15日付の中国英字紙、チャイナ・デーリーは、中国の重慶市内で「セックス」を題材にした異例のテーマパーク「性公園(ラブ・ランド)」の開設準備が進んでいると伝えた。同紙によると、同パークのマネジャーは「中国ではセックスはタブー視されてきたが、性教育に加え、中国人が円満な性生活を楽しむことにも役立つ」と趣旨を説明している。性病やエイズの防止活動も展開する方針だ。10月にオープン予定の同パークには、下着姿の女性の下半身をかたどった回転式の広告塔が登場している。一方で、重慶市当局では「パーク内の景観に公序良俗に反するものがあれば改善を促す」としている。(杭州=中国浙江省 河崎真澄)