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“So it goes.”【英米文学この一句】 - ENGLISH JOURNAL
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“So it goes.”【英米文学この一句】 - ENGLISH JOURNAL
翻訳家の柴田元幸さんが、英米現代・古典に登場する印象的な「一句」をピックアップ。その真意や背景、... 翻訳家の柴田元幸さんが、英米現代・古典に登場する印象的な「一句」をピックアップ。その真意や背景、日本語訳、関連作品などに思いを巡らせます。シンプルな一言から広がる文学の世界をお楽しみください。 So it goes.?Kurt Vonnegut, Slaughterhouse-Five (1969) カート・ヴォネガットは小説にリフレインを多用する。“ And so on ”(Breakfast Of Champions; 邦題『チャンピオンたちの朝食』), “Hi ho”(Slapstick; 邦題『スラップスティック』)といったフレーズが作中にくり返し現われて、文章のリズムを作るとともに、すべてのことが等しく重要であるような、ないような独特の気分を醸し出す。なかでも特に有名なのが、作品としてもヴォネガット代表作であるこの『スローターハウス5』に頻出する“ So it goes.”である