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「性被害を受けていない人を探すほうが難しい」現役俳優が語る日本映画界の“ワケのわからない常識” | 週刊女性PRIME
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「性被害を受けていない人を探すほうが難しい」現役俳優が語る日本映画界の“ワケのわからない常識” | 週刊女性PRIME
今、日本の映画界・芸能界において初めてといっていい、ハラスメント告発ムーブメントが起こっている。 ... 今、日本の映画界・芸能界において初めてといっていい、ハラスメント告発ムーブメントが起こっている。 「女優さん、そして業界にいる女性の方々で、セクハラ・性被害を受けたことがない人を探すほうが難しいレベルで、みなさん何らかのセクハラ被害を受けている」 そう話すのは、俳優の松崎悠希さん。日米で活動し、『硫黄島からの手紙』('06年)などの出演で知られる。プロデューサーとしても活動し、“現場”に触れてきた。今、業界においてハラスメント告発が増えているが、起こりやすい事情があるのか。 「演技指導だ」と俳優を追い込む日本映画界 「1つの要因として、日本の映画産業、テレビドラマ産業において、監督に権限が集中しすぎていること。日本では、監督の名前に“組”を付けて、製作陣を『○○組』と呼ぶことが多いですが、監督をトップとするチームです。監督にすべての決定権があるように進む。日本は監督がお山の大将になりやすい