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民俗学の検索結果121 - 141 件 / 141件

  • 「いまや当たり前の行為だけれど…」発売当初『イヤホンで音楽を聴くなんて自己中心的』と批判されたウォークマンが受け入れられるようになるまでの話

    伊藤 大地 / Daichi Ito @daichi 朝日新聞デジタル編集長。世界の現場で取材し、情報を届けるジャーナリズムを次代に残すのがミッション。ラジオやポッドキャストも出てます。早稲田の夜間MBAで勉強中。旅と飯酒と野球観戦と美術展巡りが趣味です。※社へのご質問には返信できません🙇📧daichi@gmail.com 伊藤 大地 / Daichi Ito @daichi 「イヤホンで音楽を聴く」。いまや当たり前の行為だけれど、ウォークマンが生まれた当初は、「自己中心的」と批判された。その行為はどのように受容されたのか。というのを調べているのですが超面白いわ。 2020-01-25 17:18:49 伊藤 大地 / Daichi Ito @daichi ウォークマン発売から1年くらいの間で、傑出した評論がいくつかあって、存在の意味づけを確固たるものにした。売れてる実績と、保守派を乗

      「いまや当たり前の行為だけれど…」発売当初『イヤホンで音楽を聴くなんて自己中心的』と批判されたウォークマンが受け入れられるようになるまでの話
    • 処分しない!ニューハーフ僧侶による「ドール葬儀」登場 | 東スポの特集に関するニュースを掲載

      ラブドールの葬儀を行うかとうさん 人間をラブドールのように見立てて撮影することで知られる「人間ラブドール製造所」(大阪府東大阪市)が、ラブドールの葬儀を営む「ドール葬儀社」を開業している。 ラブドールは限りなく人間に近い造形で、ゴミとして処分するには抵抗があるオーナーは多い。ドール葬儀社は、ラブドールの供養・葬儀を行い、処理施設への搬送を行うものだ。 代表の新レイヤさん自身が所有するラブドールに対して、十分なお別れができなかった。そこで「お別れの時は人と同じようにお葬式をしてあげたい。ドールオーナーさんが安心してお別れを任せられる業者になろうと決意しました」。 ドール葬儀社のプランは3つ。「ドールのお葬式プラン」(5万円)は、1体だけでラブドールの供養と葬儀を行い、処理施設に搬送する。「ドールの合同葬プラン」(3万円)は、複数のラブドールで合同供養、葬儀を行い、処理施設に搬送する。 また「

      • ずっと神様の正体がわからない神社があったが、氏子さんが祭祀している所に遭遇したので尋ねてみたら『何祀ってるかよくわからない』と言われた

        九十九屋さんた(さかなや) @tikutaku こちら日常垢。ツイート多め。現在おでかけ中(サンリオ的な意味) 妖怪とか伝承関係は 一日一妖  @3tabu ポートレートは@99ya3ta ログ twilog.org/tikutaku note.com/tikutaku 九十九屋さんた(さかなや) @tikutaku ずっと神様の正体のわからない神社があって。はじめて、氏子さんが祭祀しているところに通りかかった。儀式終わるまで待ってて、尋ねてみてわかったこと。 『なに祀ってるか、よくわからないんだけど』 まさかこんな民俗学の本でたまにみるのを近所できこうとは 2022-03-03 10:16:05 リンク kameyama-books.booth.pm 新刊:ましらだま殿 - kameyama-books - BOOTH 新刊同人誌『ましらだま 殿』です。 92ページに15名の執筆者が広義

          ずっと神様の正体がわからない神社があったが、氏子さんが祭祀している所に遭遇したので尋ねてみたら『何祀ってるかよくわからない』と言われた
        • 台湾では、道に落ちている赤い封筒を拾うと亡くなった女性と結婚させられる風習「冥婚」が今も色濃く残っているらしい

          リンク Wikipedia 冥婚 冥婚(めいこん)は、生者と死者に分かれた異性同士が行う結婚のこと。陰婚(いんこん)、鬼婚(きこん)、幽婚(ゆうこん)、死後婚(しごこん)、死後結婚(しごけっこん)などとも呼ばれる。英語(事実上の国際通用語)では ghost marriage、あるいは、spirit marriage と言う。 一つには、神話・伝説等の物語の上で、そのような境遇の男女が行うものを言い、いま一つには、結婚と死生観に関わる習俗の一つとして現実に存在するものを指して言う。 神話や伝説における冥婚の物語は冥婚譚とも呼ばれ、世界に広く リンク ナカジマチカ | 楽しく健やかに台湾生活を送りたい日本人フリーランスのブログ 台湾の風習「冥婚」や赤い封筒の意味とは? 台湾の路上に赤い封筒が落ちていたので観察してみた | ナカジマチカ ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)

            台湾では、道に落ちている赤い封筒を拾うと亡くなった女性と結婚させられる風習「冥婚」が今も色濃く残っているらしい
          • 不勉強で無知なのにプライドは高い…日本のアスリートが「鼻持ちならない存在」になりがちな根本原因 「結果だけ出せばいい」を信じ続けた選手たちの末路

            日本では「スポーツ選手のくせに」という非難を耳にすることがある。元ラグビー日本代表で、神戸親和女子大学教授の平尾剛さんは「これはアスリート側にも問題がある。私自身も現役時代は競技のことしか見えておらず、不勉強で無知なのに自意識だけは高かった。そうした振る舞いを続けると、アスリートは社会から利用されるだけで終わってしまう」という――。 世間を賑わす東京五輪の「汚れた金」 東京五輪の開催から1年以上が経過した今になって、東京五輪の「汚れた金」が世間をにぎわしている。 東京五輪のスポンサーでもあった紳士服大手「AOKIホールディングス」や出版大手「KADOKAWA」の元幹部らから賄賂を受け取ったとして、大会組織委員会(JOC)の元理事らが受託収賄罪で、KADOKAWA会長の角川歴彦容疑者らが贈賄の容疑で逮捕されたのだ。 振り返れば開催当初から、新型コロナウイルスの感染拡大が続いているにもかかわら

              不勉強で無知なのにプライドは高い…日本のアスリートが「鼻持ちならない存在」になりがちな根本原因 「結果だけ出せばいい」を信じ続けた選手たちの末路
            • 映画「天気の子」、民俗学で読み解いてみると…… 民俗学者・畑中章宏さんに聞く|好書好日

              文:太田明日香 写真:坂下丈太郎 畑中章宏(はたなか・あきひろ)作家、民俗学者 1962年生まれ。著書に『災害と妖怪』 (亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』 (晶文社)、『柳田国男と今和次郎』 (平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)など多数。近著に『死者の民主主義』(トランスビュー)。 主人公・帆高はなぜ海から来たのか? 畑中さんがまず注目したのは主人公・帆高の名前だった。 「ほだか」と聞くと、長野県にある山「穂高岳」を思い浮かべる人が多いだろう。彼は海からやって来るのに、どうして山の名前を持っているのだろうか。畑中さんはもしかしたら神話の中に帆高のモデルがいるのでは、と仮説を立てる。 「監督の新海誠さんの故郷は信州で、そこに穂高神社という神社があります。穂高岳の神様で、そこに祀られているのは、『古事記』にも出てくる穂高見命(ホタ

                映画「天気の子」、民俗学で読み解いてみると…… 民俗学者・畑中章宏さんに聞く|好書好日
              • 昭和のヒット曲は、 同じ日本なのに、もはや現代とは全く違った文化に感じるという話。

                今年もあと三ヶ月。令和という年号にもさすがに慣れた。 そんな時にすまない。私は昭和の音楽を聴いている。 具体的には1970年代のヒット曲。これを毎日のように聴いている。 しかし昭和の曲というのは面白い。 同じ日本のはずなのに、もはや現代とは違った文化のように感じられる。 たとえば昭和のヒット曲では、登場人物がひんぱんに汽車に乗っている。 当時は普通のことだったんだろうが、令和二年の今聴くと、そこが妙に気になってしまう。 このあいだ昭和のヒット曲をシャッフル再生していた時なんか、イルカの『なごり雪』で、 「汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる」 と歌われた後、ちあきなおみの『喝采』で、 「動き始めた汽車に ひとり飛び乗った」 と歌われて、おまえら汽車ばっかりかと思っていたら、次はチューリップの『心の旅』。 「ああ 明日の今頃は 僕は汽車の中」 一人で笑いそうになっていた。 シャッフル再生

                  昭和のヒット曲は、 同じ日本なのに、もはや現代とは全く違った文化に感じるという話。
                • 本土とはちょっと違う沖縄の旧盆の風景

                  お盆期間中にお墓参りをしない まず、本土のお盆ではお盆期間中に家族や親戚が揃ってお墓の掃除やお墓参りをすることが多いと思うのだが、沖縄では旧盆の約一週間前の旧暦7月7日(七夕)にお墓の掃除とお参りをし、もうすぐお盆が来ることをご先祖様に知らせるのが慣習となっている。そのためお盆期間中はお墓には行かず、本家に親戚が集まりそこでお仏壇に手を合わせるのだ。 一般的なお盆のスケジュールはこんな感じ。親戚周りはするが、お墓参りは含まれていない。 旧暦7/13 ウンケー(「お迎え」の意味) ご先祖様をお迎えする日。 旧暦7/14 ナカヌヒー(中の日) 主に親戚の家を廻って、仏前で挨拶などをする日。 旧暦7/15 ウークイ(「お送り」の意味) ご馳走や、あの世に持って行く品々、ウチカビを持たせてご先祖様を送り出す日。 ちなみに、よく「沖縄県民はお墓でピクニックをする」とテレビなどで取り上げられることがあ

                    本土とはちょっと違う沖縄の旧盆の風景
                  • 「出会って4光年で合体」 古典・民俗学・科学・純文学が絡み合う伝奇ハードSF - 頭の上にミカンをのせる

                    「出会って4光年で合体」 382ページかけて描かれたエロ同人誌が話題になっていたが、382ページという数字に騙されてはいけない。 あなたが382ページという数字から想像するよりこの作品はもっとボリュームが多い。 他のエロ同人誌換算でいうと2000ページ分くらいのボリュームがある作品だ。これが880円というのはバグりすぎている……。あまりの力作に対して価格が安すぎるため、この作者さんの過去作品はすべて90%offで売られているがこちらも全部買ってしまった。こちらも全部面白かった。 評判通り「すごい」作品だった。 プロジェクト・ヘイルメアリーすら途中で挫折したくらいなクソザコな私が、これは一気に最後まで読みきってしまった。エロの力すげー。 「宇宙とは… 命とは…」みたいな正統派SFだよ、竜宮島の島民やヘイルメアリーとかが好きな人は好きなやつだよ、でもまぎれもないエロ本だよ、どうすればいいんだこ

                      「出会って4光年で合体」 古典・民俗学・科学・純文学が絡み合う伝奇ハードSF - 頭の上にミカンをのせる
                    • 子供の通学路についてフィールドワーク研究した本『子どもの道くさ』に掲載されていた写真に「全員男子なのは笑える」「私らの頃と変わってない」などの声

                      岡田悠 @YuuuO この本はすでに絶版となっており、Amazonでは10万円以上に高騰しているようです...参考までに、こちらに簡単ですが感想文を書いています。(この回だけ無料公開にしてみました。)60以上の下校ルートを調査した結果が興味深いです。 感想文『子どもの道くさ』:7月16日の日記 note.com/hyosasa/circle… 2020-07-17 14:00:19

                        子供の通学路についてフィールドワーク研究した本『子どもの道くさ』に掲載されていた写真に「全員男子なのは笑える」「私らの頃と変わってない」などの声
                      • 奈良に「土葬の村」発見! なぜ、今も、村人は土葬を選ぶのか?(高橋 繁行)

                        日本の伝統的な葬式である「土葬・野辺送り」が姿を消したのは、昭和の終わり頃とされている。入れ替わるように火葬が増え、現在、日本の火葬普及率は99・9%以上に達する。 土葬は、日本の風土から完全に消滅してしまったのだろうか。筆者は「土葬・野辺送り」の聞き書き調査を20年以上独自に続け、平成、令和になっても、ある地域に土葬が集中して残っていることを突き止めた。それは大和朝廷のあった奈良盆地の東側、茶畑が美しい山間にある。剣豪、柳生十兵衛ゆかりの柳生の里を含む、複数の集落にまたがるエリアだ。 日本人の精神生活を豊かにしてきた千年の弔い文化を、まだ奇跡的に残る土葬の村の「古老の証言」を手がかりに、明らかにしたい。

                          奈良に「土葬の村」発見! なぜ、今も、村人は土葬を選ぶのか?(高橋 繁行)
                        • ふるさとが治安悪すぎてヤクザに軟禁された話|ぐんぴぃ(バキ童・春とヒコーキ)

                          「手榴弾は拾わないでください」僕の故郷の北九州というところはバカみたいに治安が悪いところです。暴力団、ヤンキー、ひったくり、スリ、性犯罪、飲酒運転の発生率でだいたい全国1位を総ナメにしていました。 今はだいぶマシになったらしいですが、僕が住んでいた頃はそれはそれはヒドイものでした。上京した理由も「ここから逃げたい」でしたし。 僕はあの町で生きるために「治安が悪いこと=オモシロイ」に脳内変換されるようになりました。嫌だったけど愉快でもある故郷の思い出たちを順不同で書いていこうと思います。 北九州市の治安悪すぎエピソードで有名なのは、壁に「手りゅう弾に注意!」というポスターが貼ってあったこと。「猛犬に注意」ぐらいの感覚でした。なんでも学校の花壇に手榴弾が落ちてたことがあったそうです。ひえ~!怖すぎ薬局!以下その画像↓ コラ画像みたいですが、ちゃんと福岡県警がやってるんですよね。 火災訓練の「押

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                          • 民俗学のイメージとして「妖怪」「夜這い」が代表するようになったのは何の影響?民俗学講義の受講生から言われて絶句した一言

                            室井康成(Muroi Kosei) @KoseiMuroi 以前担当した「民俗学」の講義で、受講生から「いつになったら妖怪が出て来るんですか?」と言われて絶句しました。「シラバス読んだでしょ?」と答えるしかありませんでしたが、民俗学へのイメージに「妖怪」と「夜這い」を代表させた言説を検証したい。僕にとって、かかる先入観は「風評被害」です。 2019-12-17 00:07:15 リンク Wikipedia 民俗学 民俗学(みんぞくがく、英語: folklore studies / folkloristics)は、学問領域のひとつ。高度な文明を有する諸国家において、自国民の日常生活文化の歴史を、民間伝承をおもな資料として再構成しようとする学問で、民族学や文化人類学の近接領域である。 民俗学は、風俗や習慣、伝説、民話、歌謡、生活用具、家屋など古くから民間で伝承されてきた有形、無形の民俗資料をも

                              民俗学のイメージとして「妖怪」「夜這い」が代表するようになったのは何の影響?民俗学講義の受講生から言われて絶句した一言
                            • 金髪のロシア美女たちが半裸で団体客をもてなす…小説家が北陸の温泉宿でみた光景 今は「艶会」もストリップも消滅寸前

                              20年ほど前まで、北陸の温泉宿では、下着姿の女性たちが団体客をもてなす「艶会」が行われていた。旅行会社の社員として「艶会」を目の当たりにしたという作家の花房観音さんは「コロナ禍で団体旅行が消滅したため、こうした“大人の娯楽”も壊滅した。一度失われたものは、もう二度と戻らないだろう」という——。 2000年代初めに配られていた衝撃的なパンフレット 「今宵、貴方を熱く、激しく完全燃焼させる!」 「お客様の行事で大興奮の女ずもう!」 「美女に囲まれて、極楽、極楽! うっとり幸福色の夢心地じゃ」 「美女プロレス! お色気遊戯ゲーム! もちつき艶会! 湯女の背流し! 遊々アラビアンナイトショー!」 「◯◯(旅館名)ギャルは、ダンスだけでは満足できません!」 「これぞ、芸術 男性天国の決定版!」 私の手元には、上記のような文言が並んだ「ザ・男の艶会」というパンフレットがある。北陸のある温泉地の旅館が、

                                金髪のロシア美女たちが半裸で団体客をもてなす…小説家が北陸の温泉宿でみた光景 今は「艶会」もストリップも消滅寸前
                              • 『桃太郎』から『鬼滅の刃』まで。なぜ「鬼」が愛され続けるのか、民俗学研究者・山崎敬子に聞く | CINRA

                                近年、かつてないブームを巻き起こした漫画『鬼滅の刃』。主人公である竈門炭治郎が妹・禰豆子や仲間とともに敵に立ち向かう様子には、老若男女が心を揺さぶられ、漫画・アニメ・映画ともに大ヒットを記録した。そんな物語を魅力的に彩るピースのひとつとして挙げられるのが、作中で描かれる多様な「鬼」たちの存在だ。恐ろしく強く、人間を窮地に追い込みながら、最後は涙を残して消えていく……単調な「鬼退治」にならないのは、そんな鬼がいてこそだ。 『鬼滅の刃』のほかにも、鬼が登場する漫画作品は数多く存在する。同じく週刊少年ジャンプで連載されていた『約束のネバーランド』をはじめ、漫画作品には鬼や類似する民俗学的なモチーフがよく用いられる。私たちは一体なぜ、そうしたものに惹かれてしまうのだろう。そもそも、鬼とはどんな存在なのだろうか。 コロナ禍で打撃を受けた全国各地の伝統行事や民俗芸能をサポートするキヤノンマーケティング

                                  『桃太郎』から『鬼滅の刃』まで。なぜ「鬼」が愛され続けるのか、民俗学研究者・山崎敬子に聞く | CINRA
                                • 能登のあばれ祭が完全に事件だった

                                  友人から「能登にある古民家を買ったので遊びにこない?」と言われていたので、特に目的も決めずに軽い気持ちで見知らぬ町を彷徨ったら、なんだすごいお祭りと遭遇した、そんなお話です。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー) 前の記事:ごはんとお粥の研究(デジタルリマスター版) > 個人サイト keiziweb DIY GPS 速攻乗換案内 なぜ能登に? この人が能登に古民家を買ったMasaki Satoさん。山形出身で東京に住んで

                                    能登のあばれ祭が完全に事件だった
                                  • 「人身御供」伝える謎の神事 背景に「大怨霊」の影 闇の中の祈り、今も - 丹波新聞

                                    「その神社の当番になった人は1年間、牛肉食べたらあかんらしいで」―。始まりは知人から寄せられた情報だった。聞けば兵庫県丹波篠山市犬飼にある「大歳神社」のことらしい。興味をそそられ、深く調べていくと、牛肉の話は神事の一部に過ぎないこと、そして、神やもののけに人間をいけにえとしてささげる「人身御供伝説」と、集落名にある「犬」の存在が見えてきた。さらに背後には、ある大物の名も見え隠れする。夜も明けない12月4日午前5時、今年も神事が営まれた神社に足を運んだ。 ◆生きた魚ささげ 子孫繁栄を祈る 闇の中に灯籠と焚き火、ちょうちんの明かりがぼんやりと浮かぶ境内。数人の氏子がいそいそと準備を進めている。 拝殿には11種類の供物が並んでいた。餅や神酒、塩などオーソドックスなものの中で、ひときわ異彩を放っているのが水鉢だ。中を覗き込むと、赤と黒のコイが1匹ずつ泳いでいた。 「なんでか分からんけど、生きた川魚

                                      「人身御供」伝える謎の神事 背景に「大怨霊」の影 闇の中の祈り、今も - 丹波新聞
                                    • 鬼滅の刃、嗅覚、人間の本性その他の話(1)

                                      世間の流行の移り変わりとは無関係に、私は度々『鬼滅の刃』の原作単行本を読み返しているのだが、またも同作を読んでいる。 ここ最近の読み返す切っ掛けの一つとなったのは、例によって金関丈夫の『木馬と石牛』である。何度目だ。 ひとまず最初に紹介しておく金関丈夫の論文は「わきくさ物語」と題する一篇である。 これは、腋臭(わきが、えきしゅう)や体臭を肯定的に捉えるか否定的に捉えるか、その相違について、人類学的な統計データに基づいて西欧人と東アジア人の腋臭体質の多寡(出現頻度)を比較するとともに、東西の文学作品や文献に於ける腋臭や体臭に関する記述を比較したという内容である。今さら気づいたが、論文の題名は『若草物語』のパロディである。 金関丈夫の論旨を大雑把にまとめて紹介すれば、次のようなものである。「人類学的に見て、西欧人の集団では腋臭体質の人の出現頻度が高く、日本や中国などの東アジア人の集団では出現頻

                                        鬼滅の刃、嗅覚、人間の本性その他の話(1)
                                      • 「穢れ」の正体は、「無秩序」なものに触れることへの「恐怖」から来てる「嫌悪」だった―自分とか世界とかが、容易に変貌してしまう先史時代の世界—

                                        巫俊(ふしゅん) @fushunia 「穢れ」の正体が、「無秩序」なものに触れることで、自分だとか世界とかが、別の何かに変貌してしまうことへの「恐怖」から来てる「嫌悪」だったの、生命の本質を突いてると思うし 【感染症で深刻な症状が出ても、客観的に存在するはずの「自己」は変わらない】 って、現代人の意識を浮き彫りにする pic.twitter.com/BnZqosUBPf 2024-01-15 18:59:37 巫俊(ふしゅん) @fushunia 先史時代の人の感覚は、現代人の意識とは相違してるのですが、 「荒ぶるものが、蠢(うごめ)き渡り、蝿のような光が、世界を満たす」 そんな空間の神話/歴史を紐解いてくと、ごくごく限られた世界線に、毎年、何とか戻ることで、かろうじて水田の稲が実り、人間が人間でいられる、そんな世界でした。 pic.twitter.com/gXhLEZz1oJ 2024-

                                          「穢れ」の正体は、「無秩序」なものに触れることへの「恐怖」から来てる「嫌悪」だった―自分とか世界とかが、容易に変貌してしまう先史時代の世界—
                                        • アマビエブームで見逃されたこと 民俗学者が書く「物言う魚」の本質

                                          ウイルスが生み出した“祭り” 「予言する妖怪」たちの多彩な顔ぶれ アマビエは「災難の象徴」である 新型コロナウイルスの流行以降、想像上の存在が、にわかに注目を集めています。SNS上では、妖怪や大仏のイメージが流行。「疫病退散」の願いを込め、その姿を描いて拡散したり、仮想の「仏像」を造るアプリを使ったりする動きが広まりました。とりわけ人気なのが、流行病を予言する三本足の幻獣(げんじゅう)「アマビエ」です。民俗学者・畑中章宏さんは「その姿を消費するだけでなく、決して忘れてはいけない」と警鐘を鳴らします。「予言獣」の起源が示す「災難の象徴」という本質についてつづってもらいました。 民俗学者が感染症について書く理由 民俗学者がなぜ感染症について叙述するのか。民俗学のひとつの方法として「世相史」を編むということがある。代表的な仕事は柳田国男の『明治大正史世相篇』(1931年)だ。 柳田は近過去の流行

                                            アマビエブームで見逃されたこと 民俗学者が書く「物言う魚」の本質
                                          • 鬼とは何者か―差別、偏見、排除の日本史

                                            多くの日本人が「鬼」と聞いて思い浮かべるのは、「桃太郎」の挿絵などで目にする、角2本、ギョロ目で金棒を振り回す赤鬼、青鬼だろう。かつて鬼はリアルな脅威で、古代の歴史書にはその出現が事件として記録され、鬼とみなす対象もさまざまだった。時代が下るにつれ、妖怪の一種として、主に物語の中で語られるようになる。日本人にとって、鬼とは何者なのか。宗教史学者の小山聡子氏に聞いた。 小山 聡子 KOYAMA Satoko 二松学舎大学文学部教授。1976年生まれ。専門は日本宗教史。2003年、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。博士(学術)。主な著書に『往生際の日本史―人はいかに死を迎えてきたのか』(春秋社、2019年)、『もののけの日本史―死霊、幽霊、妖怪の1000年』(中公新書、2020年)。共編著に『幽霊の歴史文化学』(思文閣出版、2019年)。最新刊に『鬼と日本人の歴史』(2023年、ち

                                              鬼とは何者か―差別、偏見、排除の日本史