「著名人の事件でもないのに、なぜこんなに多くの人がいるのか」。横浜地裁で開かれた、ある被告の刑事裁判で、記者は3月以降、疑問を持ち続けていた。 <横浜市教育委員会は21日、2019年度から今年4月にかけて横浜地裁で公判があった教員によるわいせつ事件で、多数の職員を動員して法廷の傍聴席に行かせ、一般の人が傍聴できないようにしていたと発表した。>
【ソウル=木下大資】通信アプリLINE(ライン)を運営するLINEヤフーに対し、総務省が韓国IT大手ネイバーとの資本関係見直しを求めたことに、韓国メディアが一斉に批判的な報道を展開している。自国企業の育てたサービスが日本に「強奪される」との受け止めが広がり、野党の一部では過去の植民地支配と重ねて日本への反感をあおる動きもある。 最大野党「共に民主党」の李在明(イジェミョン)代表は11日、自身の交流サイト(SNS)で松本剛明総務相が伊藤博文の子孫だと指摘する報道を引用し、「韓国のサイバー領土・LINEの侵奪」などと書き込んで尹錫悦(ユンソンニョル)政権の対応が消極的だと批判した。伊藤博文は初代韓国統監を務め、韓国では否定的なイメージが強い。祖国革新党の曺国(チョグク)代表は13日、LINE問題に抗議するとして島根県竹島(韓国名・独島=トクト)を訪問した。 この問題では昨年、LINE利用者らの
もうこの人が記者会見でいくら暴れようと誰も驚かなくなった。東京新聞の望月衣塑子記者である。当てられた途端に早口で質問に被せて演説をぶる彼女の姿は、もはや会見場の風物詩となっている。そんな望月氏に対して、とうとう社内から本人にクレームが入ったという。なぜいまさら…。 【写真を見る】「東京新聞記者」を名乗りながら、いつも盟友である元朝日記者でYouTubeニュース番組「アークタイムズ」編集長の尾形聡彦氏の隣に座る望月衣塑子記者。この日も2人で「連弾質問」を繰り出した 。ジャニーズ会見、参院法務委員会などの「名場面集」も *** 政治部がブチ切れた 5月27日に立憲民主党本部で開かれた蓮舫参院議員の都知事選出馬会見では、記者クラブ記者よりもフリーランス記者が優先してあてられた。 望月氏の盟友として知られる、元朝日新聞記者でYouTubeニュース番組「アークタイムズ」編集長の尾形聡彦氏が3点と言い
「やられた」。風間さんは直感した。いつも画面上に表示されているアンテナマークが全て消え、電話など電波の必要な操作が何もできない。駆け込んだ携帯ショップで調べてもらうと、予想どおり何者かに乗っ取られていた。 「僕を名乗る誰かが名古屋市内で機種変更手続きをして、携帯機能も情報も、全部そっちに移った」。店から本人確認はマイナカードの目視だったと聞いたが、自分のカードはずっと家にある。「免許証の偽造は知っていたが『マイナカードで来たか』と」。職業柄、氏名や生年月日といった個人情報を公表しており、偽造の際に悪用されたとみられる。スマホに入れていた決済アプリなどを悪用され、タクシー代などに計10万円余が使われた。
東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)で自民党東京都連は10日、現職の小池百合子氏を支援する方針を確認した。裏金事件での党勢低迷で独自候補を立てられない自民は、小池氏に便乗し「不戦敗」を避けたい考え。ただ、出馬表明した立憲民主党の蓮舫参院議員が「反自民、非小池」を唱える中、小池氏の周辺では「自民色」に懸念の声も聞かれる。(三宅千智、渡辺真由子) 「小池さんが3選の出馬をするならば、支援する方向で考えていく」。10日、党本部での都連会合後、萩生田光一都連会長が記者団に説明した。「知事サイドのお考えもあると思う」と小池氏への配慮もにじませた。国会・地方議員ら出席した約200人から異論はなかったという。
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。 昨年8月1日付で教育功労により高齢者叙勲「瑞宝双光章」の授与が発表された元公立小中学校長の男性(当時88)=山武市、今年3月死去=への「勲章」と証書である「勲記」について、千葉県から引き受け男性方に渡すはずの同市が紛失していたことが、千葉日報社の取材で分かった。再発行された勲章は28日、内田淳一教育長から遺族に届けられたが、勲記は再発行できない「国璽(こくじ)」が使われているため、4月に松下浩明市長らが代わりとして「有勲証明書」を渡し遺族に謝罪していた。 山武市などによると、男性は同市内の小中学校の校長などを務め、88歳で高齢者叙勲「瑞宝双光章」の授与が昨年8月1日付で発表された。 勲記と勲章は、県から市に渡り、男性に届けられるはずだったが、体調を崩して今年3月に死去。生前に贈られるこ
改正入管難民法が17日の衆院法務委員会で可決され、税金や社会保険料の滞納などを理由に外国人の永住資格を取り消せるようにする制度が導入に近づいている。台湾出身で2018年に永住資格を取得した芥川賞作家の李琴峰(り・ことみ)さん(34)は、日本社会にくすぶる外国人への排外的な感情を刺激し、差別を加速させると警告する。李さんに、同制度についての考えを聞いた。(聞き手・池尾伸一) 李琴峰(り・ことみ) 1989年台湾生まれ。2011年早稲田大に留学、13年に再来日し同大大学院で修士課程修了。18年に日本の永住資格を取得。21年『彼岸花が咲く島』で芥川賞受賞。同作では、「一つの警鐘」(李さん)として、架空の国〈ニホン〉が「外人」を全て追い出し人口が半分になるストーリーも描いた。レズビアンと公表しており、性的少数者(LGBTQ)の権利についても積極的に発言している。
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