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デロイト中国「手抜き監査横行」の仰天実態 | 財新
告発文書からは、ずさんすぎる監査体制の実態が明るみになっている(写真:Imaginechina/時事通信フォ... 告発文書からは、ずさんすぎる監査体制の実態が明るみになっている(写真:Imaginechina/時事通信フォト) 世界4大会計事務所の1つ、デロイト・トウシュ・トーマツの中国法人(デロイト中国)の社員が、「放飛機(ファンフェイジー)」と隠語で呼ばれる手抜き監査の横行を内部告発した。その文書はネット上で拡散され、中国の市場関係者に衝撃を与えている。財新記者が入手した同文書には、不正の舞台として、かつて東京証券取引所に上場していた中国企業も登場。アメリカや香港に上場する中国企業を含めた財務諸表の信用性を根底から揺るがす問題だけに、日本の投資家やビジネスパーソンにとっても無関心ではいられない。 中国の会計監査の信用が揺らいでいる。 2月3日、デロイト中国の社員が、55ページにも及ぶ内部告発の文書を同僚のメールアドレスに一斉送信した。この告発者は「道徳的に超えてはならない一線」を越えた不正行為があ
2021/02/23 リンク