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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた――人生の欠片、音と食のレシピ〈13皿め〉 - けいそうビブリオフィル
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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた――人生の欠片、音と食のレシピ〈13皿め〉 - けいそうビブリオフィル
フランスを拠点に、世界中で演奏する日々をおくるサックス奏者の仲野麻紀さん。すてきな演奏旅行のお話... フランスを拠点に、世界中で演奏する日々をおくるサックス奏者の仲野麻紀さん。すてきな演奏旅行のお話をうかがっていたある日、「ミュージシャンは料理じょうずな人が多いんですよ。演奏の合間に、そのおいしいレシピを教えてもらうこともありますよ」と。「えー、たしかに耳が繊細な人は舌も繊細そう(思い込み?)。そのレシピ、教えてもらえないでしょうか!」ということで、世界中のミュージシャンからおそわったレシピをこちらでご紹介いただきます。 料理は、その人が生まれ、育ってきた文化や環境を物語るもの、人生の欠片ともいえます。世界各地で生きる人たちの姿、人生の欠片のレシピから多様なSaveur 香りが届きますように。【編集部】 2016年、パリ19区のアパートの前の高架線の下は難民の人々のテントで埋め尽くされていた。 メトロから地上にあがれば、もう日常となったここに暮らす人々とのアイコンタクトや、おそらく排泄場が