並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 13 件 / 13件

新着順 人気順

Cometの検索結果1 - 13 件 / 13件

  • 緑色の彗星、5万年ぶり地球に接近

    昨年発見された緑色の「ZTF彗星」が地球に接近し、間もなく夜空に姿を現す/Dan Bartlett/AFP/NASA/Getty Images (CNN) 2022年に発見された緑色の彗星(すいせい)が、5万年ぶりに地球に接近して間もなく夜空に姿を現す。 「ZTF彗星(C/2022 E3)」は、米カリフォルニア州サンディエゴ郡にあるパロマー天文台で昨年3月2日に発見された。米航空宇宙局(NASA)によると、今月12日には太陽に最接近する。 惑星学会によれば、ZTF彗星は太陽系の果てに到達する太陽周りの軌道を周回している。このため地球に接近する周期は非常に長くなる。 天体観測サイトのEarthSkyによると、北半球では望遠鏡や双眼鏡を使用すれば、米国時間の12日深夜、北東の地平線上でZTF彗星が観測できる見通し。 ZTF彗星は太陽に近づくにつれて明るさが増しており、2月1~2日にかけて地球に

      緑色の彗星、5万年ぶり地球に接近
    • 【解説】過去最大級の彗星がやって来る、最接近は2031年

      バーナーディネリ・バーンスタイン彗星の想像図。この彗星は、一般的な彗星の約1000倍の質量をもつと推定されている。(ILLUSTRATION BY NOIRLAB, NSF, AURA, J. DA SILVA (SPACEENGINE)) 太陽から43億km以上、太陽から地球までの距離の約29倍も離れた宇宙空間で、1つの物体が太陽に向かって猛スピードで突進しながら、わずかに届く太陽光をきらりと反射した。その物体は氷に似ていて、想像を絶するほど古く、巨大だった。 約4時間後の2014年10月20日未明、チリのアタカマ砂漠の望遠鏡が夜空に目を向け、南天の広い範囲の写真を撮影し、このかすかな反射光をとらえた。 奇妙な光の点が、太陽系の歴史を残す「始原的な」巨大彗星であること、そしておそらく現代の望遠鏡で観察できたものとしては最も大きい彗星であることに科学者が気づくまでには、それから7年近い年月

        【解説】過去最大級の彗星がやって来る、最接近は2031年
      • 観測史上最大級の彗星を発見、2031年に太陽最接近へ

        太陽系の外にある「バーナディネリ・バーンスタイン彗星」のイメージ画/J. da Silva/NOIRLab/NSF/AURA (CNN) 観測史上最大級とされる直径100~200キロの彗星(すいせい)が発見された。2031年には太陽へ最接近すると予想される。 観測チームが先月発表したところによると、発見者である米ペンシルベニア大学の大学院生と教授の名前を取って「バーナディネリ・バーンスタイン彗星」と名付けられた。 質量は通常の彗星の約1000倍。太陽系の最外縁部が起源とみられる。 地球と太陽の距離を1とする天文単位(AU、約1億5000万キロ)を使うと、太陽から4万AU離れた場所を出発し、何百万年もかけて太陽に向かっている。接近中の彗星がこれほど遠くで見つかったのは初めて。 南米チリの天文台にある口径4メートルの望遠鏡に取り付けられた「暗黒エネルギーカメラ」が過去6年間に収集したデータから

          観測史上最大級の彗星を発見、2031年に太陽最接近へ
        • 長周期彗星が作るもう一つの黄道面|国立天文台(NAOJ)

          黄道面(黄色)と空黄道面(青色)を示した概念図。オールトの雲からやって来る長周期彗星の軌道の向きは、黄道面、空黄道面の二つの面に集中していることを示しています。また、二つの面は天の川銀河の円盤の面に対して互いに正反対の向きに約60度傾いています。(クレジット:国立天文台) 画像(7.3MB) 彗星(すいせい)のうち公転周期が長い長周期彗星は、あらゆる方向からまんべんなくやって来るのではなく、その軌道の向きは特定の二つの面に集中しているようです。この特徴が解析的手法を用いた研究で予測され、さらに数値計算と彗星カタログからも確認されました。今後の太陽系小天体の観測的研究を大きく飛躍させる可能性のある成果です。 ハレー彗星のように歴史上何度も回帰が観測された彗星がある一方で、次の回帰が数万年以上先と予測され再び観測できない彗星もあります。後者のような軌道長半径が大きく公転周期が長い彗星は長周期彗

            長周期彗星が作るもう一つの黄道面|国立天文台(NAOJ)
          • 南十字星の下で : コメットハンター関勉のblog

            天文学は大戦中と言えども、世界のどこかにセンターをもうけて情報を伝えていた。従って、新しい天体が発見されると、まずセンターに通報し、そしてセンターから国際天文学連合に加盟している国の天文台に国際電報で知らせた。日本では東京天文台(今の国立天文台)が中心になって、もし外国から何かの発見電報が来ると、国内の主な研究機関に転電していた。 しかし大戦下の外国で発見したような場合、正当な通信の方法が無かった。本来なら本田上等兵の発見した彗星は、兵隊たちの話題になるだけで日本やアメリカなんかにも届かなかったはずである。 本田上等兵は翌日、上官の前に立った。不動の姿勢をとって挙手の敬礼をした。そして、声を振わせながら、「班長殿、実は昨夜彗星を発見したであります」と報告した。(この戦場で人が戦っている中、おまえは一体なにを考えているのだ!)と、一括されると思いしや、上官は以外にもにこやかな表情で、「本田君

              南十字星の下で : コメットハンター関勉のblog
            • 巨大な彗星、2031年に最接近 「オールトの雲」の謎解明に期待

              宇宙望遠鏡で観測した巨大彗星。左は核を取り巻く「コマ」の写る範囲を抑制している/NASA/ESA/Man-To Hui (MUST)/David Jewitt (UCLA) (CNN) 直径130キロ以上の巨大な核をもつ彗星(すいせい)が地球に接近している。ただし地球を危険に陥れる恐れはないという。 彗星は何百万キロにも及ぶ長い尾を引く姿で知られるが、中心部には氷やちりでできた汚れた雪玉のような核がある。 ほとんどの彗星の核は直径数キロ程度だが、ハッブル宇宙望遠鏡で観測された彗星「C/2014 UN271」の核は約137キロと、ほかの彗星の約50倍の大きさだった。質量は500兆トンと推定され、一般的な彗星の10万倍にあたる。 この彗星は時速約3万5400キロの速度で太陽系の果てから地球へ向かっている。最接近するのは2031年。太陽から16億キロの圏内に近づくことはない。 この彗星は、天文学

                巨大な彗星、2031年に最接近 「オールトの雲」の謎解明に期待
              • 「観測史上最大級」の彗星、2031年に最接近 - BBCニュース

                画像提供, NASA, ESA, Man-To Hui (Macau University of Science 画像説明, 1月8日に撮影されたベルナーディネッリ・バーンスティーン彗星。彗星核の周囲を取り巻くエンヴェロープ(星雲状のガスやダスト)が確認できる

                  「観測史上最大級」の彗星、2031年に最接近 - BBCニュース
                • オールトの雲から観測史上最も大きいメガ彗星がやってくる

                  オールトの雲から観測史上最も大きいメガ彗星がやってくる2022.02.14 22:0054,627 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( 山田ちとら ) じわじわと太陽に接近中。 最新のレポートによりますと、「C/2014 UN271」という天体こそが観測史上最大の彗星なのだそうです。 ハレー彗星の倍?どのぐらい大きいのかというと直径約138km(誤差±17km)。ハレー彗星の核の直径がおよそ40〜80km(1997年の観測時)、サラバット彗星の核の直径がおよそ100km(1729年の観測時)と言われていますから、これまで観測されてきたオールトの雲(太陽系外にあると仮想される天体群)から飛来した天体の中では最大ということになります。 C/2014 UN271は2021年6月、ダークエネルギーサーベイに従事していたPedro BernardinelliとGar

                    オールトの雲から観測史上最も大きいメガ彗星がやってくる
                  • 2020年7月 ネオワイズ彗星が3等前後

                    7月ごろ、ネオワイズ彗星(C/2020 F3)が3等前後まで明るくなると予想されている。中旬以降に夕方から宵の北西の空に見える。 7月ごろ、ネオワイズ彗星(C/2020 F3)が明るくなると予想されている。ぎょしゃ座からやまねこ座、おおぐま座、かみのけ座へと移動していき、中旬までは明け方の北東の低空に、中旬以降は夕方から宵にかけて北西の空に見える。 明るさは3等前後と予想されているが、アトラス彗星(C/2019 Y4)やスワン彗星(C/2020 F8)のように期待されながら増光が鈍った例もあるので、慎重に推移を追っていこう。7月上旬に太陽に最接近した際に消滅せず生き残るかどうかが、最初のポイントとなりそうだ。7月末から8月はじめごろにも明るさを保っていれば、かみのけ座の散開星団Mel 111や黒眼銀河M64などと接近する様子が楽しめるだろう。 赤道座標の星図。日付横の括弧内は予想等級。彗星

                      2020年7月 ネオワイズ彗星が3等前後
                    • ハレー彗星が折り返し地点に到達、38年後に地球に接近予定 : カラパイア

                      2023年12月9日、最も有名な彗星「ハレー彗星」が、ついに折り返し地点の到達したそうだ。 ハレー彗星は太陽の周りを楕円軌道を描きながらおよそ約76年の周期で1周している。前回太陽に最接近(近日点)したのは37年前の1986年2月9日のこと。以来ハレー彗星は太陽からどんどん遠ざかって旅を続けていた。 だが今年12月9日、その旅は太陽から最も遠いポイント「遠日点」に到達し、今度は太陽と地球に向かって帰路につくことになる。 私たちがハレー彗星と再び出会うのは、今から38年後、2061年のことだ。

                        ハレー彗星が折り返し地点に到達、38年後に地球に接近予定 : カラパイア
                      • リアルタイムなwebアプリを実現する方法(ポーリング、Comet、Server Sent Events、WebSocket)

                        リアルタイムなwebアプリを実現する方法(ポーリング、Comet、Server Sent Events、WebSocket)2016/1/17 人気記事 リアルタイムなwebアプリを実現する方法について、サンプルコードを作成しながら検証する。 注意点 この記事で記載している実現方法はいずれもHTTPレベルの仕組みで実現されるものであり、サンプルコードはあくまで実装例です。 サンプルコードは動作を確認するのが目的であり、プロダクション適用レベルの考慮は一切していません。 実現方法の一覧ポーリング 画面をフルでレンダリングするパターンAjaxでJSONやXMLでデータを取得するパターンComet(ロングポーリング) Server Sent Events WebSocket 詳細の理解は、以下の資料を参考にしてください。 参考 サーバPUSHざっくりまとめ サンプルコードポーリング(Ajax)リ

                          リアルタイムなwebアプリを実現する方法(ポーリング、Comet、Server Sent Events、WebSocket)
                        • アタカマ砂漠のガラス化地帯は彗星の「巨大な空中爆発」で形成されたことが判明

                          【▲アタカマ砂漠にある高熱によってガラス化した地帯の画像。75kmほどに渡って帯状に点在しています(Credit:P.H. Schultz, Brown University)】アメリカのブラウン大学は11月2日、ブラウン大学の研究者を中心とする研究チームが、チリのアタカマ砂漠にある、75kmほどに渡って帯状に点在する高熱によってガラス化した地帯が、12000年ほど前に、彗星が巨大な空中爆発(a truly massive explosion)を起こしたことによってつくられたと考えられることを明らかにしたと発表しました。 【▲丸で囲われた部分がガラス化した地帯が存在する場所になります(Credit: P.H. Schultz, Brown University)】南米チリにあるアタカマ砂漠には75kmほどに渡って帯状に点在する高熱によってガラス化した地帯があります。しかし、このガラス化した

                            アタカマ砂漠のガラス化地帯は彗星の「巨大な空中爆発」で形成されたことが判明
                          • 推定直径100~200kmの巨大な彗星が見つかる、2031年に太陽へ最接近

                            【▲「バーナーディネリ・バーンスティン彗星」(画像左)を描いた想像図(Credit: NOIRLab/NSF/AURA/J. da Silva)】長い尾が印象的な「彗星」の正体は、氷と塵でできた比較的小さな天体です。細長い楕円形の軌道を描くことが多い彗星は、太陽に近付くにつれて彗星の本体である核(彗星核)の氷が昇華してガスや塵が放出され、彗星核を取り巻くコマや尾が形成されるようになります。 彗星核のサイズは数百m~数十km程度のものが多く、たとえば有名な「ハレー彗星」の彗星核は最大約15km、「ヘール・ボップ彗星」は約50~60km、欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機「ロゼッタ」が間近で観測を行った「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」は最大4.1kmとされています。しかし今、彗星核のサイズがハレー彗星のおよそ10倍、ヘール・ボップ彗星と比べても2倍以上の直径100~200kmと大きく、一般的

                              推定直径100~200kmの巨大な彗星が見つかる、2031年に太陽へ最接近
                            1