シリア北部・トルコ国境沿いの要衝ラスアルアイン郊外にある米軍主導の有志連合軍基地そばで、米軍車両を囲んでトルコの脅威に抗議するシリアのクルド人たち(2019年10月6日撮影)。(c)Delil SOULEIMAN / AFP 【10月7日 AFP】トルコ政府は、シリア北部の国境地帯で、クルド人民兵部隊を標的とした「空と陸から」の軍事作戦を間もなく開始すると発表した。米ホワイトハウス(White House)は6日、米軍を国境付近から撤退させ、トルコの作戦支援は行わないと表明。一方、クルド人側は、トルコ軍がシリアに侵攻すればイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の復活を招くと警告している。 トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は5日、テレビ演説で「きょう、あすにも」作戦を開始すると宣言した。 これを受けてホワイトハウスは6日、「トルコは間