森にある「奇跡の映画館」で、今日もチケットをもぎる。俳優・片桐はいりさんの映画愛と大森愛 【東京っ子に聞け】 - SUUMOタウン

                    インタビューと文章: 榎並紀行(やじろべえ) 写真: 小野奈那子 東京に住む人のおよそ半分が、他県からの移住者*1というデータがあります。勉学や仕事の機会を求め、その華やかさに憧れ、全国からある種の期待を胸に大勢の人が集まってきます。一方で、東京で生まれ育った「東京っ子」は、地元・東京をどのように捉えているのでしょうか。インタビュー企画「東京っ子に聞け!」では、東京出身の方々にスポットライトを当て、幼少期の思い出や原風景、内側から見る東京の変化について伺います。 ◆ ◆ ◆ 今回お話を伺ったのは、俳優の片桐はいりさん。東京都大田区で生まれ、幼少期から現在までずっと、地元の大森で暮らし続けてきました。現在は街に唯一残った映画館「キネカ大森」でチケットもぎりをしたり、行きつけの喫茶店「珈琲亭 ルアン」で映画仲間と語り合ったり。愛着のある街で大好きな映画を存分に楽しむ、充実の日々を送っています。

                      大森にある「奇跡の映画館」で、今日もチケットをもぎる。俳優・片桐はいりさんの映画愛と大森愛 【東京っ子に聞け】 - SUUMOタウン
                    • 取材に来たはずが、なんだか気に入ってそのまま住むことになった、上田という街【長野県上田市】 - SUUMOタウン

                      著: 北村有沙 人生6回目の引越し先に選んだ街 もうすぐ31歳になる。ぬるっと年を重ねて、いまだに足が地につかない暮らしを続けている。これまでの人生で引越した回数は7回。転勤族の生まれではないので、しっかり物心がついた後、自分の意思で引越した回数だ。地元がある石川から、大阪、東京、そして長野。人に話すと驚かれることが多いから、同年代のなかでは少し多いほうなのかもしれない。 今回話すのは、わたしの6回目の引越しについて。2018年の春、社会人1年目から過ごした東京を離れ、長野県上田市に移り住んだ。心機一転で挑んだ移住というより、いい本屋があったので引越しちゃいました、というくらい、ふわっとした感覚だったことを覚えている。 上田市は、長野県で長野市、松本市に次ぐ3番目の規模の都市。新幹線に乗れば、東京へは1時間半で着いてしまうくらいアクセスがいい。駅前には広いロータリーがあり、周辺には飲み屋さ

                        取材に来たはずが、なんだか気に入ってそのまま住むことになった、上田という街【長野県上田市】 - SUUMOタウン
                      • 田舎の自然と進んだインフラ、どちらも持ち合わせている「埼玉県本庄市」|文・アンゴラ村長(にゃんこスター) - SUUMOタウン

                        著: アンゴラ村長(にゃんこスター) タピオカと新幹線で測る田舎度 あなたの地元にタピオカ屋はありますか? そのお店は、いつできましたか? 私の地元、埼玉県本庄市には3年前に初めてタピオカ屋ができました。今から、乱暴な持論をお見舞いしてしまうのですが、実は「いつタピオカ屋ができたか?」というものさしであなたの地元が田舎かそうでないかを測ることができます。 直近のタピオカブームは2018年に始まったとされているので、そこから1年以内の2019年……5年前までにできていたら、それはもう都会です。タピオカでピンとこない人は、アンチョビや花椒に置き換えても、ほぼ同じものさしで測ることができます。 その計算でいくと、本庄市は田舎ということになります。ですがここで難しいのが、本庄市には「本庄早稲田駅」という新幹線の駅も通っているという点です。ここでまたしても乱暴な持論をお見舞いしますと、実は「新幹線が

                          田舎の自然と進んだインフラ、どちらも持ち合わせている「埼玉県本庄市」|文・アンゴラ村長(にゃんこスター) - SUUMOタウン
                        • 人生を盗まれない「ナリワイ」と正気を失わない「イドコロ」のつくり方を、モンゴルのゲルを畳みながら聞く【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

                          著: 玉置 標本 社会生活の基盤を組み立てる上で、誰もが考えないといけないのが、お金をどうやって稼ぐか、どこでどのように暮らすかだ。私は未だにその最適な答えを見つけられていない……なんて青臭いことを考えたりする。 自分に合ったお金づくりと居場所づくりの方向性を探すヒントを求めて、「ナリワイ」と「イドコロ」というキーワードでそれぞれ本を出している伊藤洋志(ひろし)さんに、モンゴルの遊牧民が使うモバイルハウスであるゲルを畳みながら伺った。 小さな仕事「ナリワイ」をいくつもつくるという働き方伊藤さんは1979年生まれ、香川県丸亀市出身、京都大学大学院農学部卒。何度かお会いしたことがあり、常に飄々としているイメージの方だ。 何をしている人かというと、さまざまな場所でいろいろな仕事をしている人となる。といってもフリーターや何でも屋とは違い、コンパクトな個人事業を自分主体でいくつも並行してやっているの

                            人生を盗まれない「ナリワイ」と正気を失わない「イドコロ」のつくり方を、モンゴルのゲルを畳みながら聞く【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン
                          • 京成立石 変わりゆく街並み、エンドロールの続き|街と音楽 - SUUMOタウン

                            著者: にたないけん 自室、スタジオ、ライブハウス、時にはそこらの公園や道端など、街のあらゆる場所で生まれ続ける音楽たち。この連載では、各地で活動するミュージシャンの「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けします。 ◆◆◆ けたたましい踏切の音を聞きながら電車の通過を待っていると、隣にいる母と男児の会話が耳に飛び込んでくる。 『ちゅっちゅは電車大好きだね』 『うん』 『今度また電車乗ろっか?』 『うん、電車ね、乗るのも好きだし、降りるのも好き!』 踏切が開いて人々が歩き出す。 ちょうどその瞬間、ホームと線路に、この世のすべてを浄化するような夕陽が差し込んできて、僕はさんざん悩んでいた引っ越しをやめることを決意する。 やっぱり立石に住みたい。 「この街は僕のもの」 岸田繁の歌がファンファーレのように脳内で鳴りまくっている。 もう一度言おう。 このまま立石で暮らしたい。 芯からそう決

                              京成立石 変わりゆく街並み、エンドロールの続き|街と音楽 - SUUMOタウン
                            • 突然の脳出血で人生が変わった。俳優・河合美智子が「豊岡」へ移住した理由【関西 私の好きな街】 - SUUMOタウン

                              取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。◆◆◆ 「豊岡は、ひとことで言って『最強』です。海があって山があって温泉もあって。緑が豊かで水がおいしい。だから食べ物も、とってもおいしい。え? 豊岡の欠点ですか? う~ん、何を食べてもおいしいから太っちゃうことくらい(笑)」 このように兵庫県の「豊岡」を絶賛するのは、俳優の河合美智子さん(52)。 河合美智子さんは14歳のとき、永瀬正敏とのWデビューが話題となった相米慎二監督作品『ションベン・ライダー』の主役に抜擢され一気に頭角を現しました。その後、映画『恋人たちの時刻』のヒロイン村上マリ子や、青春ドラマ『卒業』(TBS)の寺内友子など、少女から大人へと移りゆくナイーブで多感な演技が多くの視聴者を魅了したのです。 一転、1996年(平成8年)

                                突然の脳出血で人生が変わった。俳優・河合美智子が「豊岡」へ移住した理由【関西 私の好きな街】 - SUUMOタウン
                              • 地味だがとても便利なヤツ。文化系オタクに優しい街・西日暮里の魅力を5000字使って語る【#オタ女子街図鑑】 - SUUMOタウン

                                著: 劇団雌猫 二次元、ジャニーズ、宝塚にアイドル。次元もジャンルも異なれど、オタク女子にとって趣味は人生の重要な一部。趣味を満喫するうえで、実は大切なのが「暮らす街」。オタク女子はどんなことを考え、どんなことを重視して街と家を選ぶのか? 4人組オタク女子ユニット「劇団雌猫」がお届けする連載「オタ女子街図鑑」。 今回ご紹介していただく街は、山手線の右上、上野駅から3駅にある「西日暮里」。地味な存在ですが、実は「文化系オタクに優しすぎる」街だそうで……? 読んだら絶対、行きたくなります。 本日の語り手 オオワシさん 山手線なのに「地味」 私が住む西日暮里は、東京都荒川区にある。東京のいわゆる東側、下町地区である。 山手線の中では比較的家賃がお手軽な駅の一つだ。そして、山手線の駅ランキングでは「地味」と言われてあまり存在感がない。しかしこの西日暮里、住んでみるとなかなかの穴場なのだ。 西日暮里

                                  地味だがとても便利なヤツ。文化系オタクに優しい街・西日暮里の魅力を5000字使って語る【#オタ女子街図鑑】 - SUUMOタウン
                                • 3Dプリンターの家、国内初の実用版は23時間で完成!内装や耐震性は? ファミリー向け一般住宅も登場間近 長野県佐久市

                                  「約300万円で購入できる10平米の3Dプリンター住宅」のプロトタイプが登場したと2022年5月に紹介しましたが、あれから1年、セレンディクス社が手掛ける商用日本第一号「serendix 10(スフィアモデル)」がついに長野県佐久市で完成しました。その全貌をお届けします。 ■最新記事: 一般向け3Dプリンター住宅、水回り完備550万円で販売開始! 44時間30分で施工、シニアに大人気の理由は? 50平米1LDK・二人世帯向け「serendix50」 10平米の3Dプリンターの家。施工時間は22時間52分! 北陸新幹線が停車する佐久平駅から徒歩7分、大通りに面した整骨院の敷地内に立つ、球体のような白い物体。通りを歩く人も信号待ちの車の人も、興味深そうに眺めています。それもそのはず、数日前までなかった近未来的な物体が、突如現れたのだから。 建物の正体は、商用3Dプリンターハウスの日本第一号棟。

                                    3Dプリンターの家、国内初の実用版は23時間で完成!内装や耐震性は? ファミリー向け一般住宅も登場間近 長野県佐久市
                                  • 「暮らし、シケてんな」と思ったら、引越したくなるんです|椿鬼奴さんの引越し遍歴|引越し見積もり・比較【SUUMO】

                                    ※取材は、新型コロナウイルス感染症の予防対策を講じた上で実施しました 「最近なんだかシケてんな〜と思ったら、引越したくなります」 お笑い芸人・女優の椿鬼奴さんは、いわゆる引越し魔。2年ごとに引越していた時期もあるほど。マンションから団地、木造アパートまで、さまざまな家に住んできました。 一方、引越しを繰り返しながらも一貫してきたのは、「家族」と一緒に「賃貸」へ住むこと。椿さんにとって引越しは、家族との人生と紡ぐうえでなくてはならないものでした。気持ちが停滞した時、収入が減った時、はたまた「霊がいた」時、それぞれの引越しの裏側にどんなエピソードがあったのでしょうか。 今回、椿さんにこれまでの引越し遍歴や過ごした街の思い出を伺いつつ、その半生を振り返っていただきました。 ――さて、椿さんの引越し遍歴をざっとまとめるとこんな感じとのことですが、生まれてから長く代官山に住んでいたんですよね。 椿鬼

                                      「暮らし、シケてんな」と思ったら、引越したくなるんです|椿鬼奴さんの引越し遍歴|引越し見積もり・比較【SUUMO】
                                    • 引越しを繰り返すこと13回。流浪の果て、東京で“最後の街”を探す|マキタスポーツさんの引越し遍歴|引越し見積もり・比較【SUUMO】

                                      お笑い芸人、ミュージシャン、俳優、文筆家と幅広く活躍するマキタスポーツさん。地元の山梨から18歳で上京して以降、20数年間で13回もの引越しを重ねてきました。 とはいえ、特に「引越し好き」というわけではなく、どちらかというとやむにやまれぬ事情で、行き当たりばったりの転居を繰り返してきたのだとか。 その事情とは、主に金銭的なもの。芸人としてなかなか芽が出ない中、家賃を払うお金がなくなって、兄の住む賃貸物件や妻の実家に転がり込むこともあったといいます。 明大前、三軒茶屋、町田、高円寺……東京での引越し遍歴を振り返りながら、「マキタスポーツ」として世に出るまでの苦難の日々について伺いました。 マキタスポーツさん:1970年1月25日生まれ。山梨県出身。芸人・ミュージシャン・文筆家・俳優。“音楽”と“笑い”を融合させた「オトネタ」を提唱。また独自の視点でのコラム・評論などの執筆活動も多く、2022

                                        引越しを繰り返すこと13回。流浪の果て、東京で“最後の街”を探す|マキタスポーツさんの引越し遍歴|引越し見積もり・比較【SUUMO】
                                      • ほどよく都会でほどよく田舎。恵まれた環境で子育てができる街・広島|文・枡田絵理奈 - SUUMOタウン

                                        著: 枡田絵理奈2014年のクリスマス。一年半の遠距離恋愛を経て、29歳の誕生日に結婚。 夫は広島東洋カープの選手で6歳年下。まだまだ駆け出し中の夫をサポートするために、8年間勤めたTBSを退社し、広島県広島市に移り住んだ。 横浜で生まれ育った私。親戚もほとんど東京。そんな中、縁もゆかりもない、友達もいない広島という土地での初めての暮らし。休みもなく、朝から時に深夜まで、番組のスタッフやアナウンサー仲間とこれでもかと働き続けた日々から一転、別人のような人生が始まった。 新天地での暮らしは、見るものすべてが新鮮で楽しかった。 とはいえ、やはり知り合いが誰もいない中で過ごす日々。夫が帰ってくる日は、ご飯の用意など、やることがいろいろあるけど、遠征が続くと、誰との約束があるわけでもないし、暇を持て余して、家の片隅から掃除を始める。窓拭き、網戸掃除、お風呂掃除。 しまいには片付けるところがないくら

                                          ほどよく都会でほどよく田舎。恵まれた環境で子育てができる街・広島|文・枡田絵理奈 - SUUMOタウン
                                        • 下北沢に10年住んだら「作家としての覚悟」が生まれた|浅野真澄(あさのますみ)さん【上京物語】 - SUUMOタウン

                                          インタビューと文章: 前田久 写真: 関口佳代 進学、就職、結婚、憧れ、変化の追求、夢の実現──。上京する理由は人それぞれで、きっとその一つ一つにドラマがあるはず。地方から東京に住まいを移した人たちにスポットライトを当てたインタビュー企画「上京物語」をお届けします。 ◆◆◆ 今回の「上京物語」に登場いただくのは、声優で作家の浅野真澄(あさのますみ)さんです。 声優としてさまざまな作品に出演しながら、絵本やエッセー、漫画原作や歌詞提供といった文筆活動もコンスタントに続けている浅野さん。文章や本に対する思い入れは深く、学生時代には出版の仕事に就くことを考えるほど、小さなころから本をたくさん読んで、想像の翼を広げてきました。 就職氷河期で出版業界への道をいったんあきらめた後、東京での一人暮らしをスタートさせた永福町。そして、文筆活動という形で本と再びかかわるきっかけをつくってくれた下北沢。10年

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                                          • 葛西はよく考えると「島」だった。16年住んで分かった「葛西の歩き方」 - SUUMOタウン

                                            著: 松本圭司 葛西臨海公園から大手町のビル群を望む こんにちは、葛西に住んで16年、松本圭司と申します。 文章を書いたり、地図アプリをつくったり、登山学校で地形図の読み方を教えたりしています。 生まれは房総半島の先っちょにある鴨川市。葛西へ引越す前は、東西線で葛西と隣り合う千葉県浦安市に住んでいました。 浦安も住みやすく気に入っていました。でも、今の妻と出会って一緒に猫を飼うことになり、葛西に引越しました(当時浦安には、猫を飼える物件がまったくなかったのです)。 引越したキッカケは、この黒猫(なつめ氏)と暮らすため。葛西を選んだのは浦安からあまり離れたくなかったから 正直に書くと、引越した当初は「葛西より浦安のほうがよかったな」と思っていました。浦安に残る古い漁師町の空気感が好きだったからです。葛西は1969年以降に整備された、比較的新しい街ですからね。 でも結果としては、2年住んで引越

                                              葛西はよく考えると「島」だった。16年住んで分かった「葛西の歩き方」 - SUUMOタウン
                                            • 書評家の私が魅せられた、喫茶店でゆっくりと本が読める街「京都」(文・三宅香帆) - SUUMOタウン

                                              著: 三宅香帆 ゆっくりと本が読める街。それが私にとっての京都だった。 本はネット書店があればどこでも手に入るし、映画や観劇みたいにアクセス方法の限られたエンタメじゃない。本なんてどこでも読める。そう思っていた。昔の自分は。 でも違った。気づいたのは、大人になって――東京に3年住んでからだった。 上京後も、学生時代を過ごした京都が恋しくて… 地方出身の文学少女にとって、京都は憧れの街だった。多くの小説の舞台となり、たくさん文化の詰まった街。実際居心地が良すぎて、大学と大学院あわせて7年間も京都にいた。 「京都で学生時代過ごしたやつ、まじ一生京都の話してる」 そうTwitterで呟いたら、ものすごくバズった。みんなそうなんだな、と笑ってしまった。京都の磁場は強い。一度住んだらやみつきになる。でもどこかで「京都が好きなのは、学生生活が楽しかったからだろうな」とも思っている自分がいた。 大学時代

                                                書評家の私が魅せられた、喫茶店でゆっくりと本が読める街「京都」(文・三宅香帆) - SUUMOタウン
                                              • 二条に住んで、今日もヨーロッパに思いを馳せる。 - SUUMOタウン

                                                著者: 上田誠 ヨーロッパ企画という劇団をやっていながら京都に住んでいる。 京都に生まれ、京都に育ち、京都の小中高大学に通い、始めたのがヨーロッパ企画である。 劇団名だけはエキゾチックだけれど、それは詐欺で、そこで作・演出をやっている男はヨーロッパが本当に実在するかも知らない。どころか他府県も知らない。劇団名はメンバーと響きで付けたんであった。 よその町へ住んだことは一度もなく、実家が家族経営の焼き菓子工場だったので両親と出かけることも少なく、旅行へも行く家族ではなく。車も配達用のワゴンしかなく、それもなんだかニカワ臭かったので乗せてもらうのが好きではなく。免許は今も持っていなく、飛行機などは飛んでいる道理が分からなく。 出不精なんである。全然動きたくないんです。 実家が好きだし実家周辺が好きだし、今も実家近くに住み、そして実家を使って劇団をやっている。実家の焼き菓子工場が数年前に廃業し、

                                                  二条に住んで、今日もヨーロッパに思いを馳せる。 - SUUMOタウン
                                                • “真夜カルチャー”で大人の青春を叶える街、名古屋(文:スイスイ) - SUUMOタウン

                                                  著者: スイスイ 「観光客用の名古屋」を演じてしまう名古屋人 アフリカ奥地で動物のように暮らす民族が、イッテQに出てたとき。 油断した瞬間に携帯電話とペットボトルの水を地面に落として焦っていた。 彼らは、外から求められる偽りの民族像を見せることに徹していた。 その場面を見ていた私は真剣に「名古屋やん……」と思った。 名古屋人も長く、観光客用の名古屋像を演じ続けている。本当は、味噌煮込みうどんも味噌カツも給食でしか食べないし、特にひつまぶしなんて観光で来た友人に付き合うときしか食べない。ついでに言えば河村市長が使う「どえりゃあ」「いかんがね」などのドきつい名古屋弁も、使わない。市長含め市全体がグルとなり嘘で塗り固められた「名古屋人コスプレ」を全国発信している。罪深すぎる。 名古屋の実態は、文字にする難易度が高すぎるのだ。だけど私は知っている。てか多分名古屋人それぞれが知ってる。住んでいる我々

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                                                  • 3Dプリンターの家、国内初の土を主原料としたモデルハウスが完成! 2025年には平屋100平米の一般販売も予定、CO2排出量抑制効果も期待

                                                    3Dプリンターモデルハウス 「Lib Earth House “modelA”」の広さは約15平米。斜め格子の模様の入った壁は、上にいくほど模様が薄くなっている。3Dプリンターでデータをコントロールしながら出力することで実現した(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部) 住宅メーカーLib Work(リブワーク)は、熊本県山鹿市に本社を置き、一戸建ての企画・施工・販売を中心に行っており、福岡・佐賀・大分・千葉・神奈川などでも事業を展開している。住宅の資材調達から完成までに排出される温室効果ガスの量をCO2として数値化し、住戸ごとに可視化する「カーボンフリット」の導入や、断熱材に新聞紙を再利用したセルロースファイバーを標準採用していたり、国産木材の使用比率を98%まで高めるなど、SDGsに対する取り組みも積極的に行っている企業だ。「3Dプリンター住宅の開発もその一環」と代表取締役社長の瀬口 力

                                                      3Dプリンターの家、国内初の土を主原料としたモデルハウスが完成! 2025年には平屋100平米の一般販売も予定、CO2排出量抑制効果も期待
                                                    • 都心から近いのに自然が豊かな調布市で、どうしても犬が飼いたくて中古の一軒家を買った話【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

                                                      フリーのライター・編集者として、アウトドア雑誌やウェブ媒体などで活躍している藤原祥弘さんの住まいは、新宿から京王線で18分の調布駅が最寄り駅。 都心から近いながらも自然が色濃い調布市の藤原さん的名所を案内してもらいつつ、犬を飼うために一軒家を買ったいきさつ、瘦せた土の庭を豊かにする方法、自然から必要以上に搾取しないアウトドアでの遊び方などを教わった。 藤原さんが調布に来た理由 藤原さんは昭和55年生まれの43才。私が知っている限り、日本有数の「少年っぽい大人」である。 アイドル的な意味での少年ではなく、オニヤンマを追いかけてどこまでも走っていくタイプのほう。 玄関の前には藤原さんが選りすぐった「まっすぐな棒」がたくさん。私も参加したことがある火起こしワークショップの材料だ ――藤原さんの出身はどちらですか。 藤原祥弘さん(以下、藤原):「小さい頃は宮崎県に住んでいて、そこは山も川も海も近く

                                                        都心から近いのに自然が豊かな調布市で、どうしても犬が飼いたくて中古の一軒家を買った話【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン
                                                      • “生きる“ことが見える限界集落、広島県・北広島町に移住してわかったこと - SUUMOタウン

                                                        著: shuo(束元理恵) 広島県と島根県の県境をまたいでいる雲月山からの眺望 「過疎」「限界集落」そう言われる地域に5年間住んでいた。山の猟師に、憧れていたからだ。 21歳のとき、同じ広島県内の熊野町から北広島町に移住した。北広島町は広い。平成の大合併の時にもともと四つに分かれていた町を集めて、一つの町になった。私はその中でも広島県と島根県の県境、1番の豪雪地帯の「旧芸北町」に住んでいた。 最寄りのコンビニエンスストアまでは、片道車で30分。近くにあるのはホームセンター、個人商店、農協のスーパーばかり。車がないと生活ができない、他人の言葉を借りるといわゆる「不便」な場所らしい。私の家は携帯がよく圏外になったが、どれをとっても不便だと思ったことがなかった。 そんな私が北広島町に越してきてすぐに不思議に思ったのは、今でも住んでいる人たちは合併前の旧町の呼び名で呼ぶことだ。私の周りの人たちは、

                                                          “生きる“ことが見える限界集落、広島県・北広島町に移住してわかったこと - SUUMOタウン
                                                        • 青物横丁で見つけた一人っきりの空虚【街と音楽】(文:ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)) - SUUMOタウン

                                                          著者: ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ) 自室、スタジオ、ライブハウス、時にはそこらの公園や道端など、街のあらゆる場所で生まれ続ける音楽たち。この連載では、各地で活動するミュージシャンの「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けします。 ◆◆◆ 2002年、社会人一年目。夢にまで見た東京での暮らし。 埼玉の実家から東京までの通勤は片道一時間半もかかっていたし満員電車でしんどい。家にいて親から小言を言われたくない、朝から晩まで音楽制作に没頭したい、なにより自分の力で生活してフリーダムな毎日を送りたい。 会社員として働き始めて半年ほど経ち、そんな思いがふつふつと湧いていたある日。私は専門学校時代に出会った同級生と結託し、東京でルームシェアをすることに決めたのだった。 親元を離れ、初めての自給自足の生活。掃除、洗濯、自炊などの家事はお互いそこそここなすことができて、それほど不自由は

                                                            青物横丁で見つけた一人っきりの空虚【街と音楽】(文:ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)) - SUUMOタウン
                                                          • 田舎暮らしだからこそ電気自動車に乗り、山梨県北杜市白州町で食べ物とエネルギーを自給しながら、自分が食べる分優先で無農薬の農園を営んでいます(文・玉置標本) - SUUMOタウン

                                                            著: 玉置 標本 (撮影:宮沢豪) 有名なミネラルウォーターの取水地やウイスキー工場がある山梨県北杜市白州町で、食べ物だけではなくエネルギーも自給する生活を送っている個性的な家族がいると、ある友人に教えてもらった。 天気の良い日に訪ねてみると、ちょっとだけ不便な田舎暮らしを「自分で考える余地がある」と懐深く受け止めて、「足りないものは時間くらいだね」と笑いながら、大きな犬と一緒に暮らしていた。 築25年、ただし未だ建築中の家、わたなべ・ファミリア 中央自動車道に乗ってやってきたのは南アルプスの麓、長野県との県境に位置する山梨県北杜市白州町。話を伺ったのは農産物の出荷や執筆業、通信販売、家や機械修理などをこなす自称「百姓」のわたなべあきひこさん。1960年生まれの62歳だ。 わたなべさんは横浜駅近くの下町、様々な国の人が入り混じる環境で育ち、東京の出版社で「Old-timer(オールド・タイ

                                                              田舎暮らしだからこそ電気自動車に乗り、山梨県北杜市白州町で食べ物とエネルギーを自給しながら、自分が食べる分優先で無農薬の農園を営んでいます(文・玉置標本) - SUUMOタウン
                                                            • 玄関収納&土間収納の実例大公開! すっきり暮らしをかなえる - MY HOME STORY │スーモカウンター注文住宅

                                                              ベビーカーにゴルフバッグ、子どもの自転車、雨具、コートなどついついたくさんのモノが集まってしまう「玄関まわり」。大型収納をもうけてすっきり暮らしたいと願っている人も多いことだろう。今回は生活感を見せない&ストレスが減る、玄関収納の実例を紹介しよう。 目次 【実例1】夫婦の趣味である自転車を、玄関脇の土間収納に置く 【実例2】3畳の広々玄関&1.2畳のシューズクロークで、いつもすっきり 【実例3】予算を考え玄関の棚を自作。まるでショップのような空間に 【実例4】玄関にシンク&コート掛けを配置。いつも片付く家に 【実例5】靴だけでなくコートや小物も玄関収納にIN! 【実例6】玄関とガレージをつなぐ大型シューズインクローゼット 【実例1】夫婦の趣味である自転車を、玄関脇の土間収納に置く 土間収納は低めの入口にすると、目隠しにもなる(写真:広川智基) 子どもが生まれたことをきっかけに、漠然と家を建

                                                                玄関収納&土間収納の実例大公開! すっきり暮らしをかなえる - MY HOME STORY │スーモカウンター注文住宅
                                                              • カテゴライズされていない、上も下もない街「大森」 - SUUMOタウン

                                                                著: 金井茉利絵 家族で最後に過ごした街「大森」 私が大森に住んでいたのは、小学1年〜中学3年まで。大森は母親の出身地でもあり、駅から徒歩15分ほどの母親の実家を建て直した一軒家に住んでいた。たまに家族で「ダイシン」に行ったり、駅ビルに昔あったパスタ屋さんで食べたり、大森貝塚の近くの塾に通って帰りは母親が迎えに来たりと、今思うとちょうどいい大森ライフを幸せに送っていた時代だった。 ただ、中学3年のころ、家族の事業に問題が起きてお金がなくなり、家も土地も売ることになり、家族で引越しすることに。さらにその後いろいろあって、家族4人で仲良く暮らしていたのはその大森の家が最後となってしまった。 そんなことがあった大森なので、自分にとっては少し切ない、最後の家族の思い出がある場所ではある。でも実はなぜか大森に行っても特に何も感じないし、「うわー」と何か悲しい思い出し方をしたりする感じは全然ない。いつ

                                                                  カテゴライズされていない、上も下もない街「大森」 - SUUMOタウン
                                                                • 上新庄、淀川、東南の角部屋|岸政彦 - SUUMOタウン

                                                                  著: 岸政彦 わたしはこれまでにあったすべてのことがこれからもありつづけるだろうこと、これからあるだろうすべてのことがこれまでにもつねにあったことを、閃光のようにさとったんだ ──ウィンストン・ナイルズ・ラムファード 大阪と猫のことに関しては、これまでさんざんあちこちで書いてきた。だから、ここでこれから書くことも、たぶんすでにどこかで書いたことばかりで、「この話どこかで読んだことがあるぞ」と思うような話ばかりになるだろう。でもそれも仕方がない、ひとりの平凡な男の人生に、書く価値がある物語がそれほどたくさんあるわけがないのだから。だからここでも同じ話を書く。 実家がとにかく嫌だった。子どものころから、家のなかで会話ができる相手が犬(当時はまだ珍しかったミニチュアシュナウザー、名前は「エル」)と猫(拾った黒猫、名前は「ねこ」)しかいなかった。 大学を受験することになった。 生涯ひとびとの人生の

                                                                    上新庄、淀川、東南の角部屋|岸政彦 - SUUMOタウン
                                                                  • 「建売住宅はやめたほうがいい」って本当?後悔しない選び方や注文住宅との違いを知ろう - 住まいのお役立ち記事

                                                                    建売住宅はやめたほうがいいといわれるけど本当? その理由は? 「建売住宅はやめたほうがいい」と聞くことがありますが、それにはどのような理由があるのでしょうか? 間取りを選べないから 「建売住宅はあらかじめ決められたプラン・仕様で建てられるため、間取りを選ぶことができません。そのため家の間取りを気に入るか気に入らないか、妥協できるかできないかによって、満足度は変わります」 外観に個性を出せないから 建売住宅は複数の住戸を同時に建てるため、建築資材を一括で注文します。その結果似たような外観の家になりがちで、間取り同様、自分の好みを反映することはできません。ただし、だからこそ価格が抑えられているともいえます。 「注文住宅であっても、完全な自由設計ではなくハウスメーカーなどが提案する規格型を選ぶのであれば、カタログに載っているような『どこかで見た外観』になるものです。必ずしも『建売だから没個性』と

                                                                      「建売住宅はやめたほうがいい」って本当?後悔しない選び方や注文住宅との違いを知ろう - 住まいのお役立ち記事
                                                                    • 酒飲みの街、京成立石。再開発とそこでの生活(文・田中鈴) - SUUMOタウン

                                                                      著: 田中鈴 京成立石は懐かしい音がした。 改札を出てまっすぐ階段を下りると、商店街が現れてカーンカーンカーンカーンとけたたましく鳴る踏切が出迎えた。走り去る電車を追いかけるように今度はカンカンカンカンと倍速で鳴り始めると、反対側の電車が通り過ぎていく。 商店街は、子どもを後ろに乗せたたくさんの自転車が行き交っていて、お店の人とお客さんの声も聞こえる。昼から飲んでいたのだろう酔っぱらった大人たちの叫び声もアーケード内でよく響く。 そんな京成立石。2028年には高層マンションが建つらしい。 京成立石が苦手だった 京成立石に越してきたのは、21歳のころ。高校を卒業後、「3年で辞める」と決心して入社した食品販売の仕事をぴったり3年で辞めて、もう私は自由だった。 親元を離れて一人暮らしをしようか、どこか海外にでも行こうか。いっそのこと、どこか遠くで生活してみるのはどうか、と考えてから、職も決めずに

                                                                        酒飲みの街、京成立石。再開発とそこでの生活(文・田中鈴) - SUUMOタウン
                                                                      • 西荻の街が好き過ぎて「西荻案内所」を運営していた夫婦が語る西荻窪の魅力とは【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

                                                                        西荻窪の魅力を発信すべく、2013年から2016年にかけて西荻窪駅周辺をボランティアで案内するスペース、その名も「西荻案内所」を運営していた奥秋圭・亜矢夫妻に、古さと新しさが混在する西荻窪の紹介をしていただいた。 偶然と必然が生んだ西荻窪での新生活 今回、西荻窪を案内してくれる奥秋夫妻の出身地は、デザイナーである圭さんが山梨県、そしてディレクターの亜矢さんが愛媛県。どちらかが、あるいはお二人ともが地元民だと勝手に想像していたのだが、全然違った。 西荻窪とはまったく関係ないところで生まれ育ち、それぞれが東京にある別の大学へと進学し、卒業後に共通の趣味である演劇を通じて出会ったという間柄。 そんな二人が、なぜ「西荻案内所」を運営することになったのだろうか。まずは西荻窪に移り住んだ理由から伺ってみた。 在りし日の西荻案内所、2016年4月頃。写真提供:奥秋圭 奥秋圭さん(以下、圭):「上京してか

                                                                          西荻の街が好き過ぎて「西荻案内所」を運営していた夫婦が語る西荻窪の魅力とは【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン
                                                                        • 廊下のない間取りは無駄がない? 廊下のある間取りと比較したメリット・デメリットを紹介! - MY HOME STORY │スーモカウンター注文住宅

                                                                          住まいの中で主に移動のために使われる廊下をできるだけ減らしたいという人は多いでしょう。土地の形や部屋数にもよりますが、レイアウトを工夫すれば、廊下のない間取りも可能です。では、そもそも廊下のない間取りと廊下のある間取りを比較した場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。米戸建築工房の代表で一級建築士の米戸誠治さんに話を伺いました。 廊下がある意味とは? 廊下のない間取りのメリットは? 部屋として使えるスペースが増える 動線が短くなる 家族のコミュニケーションが増える 風が抜けやすい コストが抑えられる 廊下のない間取りのデメリットは? レイアウトが限られる? 生活音や匂いがもれやすい? 隣の部屋の光がもれやすい? プライバシーが確保しづらい? 冷暖房効率が悪い? 趣のない間取りになる? 【実例紹介】廊下のない間取りで快適な生活を手に入れた先輩たち 【実例1】3階建て狭小住宅「

                                                                            廊下のない間取りは無駄がない? 廊下のある間取りと比較したメリット・デメリットを紹介! - MY HOME STORY │スーモカウンター注文住宅
                                                                          • 「本当に良いもの」が集まる街・福岡|文・松隈ケンタ - SUUMOタウン

                                                                            著: 松隈ケンタ 15年近く過ごした東京を離れ、家族と共に福岡に戻ってきた理由福岡でロックバンド・Buzz72+(バズセブンツー)を結成し、「有名になるぞ」とメンバー4人で上京。バンドが活動休止した後も、自分は作曲家を目指し「仕事をください」と頭を下げる日々。振り返ってみれば、東京で過ごしたそのほとんどの期間は貧乏で売れなくて苦しかった。けれど、試行錯誤を繰り返しながら仲間と暮らす日々は今につながる経験となり、とても充実した時間だった。 その後、メジャーなアーティストの仕事も多くもらえるようになり、東京での仕事が安定してきたさなか、僕は周囲の反対を押し切って福岡に戻ってきた。音楽プロデューサーやミュージシャンとしてはあまり前例がないが、地方移住しても、福岡からエンターテインメントをつくることができる時代が来たのではないかと考えたのだ。 僕らの若い頃は、福岡は東京からとても遠かったため、上京

                                                                              「本当に良いもの」が集まる街・福岡|文・松隈ケンタ - SUUMOタウン
                                                                            • 待てば何でも手に入る時代?千葉県鴨川市でお金を使わずに里山暮らしを楽しむ『居候の家』とは 【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

                                                                              著: 玉置 標本 千葉県鴨川市に永野太郎さん(31歳)という友人が住んでいる。 いや、友人ではないか。共通の知り合いは多いけど一度も会ったことはなく、Facebook上での友達申請が永野さんから来たので承認し、なんとなくお互いが様子を見ているという間柄だ。 そんな永野さんが、この春から『居候の家』という活動を始めた。どうやらシェアハウスのようなものらしいが、あえて居候という古い響きを持つ言葉を使っているのだから、横文字のシェアハウスとはなにかが違うのだろう。 一度会ってみたかった人なので、この機会に話を聞いてみようと鴨川へと向かった。 『居候の家』の居候は、意外な人物だった 小雨が降る平日の早朝、教えてもらった住所をカーナビにセット。マシンボイスのいわれるがままに館山自動車道の鋸南保田(きょなんほた)インターチェンジで降りる。 そこから長狭(ながさ)街道という長くて狭い街道を走り、コーヒー

                                                                                待てば何でも手に入る時代?千葉県鴨川市でお金を使わずに里山暮らしを楽しむ『居候の家』とは 【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン
                                                                              • 人口減エリアの図書館なのに県外からのファンも。既成概念くつがえす「小さな街のような空間」の工夫がすごすぎた! 静岡県牧之原市

                                                                                “最寄駅がない―”静岡県牧之原市にある図書交流館「いこっと」が話題です。人口減に悩まされる街の小さな図書館が、複合施設内にテナントとして移転し、拡大オープンしたのは2021年のこと。2年後には累計来館者数が25万人を突破しました。市内はもとより、市外や県外などの遠方から足を延ばす人がいるほどです。人口減少エリアの図書館がなぜこれほどにぎわいを創出し、街の中心地に変化をもたらしたのでしょうか。 買い物客と入り混じる、パブリックな図書交流空間 静岡県牧之原市は、県・中央部の沿岸沿いにある人口約43,000人の小さな街。2005年に、旧・相良町と旧・榛原町の2つの町が合併して誕生した市の中心部には、大型複合施設「ミルキーウェイショッピングタウン」があります。核店舗として地域資本のスーパーマーケットが入居するほか、ドラッグストアやカフェ、飲食店などが集う、いわば街の台所です。

                                                                                  人口減エリアの図書館なのに県外からのファンも。既成概念くつがえす「小さな街のような空間」の工夫がすごすぎた! 静岡県牧之原市
                                                                                • 芸人のすべてを受け止めてくれる街「中野」|文・伊藤幸司(ランジャタイ) - SUUMOタウン

                                                                                  著: 伊藤幸司(ランジャタイ) (画像/PIXTA)中野の地下では、いつもしょうもない事件が起きている「てめえ!ふざけんじゃねーぞ!」 怒号がなかのzero視聴覚ホール地下2階に響く。小坊主が、首根っこをつかまれた。 「やめろ〜!」 小坊主の正体はガロインというコンビのツッコミの薗田。薗田をつかんだのは、あるライブの主催者の女性だ。 「なんだ〜!ふふふ」 強がりなのか、つかまれたことが面白いのか、なぜか半笑いだ。 「ぜってぇ許さねえからな!ふざけんな!」 「怒りすぎだろ〜、ふふふ」 楽屋から引きずり出された。 「すぐ電話するからな!待ってろ!」 「なんだあ、やめろ〜。ふふ」 ぷるるるる、ぷるるるる。かちゃ。繋がった先は、グレープカンパニーだ。 「御社所属のガロインさんが、ライブ出演でもないのに、勝手に楽屋に侵入して、ケータリングのお菓子を食べてたんです。ガロインさんは、うちのライブ出禁にさ

                                                                                    芸人のすべてを受け止めてくれる街「中野」|文・伊藤幸司(ランジャタイ) - SUUMOタウン