100日後に死ぬワニ、そこまで興味がなかったけど最後の展開を見てものすごく好きになってしまった。 100日目のマンガはやたらリリカルで、ワニの「生」を思いやるような余韻に溢れる終わり方になっている。 これはいいなあ、なんて思っていたのだが、その次の発表がさらに良かった。 「ワニ追悼」と称してとんでもない種類を取りそろえたポップアップストア。 いきものがかりとのコラボソング。 さらに、映画化。 「商魂たくましい」なんて言葉をこえた怒涛の展開。さっきまでの余韻を完全にぶち壊している。 でも、作者の過去のマンガを見るにあたってこの「余韻ぶち壊し」は意図的なものなんじゃないかと思う。 つまり、真のオチは「メディア展開」ということなんだろう。 ワニのファンさえも手球にとっていて、最高だなと思った。 あの桜の風景からの、これですよ。追悼という文字のすぐ隣に「POP」。めっちゃ笑った。