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JAZZの検索結果241 - 280 件 / 342件

  • 米ニューヨーク・タイムズ紙 「2023年の年間ベスト・ジャズ・アルバム TOP10」発表 - amass

    Chief Xian aTunde Adjuah / Bark Out Thunder Roar Out Lightning

      米ニューヨーク・タイムズ紙 「2023年の年間ベスト・ジャズ・アルバム TOP10」発表 - amass
    • ジャズ・アルトサックスの名手リー・コニッツ 新型コロナウイルス感染後に死去 - amass

      米ラジオ局WBGOなどによると、ジャズ・アルトサックスの名手、リー・コニッツ(Lee Konitz)が4月15日、ニューヨークのレノックス・ヒル病院で死去。息子のジョシュ・コニッツは、父親の死因は新型コロナウイルスに関連した肺炎と話しています。リー・コニッツは92歳でした。 リー・コニッツは米イリノイ州シカゴ生まれ。クラリネットを演奏していた時期もあったが、アルトサックス奏者に転向し、クラウド・ソーンヒル楽団のソリストとして注目された。孤高のピアニスト、レニー・トリスターノに師事し、即興演奏に対する考え方やそれへのアプローチについて大きな影響を受ける。マイルス・デイヴィスとも活動を共にした。リー・コニッツは独自のサウンドを開拓して1950年代のジャズ黄金期に活躍、その後も一貫して誰の真似でもない自前の音楽を追求した真のジャズ・インプロヴァイザーとして第一線で活動を続けた

        ジャズ・アルトサックスの名手リー・コニッツ 新型コロナウイルス感染後に死去 - amass
      • 「とんでもない才能」ジェイムズ・フランシーズが送り出した新作『Purest Form』とは

        WHAT’S NEW 「とんでもない才能」ジェイムズ・フランシーズが送り出した新作『Purest Form』とは 2021 年 6 月 4 日 (C)Shervin Lainez アメリカのヒューストンにHigh School for the Performing and Visual Arts (通称HSPVA)という高校がある。1971年設立のこの学校は音楽からダンス、演劇、絵画や彫刻、映像、執筆など、総合的なアート系の教育を行っている。ここからR&Bシンガーのビヨンセをはじめ、ジャズ・ピアニストのロバート・グラスパー、ジェイソン・モラン、ドラマーのクリス・デイヴ、ジャマイア・ウィリアムスといったミュージシャンが輩出されたことで、大きな注目を集めた。他にもケンドリック・スコット、ウォルター・スミスⅢ、マイク・モレノなど、2010年代のジャズシーンを代表する数多くの才能が輩出され、ヒュー

          「とんでもない才能」ジェイムズ・フランシーズが送り出した新作『Purest Form』とは
        • 『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行記念 村井康司×大友良英×池上信次 鼎談 レポート到着 - amass

          チャーリー・パーカーの生誕100周年を記念した最新評伝の邦訳『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』の刊行を記念して、編集者の池上信次をホスト役に、音楽家の大友良英と音楽評論家・編集者の村井康司を迎えたトークイベントが2020年12月17日に下北沢 本屋B&Bにて開催されています。当日のレポートが到着しています。 以下シンコーミュージックより 写真左より村井康司さん、大友良英さん、池上信次さん 故チャーリー・パーカーの生誕100周年を記念した最新評伝の邦訳『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行を記念して、編集者の池上信次さんをホスト役に、音楽家の大友良英さんと音楽評論家・編集者の村井康司さんを迎えたトークイベントが、2020年12月17日(木)下北沢 本屋B&Bにて開催された。当日は蓄音機でパーカーや当時のミュージシャンのSPを聴きながら〈当時のパーカーを追体験する〉スペシャ

            『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行記念 村井康司×大友良英×池上信次 鼎談 レポート到着 - amass
          • その開放感はどこから? 沖縄でジャズが独自に発展した背景にあるもの。本土返還以降の世代が語る | CINRA

            いまから50年前、1972年5月に沖縄の施政権がアメリカ合衆国から日本に返還された。 「返還50周年」「復帰50周年」とメディアによって報じられることもあるが、本土返還50年は、地元住民にとってはめでたいものでも、祝うようなことでもないのだという。第二次世界大戦の敗戦とアメリカ軍による占領によって生じた大きな負債は、いまなお沖縄に存在し続けている。 「復帰したあとに沖縄が強いられてきた状況はさらに見えにくくなっているし、問題は余計に深くなっている」 沖縄ジャズ第2世代を代表する音楽家のひとり、真栄里英樹(まえざと えいき)はこう語る。戦後の激動と混乱のなかで花開いた沖縄のジャズ文化も、本土返還で多大な影響を受けた。アメリカ軍の基地が縮小したことにより、基地内のジャズクラブも減少し、多くのプレイヤーが廃業を余儀なくされたのだ。しかしながら、ウチナージャズ(沖縄ジャズ)の灯は消えることはなかっ

              その開放感はどこから? 沖縄でジャズが独自に発展した背景にあるもの。本土返還以降の世代が語る | CINRA
            • <コラム>UKジャズシーンを席巻するエズラ・コレクティヴ、そのエネルギーを支える“カルチャー”(TEXT:柳樂光隆) | Daily News | Billboard JAPAN

              <コラム>UKジャズシーンを席巻するエズラ・コレクティヴ、そのエネルギーを支える“カルチャー”(TEXT:柳樂光隆) 2月に来日公演を行うUKジャズシーンの再注目バンド、エズラ・コレクティヴ。“UKジャズ”の盛り上がりは近年の音楽シーンのトピックスの一つであったが、その真打ちとも言える存在が、いよいよ日本のリスナーの前にお目見えとなる。 性急に注目が集まったこと…

                <コラム>UKジャズシーンを席巻するエズラ・コレクティヴ、そのエネルギーを支える“カルチャー”(TEXT:柳樂光隆) | Daily News | Billboard JAPAN
              • 現代ジャズギターの“最高”を聴こう。ジュリアン・ラージの最新作はあの鬼才も参加

                現代ジャズギターの“最高”を聴こう。ジュリアン・ラージの最新作はあの鬼才も参加 2022-09-18 2022-09-18 Jazz, Music 2022, アメリカ, アメリカ合衆国, ギター, ギタートリオ, ジャズ, ペルー Love1ジュリアン・ラージ、ビル・フリゼールをゲストに迎えた新譜ピックを持つ指先から6本の弦が張られたエレクトリック・ギター本体、弦の振動を拾うピックアップからケーブルで繋がれたエフェクター、アンプまで。それらすべてが精神や肉体と同化してしまった正真正銘のギタリスト。現代最高峰ジャズ・ギタリストと称されるジュリアン・ラージ(Julian Lage)の新譜『View With A Room』を聴くと、彼こそがギターそのものなのではないかとさえ錯覚してしまうほど。 基本の編成は前作『Squint』から引き続きベースにペルー出身のホルヘ・ローダー(Jorge Ro

                  現代ジャズギターの“最高”を聴こう。ジュリアン・ラージの最新作はあの鬼才も参加
                • Ishmael Reed | ele-king

                  ジョージ・オーウェルの『1984』といえば、誰からも貶されない小説のひとつだと思っている人も多いだろう。モダンSFの金字塔、左翼のためのディストピア小説、あるいはまた、あれは反共産主義者や新保守主義者にとってはロシア(ソ連)を描いたものだと解釈されてきた。全体主義にビッグ・ブラザー、そして思想警察──まさにスターリズニム、東洋的専制政治そのものじゃないか、というわけだ。しかしながらひとり、その栄えある『1984』の功績を認めつつも、完璧に批判した人がいる。イシュメール・リードは1984年、かいつまんで言えばこう突っ込みをいれたのだ。あのなぁ、あんたらエリート白人にとっては1984が来るべき暗黒郷かもしれないが、私らアメリカの黒人は、かれこれ300年間も1984の世界を生きているんだがね。ぞっとすような全体主義にビッグ・ブラザー、そして思想警察に狙われてな。監視され、個人のプライヴァシーは暴

                    Ishmael Reed | ele-king
                  • ポピュラー理論がdim7をdimと呼ぶ理由 - SoundQuest

                    先日Twitterでちょっぴり話題になっていた、Diminished Chordの表記についてのお話をしたいと思います。 ことの発端 きっかけは(多分)こちらの呟きです。 まずはCのコードを基準に勉強しようかと、おバカな私にもわかるあいうえお表みたいなコード表作りました。 pic.twitter.com/H2uAzzsK9N — SEA@楽器LOVE (@sea_piano_flute) January 23, 2019 1000回以上RTされたこの投稿に対し、「dimだったらラの音は要らないのでは!?」なんて話があちこちで沸き起こっていたのです。 dim7が場合によって「7」を省略して「dim」と書かれることがあり、「dim」というコードネームが三和音なのか四和音を指すのかは曖昧であるということは、このサイトのコンテンツ内でも解説しています。 これってシンプルなように見えてなかなか奥の深

                      ポピュラー理論がdim7をdimと呼ぶ理由 - SoundQuest
                    • 超ハイクオリティ!新世代ネオソウル、Sample Kulture デビュー

                      超ハイクオリティ!新世代ネオソウル、Sample Kulture デビュー 2020-09-02 2020-09-02 Electronic, Music, Neo Soul, R&B 2020, R&B, アメリカ, アメリカ合衆国, キーボード, ジャズ, ネオソウル, ヴォーカル Love0ネオソウル最注目株、サンプル・カルチュアがデビューネオソウル系の新人ユニット、サンプル・カルチュア(Sample Kulture)のデビューアルバム『Upstairs Headroom』が俄かに注目を集めている。 ジャジーなキーボード/ピアノに、安定感のある女性ヴォーカル、タイトだが遊びのあるドラムとベースのグルーヴ、適度なエレクトロニック、そしてオリジナル楽曲の圧倒的クオリティ。間違いなく次世代の音楽シーンを担うユニットの登場だ。 元々はアンドリュー・ステファンによってインスト曲として書かれた(

                        超ハイクオリティ!新世代ネオソウル、Sample Kulture デビュー
                      • すうぃーぷのれんしゅう

                          すうぃーぷのれんしゅう
                        • アニメ映画「BLUE GIANT」大ヒットでジャズ人気再燃! ミュージシャンも憧れる「コットンクラブ」マネージャーの坂井さんに会ってみた

                          丸の内LOVEWalker総編集長の玉置泰紀が、丸の内エリアのキーパーソンに丸の内という地への思い、今そこで実現しようとしていること、それらを通じて得た貴重なエピソードなどを聞いていく本連載。第5回は、今年大ヒットしたアニメ映画「BLUE GIANT」でも話題になった、ライブレストラン「コットンクラブ」マネージャーの坂井陽介氏。2005年の東京ビル TOKIA開業時から多彩な音楽シーンを提供し、共に歩みながら体感してきた、この地の発展とエンターテインメントへの思い。そして、これからの目標も語ってもらった。 丸の内のミュージシャンの聖地は色気にあふれた大人の遊び場 ――アニメ映画「BLUE GIANT」で、コットンクラブは「Cottons/コットンズ」として劇中に登場。「So Blue/ソーブルー」のモデル店・ブルーノート東京と共に、物語の重要な舞台になっていましたが、その反響は? 坂井「誰

                            アニメ映画「BLUE GIANT」大ヒットでジャズ人気再燃! ミュージシャンも憧れる「コットンクラブ」マネージャーの坂井さんに会ってみた
                          • 東京最古のジャズバー「シャルマン」閉店へ 66年の歴史に幕、8000枚レコードの行方は

                            著名なアーティストも訪れた歴史的な店 JR日暮里駅北口にある「夕やけだんだん」と呼ばれる階段を下ると、谷中銀座商店街の手前のビルから往年のジャズが漏れ聞こえてきた。音源に向かい、暗く軋む階段を上ると、こぢんまりとしたスナックがある。1955年創業のジャズバー、シャルマンだ。 オーナーの石岡守之助さんは、レコードを背にしたカウンターで客を待っていた。本業は歯科医で、店を開くのは水、金、土曜日の夜のみ。もともと常連客で、2010年にシャルマンを引き継いだ。 「創業者の毛利好男さんが怪我をして店を売るというので、居抜きで買いました。 私はここでしか飲んでなかったので、この場所がなくなったら居場所がなくなってしまう。飲みに行くところは居酒屋のようなところではなく、リラックスして良い音楽の聴けるところが良いんです」 石岡オーナーが店に出会ったのは約25年前。都内のジャズ喫茶を紹介する本を手に、ジャズ

                              東京最古のジャズバー「シャルマン」閉店へ 66年の歴史に幕、8000枚レコードの行方は
                            • 壷阪健登が語る、若きジャズピアニストの半生と瑞々しい表現の本質 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                              小曽根真のプロデュースで新鋭ピアニスト・壷阪健登がVerve/ユニバーサルミュージックからデビューした。J-POPにも関心がある人なら、石川紅奈との歌ものユニット「soraya」で彼を知っている人もいるかもしれないし、ジャズの動向を追っている人にとっては、2022年にドラマーの中村海斗が発表した『BLAQUE DAWN』で演奏しているピアニストといったほうが通じるかもしれない。 『BLAQUE DAWN』は大きなインパクトを放つアルバムだった。中村や当時まだ高校生だったサックス奏者の佐々木梨子と共にすさまじい演奏を聴かせていたのが壷阪だった。中村は「壷阪さんはどんな曲でも突き抜けていってくれるのが好きなんです。彼はフリーになれる部分としっかり弾く部分をコントロールできるんです」と語り、壷坂に絶大な信頼を置いていた。間違いなく壷阪は日本のジャズ・シーンにおける若手コミュニティのキーマンのひと

                                壷阪健登が語る、若きジャズピアニストの半生と瑞々しい表現の本質 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                              • Creator’s Lounge/『BLUE GIANT』著者対談!! | 小学館コミック

                                『BLUE GIANT EXPLORER』最終第9集& 『BLUE GIANT MOMENTUM』第1集 発売記念!! 著者 石塚真一氏 × NUMBER 8氏、バディならではの“まったり”クロストーク!! 世界一のジャズプレーヤーを目指し、仙台から東京、ヨーロッパを経てアメリカへ渡った宮本大(ミヤモト ダイ)の奮闘を描き続けている『BLUE GIANT』シリーズ。 このたび、アメリカ編『BLUE GIANT EXPLORER』の最終第9集と、新シリーズのニューヨーク編『BLUE GIANT MOMENTUM』の第1集が同時発売!! それを記念して、著者の石塚真一氏&NUMBER 8氏にインタビュー!! 『岳 みんなの山』で脚光を浴び、『BLUE GIANT』シリーズは累計1200万部を突破する超ヒット作となった石塚真一氏。かつては出版社の担当編集者として、現在は原作者として、作品づくりに

                                  Creator’s Lounge/『BLUE GIANT』著者対談!! | 小学館コミック
                                • ジャズ作曲家・挾間美帆 ロングインタビュー Part1

                                  interview & text:小室敬幸 photos:吉田タカユキ エレクトーンを通して学んだオーケストラ・サウンド 日本を代表するジャズピアニスト山下洋輔が、自身の新作であるピアノ協奏曲第3番《Explorer(エクスプローラー)》のオーケストレーターとして挾間美帆を抜擢したのは2007年——彼女がまだ大学3年生の頃だった。翌年1月の初演で指揮を務めた佐渡裕からも才能を高く買われ、結果的にこの2人と知遇を得たことが彼女の運命を大きく変えていく。 いまや『ニューズウィーク日本版』で「世界が尊敬する日本人100」に選ばれ、1ページの誌面を割かれるほど、分野を超えて注目される存在にまでなったジャズ作曲家の挾間美帆。今回は彼女のバックグラウンドに深く根を下ろすクラシックとの関係について、じっくりと話を聞いた。 ——まずは、最初のクラシック音楽との接点についておうかがいさせてください。父方のお

                                    ジャズ作曲家・挾間美帆 ロングインタビュー Part1
                                  • Interview Orkestra Rumpilezz:about "Moacir de Todos os Santos" & Letieres Leite - レチエレス・レイチによるアフロブラジル|柳樂光隆

                                    Interview Orkestra Rumpilezz:about "Moacir de Todos os Santos" & Letieres Leite - レチエレス・レイチによるアフロブラジル音楽の革新 イギリスのシャバカ・ハッチングスやアメリカのクリスチャン・スコットといったジャズ・ミュージシャンたちが“ディアスポラ”について話をしていたことがある。 “ディアスポラとは「移民」「植民」を意味する思想用語。かつては主にユダヤ人・ギリシャ人・アルメニア人の歴史的離散に限定して使用されていたが、現在ではより広義に移民コミュニティ一般を指し示すようになった。現在、民族としての出身国や地域を離れて生活を送る集団であれば、ディアスポラと呼ばれることが多い。 ※artscape Japanより引用 奴隷として連れてこられたアフリカ人の末裔であり、現在のイギリスやアメリカを生きるシャバカやクリ

                                      Interview Orkestra Rumpilezz:about "Moacir de Todos os Santos" & Letieres Leite - レチエレス・レイチによるアフロブラジル|柳樂光隆
                                    • R.I.P. Giuseppi Logan 追悼 ジュゼッピ・ローガン

                                      text : Ring Okazaki  岡崎凛 ジャズ・シーンから姿を消して数十年後、突如ニューヨークの公園に現れ、音楽活動を再開して話題となったサックス奏者、ジュゼッピ・ローガン。先月、ついに彼の訃報を聞く日が来てしまった。YouTube 動画で何度となく見た白髪にメガネ姿の彼が、全て遺影になってしまったのは寂しい。 以下、II. が本稿のメインなのだが、I. 、III. を添えて彼への追悼文としたい。 I. 2人はともに享年84歳―ジュゼッピ・ローガンとヘンリー・グライムス II. 代表作となったファースト・アルバム『The Giuseppi Logan Quartet』(ESP 1964) III.セカンド作から45年後に出たサード・アルバム『The Giuseppi Logan Quintet』(Tompkins Square 2010) I. ジュゼッピ・ローガンがこの世を去っ

                                        R.I.P. Giuseppi Logan 追悼 ジュゼッピ・ローガン
                                      • Gentle Forest Jazz Band「GENTLEMAN's BAG」ジェントル久保田インタビュー|ビッグバンドの醍醐味を届けるために - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

                                        スカパラに憧れて ──Gentle Forest Jazz Bandは、日本の若手ジャズビッグバンドの中ではかなり知名度の高いバンドだと思います。ジェントル久保田さん自身もバンドを率いる一方で、浜野謙太さんの在日ファンクのメンバーとして、またピンのお仕事でもご多忙ですよね。もともと浜野さんとは和光大学のサークルで一緒だったんですよね? そうです。和光のジャズサークルでは僕が先輩にあたります。 ──そもそも、久保田さんはなぜビッグバンドが好きになったんですか? 入り口は大学に入ってからなんですよ。僕はそれまで管楽器どころか、ジャズですらまるで聴いてなかった。 ──そうなんですか。てっきり中高生の頃から生粋の吹奏楽少年で、大学でもビッグバンドに一直線だったのかと思ってました。 高校を卒業して、一度は植木屋に就職したんです。そのあと大学に入学したので、1年生のときに僕は22歳くらい。きっかけにあ

                                          Gentle Forest Jazz Band「GENTLEMAN's BAG」ジェントル久保田インタビュー|ビッグバンドの醍醐味を届けるために - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
                                        • ジェイソン・モランが学んだジョーン・ジョナスの教えとは? 他者とリンクする『“SKATEBOARDING” Tokyo』の試み

                                          ジェイソン・モランが学んだジョーン・ジョナスの教えとは? 他者とリンクする『“SKATEBOARDING” Tokyo』の試み1960年代からニューヨークを拠点にパフォーマンスと映像インスタレーションを融合させた表現を続けてきたジョーン・ジョナス。その活動を記念して、2019年12月に京都で大規模なパフォーマンス公演『Reanimation』(2012年初演)が行われた。雪や動植物をモチーフに、人間中心的ではない時間や世界観を示すその内容は、近年のジョナスの関心のありようを動的に伝えるものだが、この記事では舞台上の彼女から視点を少し左にずらして、舞台下手にいた「演奏者」に移動してみたい。 文=島貫泰介 Jason Moran “SKATEBOARDING” Tokyo Photo by Wataru Umehara 巨大なスタンウェイのグランドピアノを演奏するジェイソン・モラン。名門ブルー

                                            ジェイソン・モランが学んだジョーン・ジョナスの教えとは? 他者とリンクする『“SKATEBOARDING” Tokyo』の試み
                                          • interview with Hiatus Kaiyote (Paul Bender) | ele-king

                                            「誰もが大きな試練を乗り越えてきた。これを作り上げるために、僕らは泥の中を突っ走ってきたような気がする。そしてこの勇敢(valiant)で誇らかな感覚が、嵐の中から穏やかな海に流れ出した。サウンドの響きと感情の奥行きに誇りを感じる。この辛い毎日に、人々にちょっとした安らぎを届けることができたらと思う」 ──ポール・ベンダー(アルバム・インフォメーションより) ハイエイタス・カイヨーテが6年ぶりにアルバムを引っさげて帰ってきた。あのパンク・ロックっぽいアートワークでネオ・ソウルなヴァイブスを奏でる前作『Choose Your Weapon』はギャップも含めかなりのインパクトがあったし、ジャズやソウル、ロックやポップスなどの絶妙なバランスを縫ったサウンドとヴォーカルのネイ・パームが放つ独特の雰囲気と歌が、ジャンルの垣根を超えた日本のオーディエンスにもバッチリ支持されている証拠だろう。 新作『M

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                                            • 【ヴィジェイ・アイヤー|インタビュー】物理学者の道を断ち “現代ジャズ” 屈指のピアニストに─明敏な知性と豊かな感性を包容した最新作 | ARBAN

                                              Home ニュース 【ヴィジェイ・アイヤー|インタビュー】物理学者の道を断ち “現代ジャズ” 屈指のピアニストに─明敏な知性と豊かな感性を包容した最新作 投稿日 : 2021.04.16 更新日 : 2021.08.17 【ヴィジェイ・アイヤー|インタビュー】物理学者の道を断ち “現代ジャズ” 屈指のピアニストに─明敏な知性と豊かな感性を包容した最新作 Photography by Ebru Yildiz 過小評価されているジャズ・ミュージシャンのひとり、と言うと聞こえは悪いが、その圧倒的な想像力や表現力、胆力や力量に比してピアニスト、ヴィジェイ・アイヤーの知名度は確かに低い。惜しくも日本盤のリリースが見送られたECM(注1)からの最新作『Uneasy』を聴くにつれ、その想いを強くせざるを得ない。 注1:1969年にマンフレート・アイヒャーが創設した音楽レーベル。本拠地はドイツのミュンヘン

                                                【ヴィジェイ・アイヤー|インタビュー】物理学者の道を断ち “現代ジャズ” 屈指のピアニストに─明敏な知性と豊かな感性を包容した最新作 | ARBAN
                                              • ジャズ作曲家・挾間美帆のクラシック遍歴(前編) - otocoto | こだわりの映画エンタメサイト

                                                ジャズ作曲家・挾間美帆さんに何度もインタビューしたことがあるという音楽評論家・MEKIKIの柳樂光隆さん。今回は、彼女の色彩豊かな音楽のルーツを探るべくクラシック遍歴を根ほり葉ほり。なんと!挾間美帆さんの昔の写真もお借りして、貴重な半生記になりました。 挾間美帆はクラシックを学び、そこからジャズに行って、ジャズ作曲家になった。NYを拠点に活動し、4枚のアルバムを出した。近年はヨーロッパでの活動も増え、オランダのメトロポール・オーケストラやドイツのWDRビッグバンドといった名門とも仕事をし、今年、デンマークのダニッシュ・レディオ・ビッグバンドの首席指揮者に就任することが発表された。まさに今、世界の最前線にいるジャズ作曲家なのだ。 また、挾間美帆はジャズシーンに身を置きながら、吹奏楽やオーケストラにも取り組んでいる。吹奏楽団のシエナ・ウィンド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスを務め

                                                  ジャズ作曲家・挾間美帆のクラシック遍歴(前編) - otocoto | こだわりの映画エンタメサイト
                                                • 孤高の音楽家、エグベルト・ジスモンチが魂で奏でるソロピアノ名盤『Alma』(1986)

                                                  孤高の音楽家、エグベルト・ジスモンチが魂で奏でるソロピアノ名盤『Alma』(1986) 2023-08-23 2023-08-24 Brasil, Jazz, Music 1980s, シンセサイザー, ジャズ, ピアノ, ブラジル, ブラジル音楽 Love6マルチ奏者エグベルト・ジスモンチのソロピアノ作『Alma』ブラジルが生んだ偉大な作曲家/ピアニスト/ギタリスト、エグベルト・ジスモンチ(Egberto Gismonti)。最高に美しい曲を書き、ピアノと多弦クラシックギターを圧倒的なテクニックで弾きまくり、誰も真似のできない個性を持つ世界最高のアーティストのひとり。 そんな彼の作品の中でも、特にその異才が際立つアルバムが1986年の(ほぼ)ソロピアノのアルバム『Alma』だ。 Alma、ポルトガル語で“魂”。 ここにはまさしく孤高の天才が全身全霊を注ぎ、魂で弾いたピアノ演奏が収められて

                                                    孤高の音楽家、エグベルト・ジスモンチが魂で奏でるソロピアノ名盤『Alma』(1986)
                                                  • R.I.P. Ahmad Jamal | ele-king

                                                    ジャズ・ピアニストのアーマッド・ジャマルが2023年4月16日、前立腺癌のために92歳で死去した。1930年にピッツバーグで生まれたジャマルの本名はフレデリック・ラッセル・ジョーンズだが、ブラック・ムスリムの影響を受けて22歳の頃にイスラム教に改宗し、アーマッド・ジャマルの名に変えた。 7歳の頃からピアノのレッスンをはじめ、高校で本格的に音楽の勉強をおこない、卒業後はシカゴに移り、自身のピアノ・トリオを組んでホテルなどで演奏活動をおこなっている。シカゴの〈アーゴ〉や〈カデット〉に多くのアルバムを残しているが、代表作と言えば1958年の『バット・ナット・フォー・ミー』や翌59年の『ポートフォリオ・オブ・アーマッド・ジャマル』で、特に “ポインシアーナ” を含む『バット・ナット・フォー・ミー』のセールスによって、彼は商業的な成功も収めている。 しかしながら、ジャズ評論においては高い評価を得るこ

                                                      R.I.P. Ahmad Jamal | ele-king
                                                    • グッド・ミュージックに出会う場所 | NiEW(ニュー)

                                                      ジャズ喫茶、リスニングバー、あるいはBGMのセレクトが効いたカフェや、飲食可能なレコードショップ——この数年、パーティーや会話を楽しむというより、主に「音楽を聴くために訪れる店」が、コロナ禍のニューノーマルに適した存在として大いに注目を浴びた。そして、元の日常が戻ってきつつある現在に於いても、その存在感は高まったままだ。 未知の音楽との出会いや、見知ったはずの音楽のまるで新しい聴こえ方をもたらしてくれる、そんな店の数々を、自身も『Jazz The New Chapter』シリーズを通じてジャズの新しい潮流と文脈を提示してきた音楽評論家=柳樂光隆が訪ねる。

                                                        グッド・ミュージックに出会う場所 | NiEW(ニュー)
                                                      • トニー・レヴィン、自身が参加した印象的なアルバム5枚について語る ボウイ/フリップ/ガブリエル他 - amass

                                                        トニー・レヴィン(Tony Levin)は、自身が参加した膨大な作品の中から印象的なアルバム5枚について振り返っています。デヴィッド・ボウイ、ロバート・フリップ、ピーター・ガブリエル、イヴァン・リンス、アル・ディ・メオラ ■Ivan Lins - Awa Yiô (1991) 「イヴァンは素晴らしい、エキサイティングなブラジルのアーティストです。普段はブラジルのミュージシャンを起用している彼が、僕の故郷であるウッドストックに来てくれました。彼と一緒に仕事をするのは特別な機会でした。このアルバムでは、素晴らしいドラマーであるヴィニー・カリウタを起用しました。彼のグルーヴは独特で、異なる音のアクセントの付け方を見れば、彼だとわかります。 また、偉大なミュージシャンと一緒に演奏することで、リズムの微妙な違いなどを学ぶことができます。ヴィニーと一緒にいると、お互いの意見に耳を傾け、学ぶことができま

                                                          トニー・レヴィン、自身が参加した印象的なアルバム5枚について語る ボウイ/フリップ/ガブリエル他 - amass
                                                        • ディスクユニオンが選ぶ年間ベスト・アルバム大賞 2019 BRASIL JAZZ/INST 部門|ニュース&インフォメーション|LATIN/BRAZIL/WORLD MUSIC|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net

                                                            ディスクユニオンが選ぶ年間ベスト・アルバム大賞 2019 BRASIL JAZZ/INST 部門|ニュース&インフォメーション|LATIN/BRAZIL/WORLD MUSIC|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net
                                                          • REVIEWS : 030 ジャズ(2021年8月)──柳樂光隆(Jazz The New Chapter)

                                                            毎回それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。今回はアップデーテッドなジャズ+αに切り混む、好評シリーズ“Jazz The New Chapter”の監修を手がける音楽批評家、柳樂光隆による11枚。 OTOTOY REVIEWS 030 『ジャズ(2021年8月)』 文 : 柳樂光隆(Jazz The New Chapter) ここ最近、海外のジャズの新譜は話題作満載でして、パット・メセニー『Side Eye』、挾間美帆『Imaginary Visions』、ジェイムス・フランシーズ『Purest Form』、ベッカ・スティーヴンス&ザ・シークレット・トリオ『Becca Stevens & The Secret Trio』、エマ・ジーン・サックレイ『Yellow』、アマロ・フレイタス『Sankofa』、ブランディー・ヤンガー『Somew

                                                              REVIEWS : 030 ジャズ(2021年8月)──柳樂光隆(Jazz The New Chapter)
                                                            • 天才トランペッター急逝─ 最後のツアーを追ったドキュメンタリー映画『ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』|エリアン・アンリ監督インタビュー | ARBAN

                                                              2018年11月2日、現代最高のジャズ・トランペッター、ロイ・ハーグローヴは49歳の若さで亡くなった。映画『ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』は彼の最後のツアーとなった同年秋のヨーロッパ・ツアーを追いつつ、彼のキャリアをたどるアーカイヴ映像、そしてミュージシャンたちのインタビューを編集して構成した 「人間ロイ・ハーグローヴ」の軌跡だ。ロイの長年の友人でもあるエリアン・アンリ監督に話を聞いた。 取材・文/村井康司 マネージャーの怒号 村井 映画を観ていて、ロイとアンリさんの関係が、さまざまなレイヤーで重なっているように思えました。監督と被写体であり、ロイの音楽の熱心なファンとミュージシャンであり、何よりもとても親しい友人同士であり、と。お二人がここまで細やかな関係を築けたのはどうしてだと思いますか? エリアン・アンリ とてもユニークな友人関係だと、彼が亡くなってみて改めて思います。私は

                                                                天才トランペッター急逝─ 最後のツアーを追ったドキュメンタリー映画『ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』|エリアン・アンリ監督インタビュー | ARBAN
                                                              • 第9話 ひび割れた鏡と行進曲|ぼくはこんな音楽を聴いて育った・東京編|大友 良英|webちくま

                                                                いよいよ高柳さんが出てきました。正直、そのことをどう書いていいのか、今でも迷いまくっていますが、でも、高柳さんが出てきても、わたしがしょうもないのは相変わらずで……。 ―――――― ということで前回のつづき、1980年の代々木ミューズ音楽院。高柳昌行の特別教室の説明会に集まってきたミュージシャン志望の若者たちは、高柳さんのどんな話を聞いて、這々(ほうほう)の体(てい)で逃げて行ったのか。 1) 人生をかけてプロの音楽家になる気のある者のみに教える。 2) 音楽の研鑽を全てに優先すること。そのためには普通の人生は諦めること。 したがって、結婚も子どもを持つことも望まないこと。 3) コマーシャルな意味でのプロを目指すのであればここでなく他にいきなさい。 4) 女性に教えることはできないから、女性は他に行きなさい。 5) まったくお金にはならない世界であるから、生活の糧は音楽とは別に自分で考え

                                                                  第9話 ひび割れた鏡と行進曲|ぼくはこんな音楽を聴いて育った・東京編|大友 良英|webちくま
                                                                • テレンス・ブランチャード来日記念特集 ~現代ジャズ・シーン最大の功績者の一人。そのキャリアを振り返る。(Text by 柳樂光隆) | Special | Billboard JAPAN

                                                                  テレンス・ブランチャード来日記念特集 ~現代ジャズ・シーン最大の功績者の一人。そのキャリアを振り返る。(Text by 柳樂光隆) 数多くの【グラミー賞】受賞&ノミネート歴を誇り、スパイク・リー監督『マルコムX』などの映画音楽の作曲家としても知られるトランぺッター/コンポーザー、テレンス・ブランチャードが、自身のバンド「ザ・イーコレクティヴ(the E-Collective)」を率いて今年10月に来日公演を行う。つい先日も、映画『Blackkklansman』のサウンドトラックを手掛けたことが話題となった現代ジャズの巨匠。その足跡と音楽的な進化を、ジャズ評論家の柳樂光隆氏(Jazz The New Chapter)に解説してもらった。 テレンス・ブランチャードがここまで大きな存在になるとはだれが想像しただろうか。今やアメリカのジャズ・シーンに欠かせないミュージシャンであり、同時に彼がいなけ

                                                                    テレンス・ブランチャード来日記念特集 ~現代ジャズ・シーン最大の功績者の一人。そのキャリアを振り返る。(Text by 柳樂光隆) | Special | Billboard JAPAN
                                                                  • ブルックリンパーラー新宿 | 食事や音楽が楽しめる場所

                                                                    A-PLACE Shinsaibashi B1F 2-2-3 Nishi-Shinsaibashi Chuo-ku, Osaka-shi Osaka 542-0086 JAPAN

                                                                      ブルックリンパーラー新宿 | 食事や音楽が楽しめる場所
                                                                    • 官能のJAZZ PIANO Ⅱ - Good Old Music 、Fantastic高校野球

                                                                      「官能のJAZZ PIANO」第二弾。 官能とは何か。 官能が人にもたらす影響とは? それらについて、今回は哲学的に深く掘り下げてみたいと思う。 ↑ 大ウソ!(笑)(^▽^) あまり、聴きやすいピアノを弾く人ではないのだが、その気になればこういうのだって簡単にできちゃうのだ。 「官能」はまずリラックスから(笑) マッコイ・タイナー  「サテン・ドール」 「硬」と「軟 」、どちらのパターンでも相手を酔わせてしまうテクニシャン(笑)、トミー・フラナガン。 今回は、どちらもご堪能いただけます(笑) トミー・フラナガン 「アイ・ラヴ・ユー」 力強い「アイ・ラヴ・ユー」。 5分36秒以降の展開が素晴らしい。 トミー・フラナガン 「ア・ブルー・タイム」 名演中の名演。 これぞトミー・フラナガンという演奏で酔わせてくれる。 ドイツからニューヨークに来た美しき女性ピアニスト、ユタ・ヒップ。 彼女の儚げなピ

                                                                        官能のJAZZ PIANO Ⅱ - Good Old Music 、Fantastic高校野球
                                                                      • 『ソ連メロディヤ・ジャズ盤の宇宙』‐カンパニー社

                                                                        ソ連メロディヤ・ジャズ盤の宇宙 岡島豊樹 編纂 小B6判並製:288頁(うち、カラー口絵32頁) 発行日:2021年4月 本体価格:2,000円(+税) ISBN:978-4-910065-05-2 ▼目次 ●オリエンテーション —メロディヤ盤の出自・性格 —ソ連メロディヤ盤でどんなジャズが聴けるか —ジャズ盤細分類とソ連ジャズ史対照 ●第1部 ソ連ジャズ・アンソロジー —ソ連ジャズ古事記 ●第2部 ジャズ祭:1965-1989 —巨大なジャズ氷山の一角 ●第3部 個人・グループ名義 —多人種・多民族宇宙のジャズ・ミュージアム ●豆知識 “神話”時代のソ連ジャズの宝石箱/ソ連ジャズのスタンダード・メイカー達/ジョージ・アヴァキャンは「レーニン賞」受賞者/60年代ジャズ祭を盛り上げたレジェンドのCD/リトアニア・ジャズの歴史をパッケージしたCDセット/米国で出たソ連ジャズ祭メロディヤ音源CD

                                                                        • ジュリアン・レイジの使用ギター変遷を辿る【2021年版】 | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine

                                                                          トップ・ギタリストとして、コリングスから2本のシグネチャー・モデルをリリースしたジュリアン・レイジ。ビンテージのフェンダー・テレキャスターやナチョ・ギターズのTLタイプなどの印象も強い、彼の使用ギターの変遷について、ここでしっかりと振り返っておこう。 文=石沢功治 写真=Alysse Gafkjen 初期の相棒、リンダ・マンザー/ブルーノート 幼少の頃に両親からSTタイプを買ってもらったジュリアンだが、その後のエレクトリックに関しては大きく分けて2つの時期に分類される。 まずは12~13歳の頃にカナダの名ルシアー、リンダ・マンザーから購入して以来、長らくメインで使用していくことになるアーチトップのブルーノート・モデル(16インチ幅)で、ゲイリー・バートンの『Generations』(2003年録音)や自身のファースト作『Sounding Point』(2008年録音)のジャケットに写ってい

                                                                            ジュリアン・レイジの使用ギター変遷を辿る【2021年版】 | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine
                                                                          • <コラム>UKジャズシーンを席巻するエズラ・コレクティヴ、そのエネルギーを支える“カルチャー”(TEXT:柳樂光隆) | Daily News | Billboard JAPAN

                                                                            <コラム>UKジャズシーンを席巻するエズラ・コレクティヴ、そのエネルギーを支える“カルチャー”(TEXT:柳樂光隆) 2月に来日公演を行うUKジャズシーンの再注目バンド、エズラ・コレクティヴ。“UKジャズ”の盛り上がりは近年の音楽シーンのトピックスの一つであったが、その真打ちとも言える存在が、いよいよ日本のリスナーの前にお目見えとなる。 性急に注目が集まったことで一部では、ややハイプ的な見方もされてきたUKジャズのシーンとそのアーティストたちだが、近年は来日公演も増え、彼らが音楽を通して打ち出している価値観や、その魅力もより明らかになりつつある。今回はエズラ・コレクティヴをきっかけに現代のUKジャズシーンへの理解をより深めるべく、『Jazz The New Chapter』の監修者で、2019年に現地ロンドンでの取材も行ったジャズ評論家の柳樂光隆氏に解説してもらった。(以下、文:柳樂光隆)

                                                                              <コラム>UKジャズシーンを席巻するエズラ・コレクティヴ、そのエネルギーを支える“カルチャー”(TEXT:柳樂光隆) | Daily News | Billboard JAPAN
                                                                            • 「デレク・ベイリーを論ず(1)」金野onnyk吉晃

                                                                              text by Yoshiaki ONNYK Kinno 金野吉晃 1. フリー・ジャズとギター ニュー・シング、ニュー・ジャズとも言われた60年代の新しい潮流。それを兎に角「フリー・ジャズ」と呼んでおこう。 ペーター・ブレッツマンは私にこう言った。 「私たちの始めた音楽は、フリー・ジャズに対する回答だった。それをFREIE MUSIK=フリー・ミュージックと言ったのだ」と。 独MPSレコードなどは早くから、こうした動きに目をつけて録音を開始したが、自主制作の動き、すなわち西独でFMP (=Free Music Production)、オランダでICP (=Instant Composers Pool)が発足した。 そして英国でもフリー・ジャズに呼応したミュージシャン達が少なからず活動していた。その一人がデレク・ベイリーである。 ベイリーは早くにFMP、ICPの録音に参加しているが、初期の

                                                                                「デレク・ベイリーを論ず(1)」金野onnyk吉晃
                                                                              • デレク・ベイリーを論ず(2) 金野吉晃

                                                                                text by Yoshiaki Onnyk Kinno 金野Onnyk吉晃 0.若気の至り 十年も前になるが、ジョン・ゾーンのゲーム化された音楽の論考を通じて、即興演奏という問題にけりをつけたつもりでいた。 苦労した文章だったが、その結論は実に浅はかだったと思う。 「即興演奏とは空間に儚い絵を描く事だ」 「人間の有限性が、一瞬のうちに無限を垣間みることを希求する」 「即興は不可能性である」 こんなところだ。思春期を引きずっているかのような甘いペシミズム。 しかし、本サイト編集長、稲岡さんから「デレク論を書いてみないか」というお誘いがあり、片付いた筈の即興論とは別にモノグラフを書くのも良いかもしれないと思っていた。また今年になって、伝記的映画の上映も相まってビル・エヴァンスについて話してくれという要請が地元ラジオ局の番組からあった。当初全く、この二つは交叉する事のない話題になるだろうと考え

                                                                                  デレク・ベイリーを論ず(2) 金野吉晃
                                                                                • R.I.P. Milford Graves | ele-king

                                                                                  ジャズ・ドラマーのミルフォード・グレイヴスが去る2月12日、難病の心疾患のために亡くなった。没年79歳。 グレイヴスは、フリー・ジャズにおいてもっとも際立ったドラマーだったのだろう。ぼくよりもひと世代上の、音楽(ことジャズ)に特別な思いを馳せている人たちはほとんどみんなグレイヴスが好きだった。間章や竹田賢一のような人たちの文章を読んでいたし、ぼくは松岡正剛さんからも話をされたことがあった。そう、だから1993年のたしか初夏だったと記憶している。土取利行が企画したライヴ公演に行かない理由はなかった。 もうひとつぼくには特別な理由があった。その年、ぼくは20代最後の1年を、大袈裟に言えば24時間テクノを聴いているような生活を送っていた。隔月で海外に行くような生活だったし、雨だろうが雪だろうが毎週末をクラブで過ごし、文字通り、寝る間も惜しんで聴いていたのではないだろうか。石野卓球との『テクノボン

                                                                                    R.I.P. Milford Graves | ele-king