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えり<襟・衿・領>(3) - 渋谷ファッション&アート専門学校
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えり<襟・衿・領>(3) - 渋谷ファッション&アート専門学校
さて、前回は中世ヨーロッパの男性の一般服「プールポワン」に帯状の「スタンド・カラー」が付き、次第... さて、前回は中世ヨーロッパの男性の一般服「プールポワン」に帯状の「スタンド・カラー」が付き、次第にその高さが高くなって、内側に襞(ひだ)が付いたりして、装飾性を増していった経緯をお話ししました。 そして宮廷文化が花開いた16世紀後半のヨーロッパ。 ファッションにおける装飾性が王族や貴族たちの間で競われたことは、「ハンカチーフ」や「ボタン」の回でもお話ししましたね。 襟も同じように、スタンド・カラーの内側に付くようになった襞(ひだ)がどんどん幅を広げ、大型化して存在感を増していったのです。 そしてピークに達すると、巨大な“あの襟”が登場しました。 そう、「ruff(ラフ)」、つまり「襞(ひだ)襟」です。 この巨大な襟に、ヨーロッパ中の王族や貴族の男女は夢中になり、ラフはこの時代の貴人の衣服の一大特色となりました。 あるフランス王が、戴冠(たいかん)式の時間を忘れるほどこのラフを付けるのに熱中