金沢市の鶏料理専門店で食中毒が発生し、金沢市保健所はこの店を8月2日から3日間営業停止処分としました。 食中毒が発生したのは金沢市香林坊2丁目にある鶏料理専門店の「とり源」です。 7月22日、30代の男性2人がこの店でささみやモモなど鳥刺しの盛り合わせを食べたところ、下痢や嘔吐、発熱などの症状を訴えました。 その後患者2人から金沢市保健所に連絡が入り検査したところ、便からカンピロバクターが検出されました。2人の容体は快方に向かっています。 2人の共通する食事はこの店のものだけだったため、金沢市保健所は食中毒と断定しこの店を8月2日から3日間営業停止処分としました。 カンピロバクターはニワトリや牛などの腸管にいる細菌で、500個から800個ほどの少量の菌でも食中毒が発生します。 そのため、保健所は「新鮮な鶏肉は安全だということはない」と警鐘を鳴らしています。 一方、カンピロバクターは熱に弱い