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天才プログラマー金子勇の“本当の姿”を伝えたかった…映画『Winny』が問いかける日本社会の問題点とは(熊野 雅恵) @gendai_biz
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天才プログラマー金子勇の“本当の姿”を伝えたかった…映画『Winny』が問いかける日本社会の問題点とは(熊野 雅恵) @gendai_biz
全体を管理するサーバーなしで不特定多数の人たちと簡単にファイルを共有できるソフト「Winny」。ネット... 全体を管理するサーバーなしで不特定多数の人たちと簡単にファイルを共有できるソフト「Winny」。ネット上に公開された途端、瞬く間にユーザーが増えピーク時の利用者は200万人にも上ったが、同時に映画やゲーム、音楽の違法アップロードを招き、社会問題に。そして、ついにWinnyの開発者である金子勇さんも著作権侵害の幇助罪で逮捕、起訴される。 一審は有罪。その後控訴し、逮捕から7年以上経って無罪を勝ち取るが、そのわずか1年半後に金子さんは急逝してしまう。現在、この事件を描いた映画『Winny』が公開されているが、IT業界の関係者からの熱い支持もあって満席が続出。天才プログラマーはなぜ裁判を闘い貫いたのか、そして、なぜ今、この映画が作られたのか――。監督の松本優作さんに話を聞いた。 【あらすじ】 2002年、東京大学大学院の研究室で特任助手として働いていた金子勇(東出昌大)は、当時困難とされていた大